カーボンフレームは、軽量で快適。
すでに多くのお客様に楽しんでいただいている、夢のような素材です。
通常のご使用では、全く問題は起きませんが、転倒してこのように破損してしまうことも、正直ございます。
今回は、シートチューブにクラックが入ってしまった場合の補修例をご紹介いたします。

カーボンフレーム補修



プリプレグを巻いたところ


カーボンフレーム工場に、補修方法として教えてもらった方法です。
フレームの表面をペーパーで足付けして、フォーク、シートステーの接着などに採用されている特殊な強度のある接着剤を用い、フレーム体に接着剤を塗布してからカーボンシートを巻き、圧力をかけた状態で硬化させます。

硬化後、表面を仕上げて、クリアー塗装を施しました。

もう少し上の個所でしたら、中からの補強で、表面には出ないのですが、この場合は、鉢巻のように表に出てしまいました。

カーボンは圧縮方向に弱い特性がありますから、今後このまま使用していく上で、カーボンシートの上下付近が白くなってくるようなら、だめですが、経過を観察して問題なければ完全修理となります。

カーボンのフレームが損傷する事例は、単に落車した程度ではフレーム体には損傷が及ばないのですが、直接硬いものにぶつけたりすると、割れるような損傷を受けます。
基本的には、修理不能なのですが、お客様のご了解で、このような修理も承ります。