ルネのランドナーです。
赤いフロントバックを乗せて御満悦の川上さん。
毎日、お店の周りをちょこっと乗っては、その柔らかな乗り心地を楽しんでいます。

ルネで走る


ルネ


カーボンブラシ リングの修理


ところで、このルネルス。
40年の歳月で、ライトが点灯しません。
この自転車の配線はカーボンブラシと言う、ルネが考案した(浅麓堂 中堀さん曰く ヒントは、車のステアリングのホーンボタン配線構造ではないかとのこと)システムで、ダイナモからシートステーに開けた穴からマッドガードまでをフレームの中を通り、マッドガードの端に沿ってチェーンステーの基部まで導かれ、そこかか小さな穴でフレーム内に入りダウンチューブ内を上に通し、ヘッドチューブのこの真鍮製リングにはんだ付けされています。
これをベークライトの様な絶縁材リングをはめてヘッドチューブに圧入されています。
これに、フロントフォークからスプリングで押し出されるカーボンブラシ(電動工具のモーター接点の様なもの)でフォークに伝わり、フォーク内を配線で通りマッドガードへ。
マッドガードへはフォーククラウン裏で小さな穴から入り込み、マッドガード端を前に通し、ヘッドライトへ繋がっています。

テールライトは、マッドガードを後ろへ。

長い歳月で、ベークライト製と思われる絶縁材が充分機能していないみたいです。
フォークを挿す時に、ブラシの頭を押さえていたにもかかわらずポキリ。
折れてしまいました。
これは、経年変化とは言え、さすがに落ち込みましたが乾電池の黒鉛芯で複製して事なきを得ました。
作業途中、テスター故障で充分追い込めなかったので、未だに電気は点きませんが、昔のルネの職人との語らいが、作業を通して出来たのは、嬉しかったです。

ヘッドパーツを抜く事で、全ての構造を理解できましたが、本当にすごい事を考えるものです。
ルネルスは、クランク、BB、ステム、ブレーキまで自社で作ってしまうブランドでした。

ところで、小諸の浅麓堂、中堀さんと電話で色々とお話しさせていただきました。
TOEIをトリプルにするため、ビンテージパーツを沢山お持ちの中堀に相談したのです。
雪に埋もれた小諸の浅麓堂さんでも、ストロングライトの125mmシャフトがないそうで、危機的状況だそうです。
トリプルで組む人多いのでしょうね。
昔の部品のお話とか、ランドナーの走る道とか、周辺の峠、温泉とか。
ビンテージパーツの在庫数、おそらく世界一の浅麓堂。
古い自転車のレストアや、新しく組むのに必要な部品の調達等、本当に心強いです。

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