500系新幹線車両です。
最高速を目指した究極のデザインは、惹かれますね。
現在700系に移行し始め、ダイヤを確認しないと乗ることが出来ないようです。
ズバリ、ターゲットは航空機！
熾烈な速度競争から生まれたデザインは、エアクラフトのような丸い断面を持ち、乗車定員、快適性を犠牲にし速度を追求したコンコルドを彷彿とさせます。

往路は700系の車両両端部をリクエストしました。
これは大変快適で、静かな車両です。
両端部には電源を備えている為、パソコン等を駆動することが可能です。
私は、ノートPCで映画を鑑賞して過ごしました。
実は私が新幹線に乗るのは約30年ぶりです。
その間の進化は、本当にすごいですね。

帰りは、まもなく東海道線から姿を消す500系の車両をチョイスしました。
これは、先にも書きましたが本当に鉄道車両とは思えません。
先頭運転席は、戦闘機のコックピットの様です。
オールM（モハ、電動車）の構成は、どうしても騒音で不利です。
車内の気密構造からか、空調の悪さも感じましたが、シートピッチが長いのでのんびり乗っていることが出来ます。
航空機のようなシーベルトがないのでくつろげますが、不安を感じるのは私だけでしょうか。加速はシートバックにグングン感じますし、カーブではGを感じ、性能の高さを実感できます。

さて、帰りは道程を考えてみました。
最近、名古屋や、京都から東京まで自転車で走ったお客様いらっしゃったからです。
新幹線も、自転車も車輪を回転させて進むのは同じ事ですから、回転数の違いこそあれ、地面に轍を刻んで進むことに変わりありません。
長い距離、その方々は自転車で走るとき何を考えているのでしょう。
浜名湖、田子の浦、富士山、箱根越え。


行きも帰り平日にもかかわらず、席はほぼ満席です。
ドル箱路線とは言え皆さん1万円近いお金を払って乗車しているのですから、金額は天文学的数字でしょう。
そろそろ値下げが有ってもいいですよね。
ビジネスで往復されている皆様、本当にご苦労様です。

お休みをいただき、ありがとうございました。
ご招待いただいた�蠖蔀�産業様にも御礼申し上げます。
久々に夢のような時を過ごしました。