09f0cb91.jpgZENZA BRONICA C2
フィルムバック交換式のS2は、沢山見かけますが、フィルムバックが一体式で、シャッターが1/500までの当時は廉価版だったと思われるC2は、なかなか見かけません。

ヒカリカメラさんで、委託品として出ていた、このカメラ。
ブロニカコレクターを目指す私が、見逃すわけはありません。
と言うのは、冗談です。
S2を使っていると、引き蓋を抜き忘れて、シャッターを切りそこなう事がしばしば。
抜きっぱなしにしておけって?
確かにそうなんですけど、古いカメラですから、光線漏れが気になって、私は撮影が終わると差し込んでしまうのです。
差し込んだままでは、シャッターが切れません。
ストリートスナップで、チャンスとばかりにシャッタを押した途端、動かない。
このストレスから、引き蓋のないC2は開放されます。

午後のALTA前


午後のALTA前


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シャッター音も、ショックもS2よりは軽く感じますが、それでもシャッター音で、休んでいるハトが飛び出すと言われるほどの、大きな音は変わりません。
でも、この手応えがたまらなく好きなのです。
最近ゼンザブロニカの本が出ました。

和製ハッセルと言われていますが、使い比べると使いやすさはブロニカのほうが、良いように思えます。
ニッコールのレンズも、カールツアイスに大きな差があると思いませんし、優っている感もあります。

逆光テスト


自慢のLEICA


川上さん、ご自慢のLEICA D3ブラックモデルは、ニッケル仕上げのエルマーレンズが付いています。ごめんよ、ピントはカメラだ。

目白駅前


目白駅前のこの建物、昔からあるのですがもうテナントは入っておらず、取り壊しが近い感じです。


暖簾の赤


大きなニッコールのレンズが付いても、ハッセルの1/4程度の中古価格で入手できますので、ちょっとミドルフォーマットの真四角写真を始めてみようかと言う向きには、数が沢山出回っていますので、ブロニカS2は、お勧めのカメラです。

信頼のできる中古カメラ屋さんで、使い方も良く教えてもらって保証のあるものをぜひどうぞ。