ffe7d841.JPG今回のホノルルセンチュリーライドレポートです。
次回の参考になりますかどうか、
9月21日、新小岩駅からJRで空港に行きます。
所持品一式は、画像のとおりでした。

フライトはJALウェイズで、夜10:00の成田出発最終便です。
フライト中、睡眠を如何に取るかが重要なのですが、ディジーとダビンチコード2本の映画を見てしまったことと、3人席の真ん中で両隣が女性というヨダレを垂らせない状況なので少しだけの睡眠に終わりました。
右隣の女性は、中国人でマカオからホノルルの友人に合いに行く途中。
もう一方は一人の旅行で、ハワイの離島を旅するということでした。
会話は日本語と英語で、、
JALウェイズは、サービスも行き届き、大変快適でした。

到着して、気温の違いが少ないことを感じます。
風がやや強く、この時期のハワイは風の影響を考慮しなければならないことを知ります。
荷物のすべてをツアーにサポートがやってくれますので、ほとんど荷物を持たずに済みます。
それにしても自転車の箱だらけ。
よく飛行機が飛びましたね。

ホテルの部屋まで荷物を送ってくれますので、手持ちのものだけで、行動できます。
WAIKIKIのツアーディスクへバスで行き、滞在中の説明とセンチュリーライドの件に関して、1時間程度レクチャーがあり、自由行動に。
15:00チェックイン時に再集合し各ホテルの部屋へ行きます。
部屋は、明るく清潔。広さも充分で海がちょこっと見えるテラスにチェアーもあり、滞在中快適に過ごせそうです。





数日間は、レポートさせていただいたとおりに、のんびり過ごしました。
毎日昼寝を楽しむのが、大変気持ちよかった。

さて、本番。
朝、5時起きで準備し、まだ日の出前の暗い中をすぐ近くのカピオラニ公園スタート地点へ向かいます。
4000人の参加者が集まり、感動を覚えます。
これから同じ道を走る仲間ですから。
日本とハワイをあわせた海外の参加者は約半々。
使う機材にWレバーが多かったのも気になりました。
さて、カウントダウンとともにスタート!
集団で進みますが、広い公園を抜けるとダイアモンドヘッド下の勾配になります。
試走していたので、不安なく登ることも出来、前回より楽に登れているので、今日の自分の調子は良さそうと感じました。

ところで最近100kmを超える走行をしていないことに気が付きました。もう何ヶ月もです。さてどうなりますか。

ダイアモンドヘッド海側を下り、H1高速に出ます。この右斜線は自転車専用に赤いコーンで区切られ快適に走ることができます。
向かい風も集団で走っているので、問題にはなりません。
右折して高速をはずれ、ハートブレイクヒルが現れます。
途中でチェーンが脱落しているライダーもいましたが、なんとチェーンが切れている人も。
じっくり踏んで登り切ると海に向かってダウンヒルです。
海に出ると右折して往路最初のエイドステーション、25マイル参加者の折り返し地点、サンディビーチパークです。
補給としばしの休息を取り海岸線を北上します。
長い登りで岬を越え美しい海を見ながらの走行は、まさにハワイならでは。
40マイルエイドステーションは、すぐそこです。
ここまでの路でパンクしたコミネ様は、エアを補給します。

さらに50マイルを目指してスタート。
この区間は海からはなれ、林の中を走るようなコースです。
日差しも徐々に強くなり。到着した50マイルエイドステーションでは、日焼け止めローションを付け直します。
ここで、一発目の爆弾、パワーバーGELをゴクリ!
再びスタートして75マイルを目指します。
美しい海岸線を通ると、カネオハ市内へ入り3車線道路を右折左折しながら進み、カメハメハハイウェーを走ります。
75マイルエイドステーションも多くのライダーには、選択の場所。
このまま先に行くか、引き返すのか。
私たちの参加者は、未知の世界に挑戦する選択を選びました。

ここまでは前回6月に走っていないコースです。が、ここからは知っている道になり、気分も軽やか。
前回道路工事をしていたところは綺麗な路面に変り、走りやすくなっていました。
海沿いの一番綺麗なハイライトが100マイル折り返し地点まで続きます。
100マイルは大勢の人が休憩しています。
帰路のルートを考えると、つい長くなりがちですが、2発目の爆弾を摂取して早めに折り返すことにします。
すでに、はやし夫妻は1時間も先にココを出ていましたので、最初は流して走りますが私だけ追うことにします。
食料が帰りのエイドステーションになくなるところがあり、お腹が空いてきましたが、ウエノ様の奥様にいただいた干し梅と、羊羹で補給し先を急ぎます。
50マイルのエイドステーションでパンク修理をしているハヤシ様ご夫妻に追いつき、ご一緒させていただきましたが、ペースが速いの何の。
先頭を引くことがままならず、のぼりの向かい風でようやく仕事が出来ました。
ハヤシ様、奥様ともこの日のために練習してこられたためか、良い走りっぷりで、スタート直後から見失いメールでのやり取りで相当先行していたのを知るのみでした。

最後まで余力を残してゴールするつもりが、先が見えてきたので、ペースをさらに上げます。
最後のダイアモンドヘッド回りこみの登りでは、脚がプルプルしていながらダンシングで上がり、一気にカピオラニ公園へフィニッシュ。
達成感がたっぷり楽しめ、気持ちのよいランでした。

夕方、マリオットホテルのレストランで夕食をともにさせていただき、同じ道を楽しんだ事の素晴らしさを実感。
さらに蟹が、ビーフが美味しかった夕食でした。

翌日は、朝から帰国のためバスに乗り空港へ。
その前に早朝荷物の受け取りにツアー会社の方が来ます。
空港はまたも自転車だらけ。
でも、もう一日滞在して疲れを癒してからの帰国を推奨いたします。
飛行機の中では良く眠れました。

帰りはラッシュの時間帯に重なりそうなので、登りで逆方向になることを考慮してもあの荷物は迷惑になると思い、駅員さんに相談します。
結果グリーン車の平デッキ部分に乗れば何とかなるとの事で、2席占領状態で快速電車に乗りました。
新小岩は雨。迎えの車をお願いし帰宅。
大量の洗濯物は、もちろん私の仕事です。