パイプが無くなり、今では生産されていないコルサエクストラです。
メルクスは、フレーム作りをDEROSAに習ったことで有名ですが、このフレームも随所にDEROSAを感じさせる作りでした。


DEROSAとのつながりを、今、強く感じさせるのが、今年のDEROSAカタログでしょう。
このロードレーサーのオーナーも、DEROSA刻印パーツをハンドルバー、ステム、シートポストにセレクトしています。
特徴といたしましては、スチールフレーム独特の快適さをより体感できるチューブラーの手組みホィールを採用したことでしょう。
1.8/1.6の細身バデッドスポークはDT SWISS製。
3クロスのイタリア組で仕上げています。
リムはMAVICのリフレックス。
ニップルにアルミを用いて、軽量化しました。
ただし後輪のドライブ側だけにブラス製ニップルを使用して、カンパニョーロハブの強めのおちょこに対応しています。

よりクラッシックなイメージにするため、フロントフォークをスレッド加工して、カンパニョーロのレコードヘッドセットを装着しています。
ロードエンドには、カンパニョーロのアジャスティングスクリューを。
シートピン、ワイヤーアジャスターもカンパニョーロ製です。

フロントフォークのカーブ、シートステー上部の笹等、ベルギーのブランドでありながら正統で美しいイタリアンフレームに仕上がっています。


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当店には、このほかにも トマジーニ、CASATI、DEROSAのスチールフレームを在庫しています。
このコルサエクストラも49サイズが1本ございます。

スチールフレームには最も注意すべき錆対策も、ライトサイクルでは内部を防錆ワックス処理していますので、長年に渡り御愛用いただく事が出来ます。
ご用命お待ちしています。

今週は、アルミ、カーボンのほかにもスチールバイクの組立が続きます。
ブリヂストンアンカーのRNC3/RNC7 それにローヤルノートンのスポルティーフです。
緻密で楽しい作業時間は、まだまだ、、あります。