0839baa8.JPGこの日の整備は、約10年のOLDモデル、MBK(モトベカン)
装着されたコンポーネントは、初代の8速STIを含む105です。
まったく動作しないSTIの分解整備をしました。
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ワイヤーを縁切りして、作業開始。
巻き取り状態のまま、なぜかリヤーはトップギアーのまま。
グリスが固着して動かないケースがほとんどなので、まずパーツクリーナーで古いグリスを洗い流してみました。
しかし内部でスプリングが折れているのか、まったく手ごたえがなくだめです。
分解マニュアルがあるわけではありませんので、慎重にばらします。
構造は7700シリーズとほぼ同じで、大まかな分解は7800とも同じです。

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動作不良の原因は、やっぱりグリスの固着でした。
茶色い部分が、古いグリスにまみれた箇所です。
この当時のグリスの品質か、カメラのヘリコイドグリスのように、臭く変色してしまっています。
スプリングの力で爪が動かないほどに。
パーツクリーナーで、グリスを溶かして、VT-08を含む少量のグリスで組みなおします。
動作を確認しながら元通りに組んで完成。
新品以上にスムーズに動いたときは、我ながら感動してしまい、スタッフや居合わせたお客様に動作を披露したほど。

補修部品もない整備は、いつも緊張しますが、楽しいひと時でした。