詳細は後ほどアップいたしますが、ここまでのお話を少し。
2009年ニューモデルで大きく変わるのが先のCampagnolo 11速、シマノ7900とGIANTのフレームでしょう。
シマノの7900は、一言で言うと大きな変化を感じます。
シマノの技術者が考え出すアイディアは、留まることを知りません。
チェーンリングを中空に鍛造することなど、いったい誰が考え付いたのか。
トリム不要という個所は、テストに供したBIKEでは調整不足で、実際その操作を必要としましたが、今のLC流調整ならトリム調整不要の同じセッティングができます。
電動シフトは、マイクロスイッチの個体差、セッティングでまだプロトモデルだからとの前置きで完全に動作しないのがあり、別の個体で動作を確認しなおした経緯があります。
しかしこれも画期的なシステムで、早速装着したくなる仕上がりです。
特にFDのにゅーっとした動きは、私が最初に見たときから、3年以上の開発期間を経てたどり着いた動きでしょう。
負荷のかかったローラーで、踏みながらでもすんなりアウターへのシフトができます。

GIANTのNewフレームは、台北ショーのレポートで既報の通りですが、ようやく新しい金型によるフレームを生産することになります。
2009年のNewフレームは、エアロダイナミクスを除いて、概ね良い流れだともいますが、カーボンファイバーにT800を採用しているのが気になりました。
量産フレームでは、資材不足で生産ができないことは、経済的に大きなダメージになります。
このフレームは、BBをフレーム内にベアリングを圧入する方式です。
これは、現時点で2つの流れに分かれます。
キャノンデールが提唱しFSAが提供するBB30と、インターナルBB方式です。
GIANTはどのコンポーネントも装着できるBBを用意して互換性を確保しています。

105レベルのコンポーネントでフルカーボンフレームが29万円前後。
アンカーは、若干安い価格でRFX-8を用意してきましたが、すべてシマノのパーツで構成されていますから、カラー、ハンドルバーサイズなどをチョイスできる事を含めますと、このクラスではこれが一番いいかなと思います。

画像は後ほどアップします。
期待外れは、靴底で油をふんづけて乗ったような感覚のMAVICペダルシステム。
良かったのは3年前のキシリウムSLと同等重量、1550gまで軽量化されたキシリウムエリートと、カーボンスポークで大幅に軽量化された1595gのコスミックカーボンSLRです。

アンカーでは、RFX-8とハンガーがラグになるRNC-7。そしてクロモリフォーク採用の夢がかなったアニバーサリーモデル。

GIANTではR3の新色と大きなサイズのフレームモデル。
軽量なカーボンフレームのMTB。

パールイズミでは、ポラールのトランスミッターがBibショーツの背中に装着でき、電極が縫いこんである一体型のウェアー。
4センチ長めのアームウォーマーと女性専用のアームウォーマー。

ここまでは以上です。
また今日も頑張ります。