ランドナーとカメラ。
先日のランでのお伴は、OLYMPUS E-PL1と、このカメラでした。
このカメラは、シリアルナンバーから1936年(昭和11年)製である事がわかります。
戦前のドイツ製のカメラで、ライカの中でも、このような形の古めかしいのは、設計者オスカーバルナックの名を取って、バルナックライカと呼ばれています。


ご覧のように、レンズ部分を引っ込めて携帯できるので、非常にコンパクトで携帯しやすいカメラです。
装着レンズは、ひっこめる事の出来るエルマー 50mm F3.5 で、ライカを有名にした、その時代のものとは思えない、とてもシャープに写るレンズです。
今の、携帯に付属しているちっぽけなレンズと比較して解像度、シャープネスなどは、かえって悪いかもしれませんが、時代を感じさせる何とも言えない写真が撮れる魅力のあるカメラなのです。
こんなカメラが、今日立ち寄った錦糸町のヒカリカメラさんで、本体だけですが、なんと2万円台で売られていました。
レンズが2-3万円ですので、5-6万円で手に入ります。
使い方は、フィルムの装填等に少しコツがいりますが、購入時に要点を教えてもらえば、誰でも出来るでしょう。
ピントを合わせて、露出を選び、シャッターボタンを押すと、その瞬間の絵がフィルムだけではなく心にも残ります。
上がってきたフィルムをスキャンすると、その瞬間を思い出しますから、やはり心にも残っているのでしょう。
思った通りの出来である場合が多いのです。
そんなカメラを衣類などに巻いて、フロントバックに入れて走るのは、気持ちそのものが変わってきます。
ベークライト製の黒いレンズキャップを外し、レンズの先端を持ってゆっくり引き出し、右に少し回転させて、ロックします。
レンズ先端のレンズの周りのリングを回して絞りを決めます。
手前から奥までピントを合わせたければ絞りを8以上に、背景をぼかして主題を浮かび上がらせたければ絞りは3.5ぐらいにセットして、応分のスピードを選んでシャッターダイヤルを回し構図を決めてシャッターボタンを押します。
ライカは、静かな良い音を奏でますが、私はバルナックの場合、1/60ぐらいの音が特に好きです。
シャッターを押したら、巻き上げノブを右手で回して、シャッターチャージ。
距離約4mは、レンズのノブが真下に来た位置。
これを基準に目測で距離を決めて、ファインダーをのぞかずにスナップショットをするのも、楽しいです。
今の世相を後世に残すと言う意味でも、フィルムで撮影する価値があると思っていますので。
本来、このようなレンジファインダーカメラ(距離計連動型)は、衝撃でファインダーに狂いが生じますから、出来るだけクッションになるようなもので補助してあげると良いでしょう。
近所や、古い町並みなどが、このカメラにはお似合い。
一昔前では、考えられなかった価格になりました。
中古カメラ市が 銀座松屋で開催されます。
2011年2月24日(木)−3月1日(火) 松屋銀座 8階大催場 午前10時−午後8時 (最終日5時30分閉場)
特別企画
アンティークカメラの歴史 戦前から2000年まで年代別に展示し、販売いたします。
理由あり品セール 2月25日(金)より、各店ブースにて、少々理由あり品を破格値にて販売いたします。
サタデーサービス 2月26日(土)限りの特別奉仕品、掘り出し物を多数ご用意いたします。
最終日感謝セール 最終日の特別奉仕品、掘り出し物を多数ご用意いたします。
第33回世界の中古カメラ市のお知らせ
このセールの前、今ヒカリカメラの店頭には、溢れんばかりのカメラが並んでいますよ。
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このカメラは、シリアルナンバーから1936年(昭和11年)製である事がわかります。
戦前のドイツ製のカメラで、ライカの中でも、このような形の古めかしいのは、設計者オスカーバルナックの名を取って、バルナックライカと呼ばれています。
ご覧のように、レンズ部分を引っ込めて携帯できるので、非常にコンパクトで携帯しやすいカメラです。
装着レンズは、ひっこめる事の出来るエルマー 50mm F3.5 で、ライカを有名にした、その時代のものとは思えない、とてもシャープに写るレンズです。
今の、携帯に付属しているちっぽけなレンズと比較して解像度、シャープネスなどは、かえって悪いかもしれませんが、時代を感じさせる何とも言えない写真が撮れる魅力のあるカメラなのです。
こんなカメラが、今日立ち寄った錦糸町のヒカリカメラさんで、本体だけですが、なんと2万円台で売られていました。
レンズが2-3万円ですので、5-6万円で手に入ります。
使い方は、フィルムの装填等に少しコツがいりますが、購入時に要点を教えてもらえば、誰でも出来るでしょう。
ピントを合わせて、露出を選び、シャッターボタンを押すと、その瞬間の絵がフィルムだけではなく心にも残ります。
上がってきたフィルムをスキャンすると、その瞬間を思い出しますから、やはり心にも残っているのでしょう。
思った通りの出来である場合が多いのです。
そんなカメラを衣類などに巻いて、フロントバックに入れて走るのは、気持ちそのものが変わってきます。
ベークライト製の黒いレンズキャップを外し、レンズの先端を持ってゆっくり引き出し、右に少し回転させて、ロックします。
レンズ先端のレンズの周りのリングを回して絞りを決めます。
手前から奥までピントを合わせたければ絞りを8以上に、背景をぼかして主題を浮かび上がらせたければ絞りは3.5ぐらいにセットして、応分のスピードを選んでシャッターダイヤルを回し構図を決めてシャッターボタンを押します。
ライカは、静かな良い音を奏でますが、私はバルナックの場合、1/60ぐらいの音が特に好きです。
シャッターを押したら、巻き上げノブを右手で回して、シャッターチャージ。
距離約4mは、レンズのノブが真下に来た位置。
これを基準に目測で距離を決めて、ファインダーをのぞかずにスナップショットをするのも、楽しいです。
今の世相を後世に残すと言う意味でも、フィルムで撮影する価値があると思っていますので。
本来、このようなレンジファインダーカメラ(距離計連動型)は、衝撃でファインダーに狂いが生じますから、出来るだけクッションになるようなもので補助してあげると良いでしょう。
近所や、古い町並みなどが、このカメラにはお似合い。
一昔前では、考えられなかった価格になりました。
中古カメラ市が 銀座松屋で開催されます。
2011年2月24日(木)−3月1日(火) 松屋銀座 8階大催場 午前10時−午後8時 (最終日5時30分閉場)
特別企画
アンティークカメラの歴史 戦前から2000年まで年代別に展示し、販売いたします。
理由あり品セール 2月25日(金)より、各店ブースにて、少々理由あり品を破格値にて販売いたします。
サタデーサービス 2月26日(土)限りの特別奉仕品、掘り出し物を多数ご用意いたします。
最終日感謝セール 最終日の特別奉仕品、掘り出し物を多数ご用意いたします。
第33回世界の中古カメラ市のお知らせ
このセールの前、今ヒカリカメラの店頭には、溢れんばかりのカメラが並んでいますよ。


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