埼玉県川口市の株式会社東商会本社屋にて、EASTONホィールのテクニカルセミナーがありましたので、参加してきました。
その他、新発売になるSQlabと言う新サドル、車用品カーメイトのINNOブランドから新発売のルーフキャリアの説明がありました。

sqlab-611-active-1

611アクティブ


テクニカルセミナーですが、特に真新しい事はなく、今回から後輪ドライブサイド側のスポーク交換も各ショップで行うようになり、サービスセンターへ依頼しなければならない修理は、リム交換、片面スポークの1/4を超える本数のスポーク交換のみになりました。
単純に振れ取り、スポークの1本程度の交換は各ショップ作業になります。

EASTONは高いテンションでアルミ製のニップルを扱うことから、正確な工具とテクニックを要します。
ちなみにスポークはSAPIM製で、ニップルはDTSWISSを用いています。
構造は非常にシンプルでオーソドックスなのですが、ベアリングを含めた各部品の精度が高く、ホィールに最も重要なホィールの変形ロス、空気抵抗、回転抵抗を最小限にするというデザインコンセプトは他社を大きくリードするものがあります。
その分、このホィールを購入後も維持し続けるには、経験と正確な作業が求められますので、他社のホィールもそうですが定期的な点検とメインテナンスが肝要です。

サービスセンター修理料金は、R4SLハブ 前輪リム交換で部品込25,400円
セラミックベアリングの後ろハブベアリング交換で28,000円
フロントスポーク3本交換で6,900円となっています。

SQlabと言う新しいコンセプトの快適サドルが新発売になります。
sqlab-fahrradsattel-610-active-1

610アクティブ

どうしても今までのサドルでは合わない方には、お勧めサドルになるかもしれません。
坐骨の幅を測り、ジャストフィットの幅のサドルを選ぶ事が出来るのですが、ここまでは過去にもありました。
このサドルでは後部レールが天秤状の形状で後ろから見て左右に傾く構造です。
ペダリング時のその傾き加減は、付属のエラストマラバーで体重により固さを調節できます。
ロードモデル用の611は9,500円(税抜)
さらにロングライドを意識したモデルは、
611アクティブ 15,000円(税抜)
610アクティブで14,000円(税抜)
カラーはブラックのみです。
私も試乗車で試してみたところ、自分の幅の広いと思っていた坐骨幅はなんと10cmしかなく、一番小さな幅のサドルでOKでした。
子供の頃の野球で鍛えた?でっちりは、坐骨幅とは全く関係なかったようです。

ちなみに川上さんは??cmで、本人は驚いていました。
早速本人も注文してましたので、いかに衝撃的だったかお分かりになるでしょう。

611アクティブはEURO BIKE でゴールドアワードを獲得しています。


カーメイトからはルーフレールの種類を選ばないルーフキャリアーが新発売になります。
前後からタイヤを抑えるだけの簡単構造で、フレームなどを縛って固定する事のないシステムです。
INA388JP タイヤホールド
どんな形状のロードもMTBも小径車も安全に積載できるキャリアーとして、大本命になる事でしょう。
6月発売になります。予価25,000円(税込)

ブログランキング人気blogランキングへ 
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

この後、近くなのでシクルマーモットの馬場さんを誘い、東叡社へ行ってきました。
各お客様、御注文分のオーダー詳細を確認するのが目的ですが、馬場さん、川上にも工場を見てもらうためでした。
工場内ではいつも通りフル生産。
山田さんにいろいろとお話を伺って、お仕事の邪魔になるので早々に退散いたしました。

今週もおかげさまで作業が一杯です。
今日もご用命いただいた自転車の組み立て作業を続けますが、最近のGIANTは特に車輪の振れがひどく、全ての車輪で振れ取り作業をしなければならない状態が続いています。
その分、作業できる台数が減るのですが、それも致し方ありませんね。
箱詰め車は素材と考え、きちんと組み立てて長く安心してお使いいただけるように、作業しています。

長期、お待ちいただいているお客様。
もう間もなくですので、今しばらくご猶予をお願い致します。
完成致しましたら、ご連絡させていただきますので。

ありがとうございました。
今週から走行会も再開いたします。