ツーリング車を中心に作り続けているローヤルノートン。
このスポルティーフのオーナー様は、輪行ツーリングを主体にしたツーリング用にオーダーされました。
シマノ105、10速のシマノを使ったコンポーネントで、輪行用に各部にカスタマイズを加えて、組立ます。

ローヤルノートン スポルティーフ


フレームの下処理を最初にします。
ヘッドを内部リーマー、端面をフェーシング、コラムを切りスレッド立て直し、レースを切削してフォークを組みます。

シートチューブをリーマーがけして、ハンガータップ立て、フェーシングしてその後防錆ワックスを内部に塗布。
フレームにポリマーコーティングワックス処理を施してから、組みつけになります。

ハンガーフェーシング作業中


ハンガーフェーシング作業中


失敗が許されない加工は、いつもより少し余裕がある時間を作ってから、作業を始めます。

輪行のため、マッドガードはリアー分割式。
ヘッドは丹下の輪行ヘッド。
ブレーキレバーは、ワイヤーの分離を容易にする割が入ったダイアコンペGC202。
ノートンオリジナルのサイドプルキャリパー対応フロントキャリアーが、とても良いです。
ロードレーサーにツーリング要素を加えた旅自転車。
温故知新。
これも新しい流れになりそうです。


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