毎年、最新モデルが発表されるユーロバイクショー！
今年も話題になりそうなフレームや、商品が出展された模様です。

SCOTTのNEWフレームは、なんとヘッド、BB部分もアルミを使用せず作られています。
GIANTに生産を依頼している会社ですので、GIANT製でしょうか。
そのGIANTについてですが、、、
ますますカーボン化が進行し、それを担う高品質モノコックカーボンフレームを生産できる数少ない工場は、ますます高度な生産能力を問われています。
生産できるカーボン工場は本当に少なく、高品質なモノコックフレームを生産できる工場と、表面を塗装して繋ぎ目をごまかす工場との２極分化は、さらに加速しそうです。
その中の一社、GIANTという会社についてです。
USAブランドのT社、S社、C社を始め、イタリーのC社など有名ブランドを数多く生産している最も生産量の多い会社です。まさに巨大ですね。そしてライバル関係のMERIDAのカーボンフレームまで、、
生産工場は、高品質なものを本社、台湾の台中県大甲市で生産し、安価なものは中国で生産しています。
面白い話としては、台湾の自転車クラブがGIANTの工場へ見学に行ったとき、欧米の自転車を優秀と考えている人たちが眼にしたのは、自国で生産されている別の高級車ブランドの数々。
さすがにショックは隠しきれなかったそうです。
GIANTと繋がりのあるSRAMの展開。直営店を始めた台湾での販売方針変更。
高級車とされる自転車を生産している自負からか、安売り販売のイメージを刷新し、ツールで好成績を収めているGIANTブランドを、一気に頂点へ持っていくマーケッティングが見え隠れしていますし、その実力は当然あります。

ところでユーロバイクショーの画像をチェックしていたら、なんと左側にＶＥＬＬＵＭのバナーが、、、
そして、ホームページのデザインも変っていました。