先週行ってきた台湾。
まだ昨日のように思います。
訪問した先へのお礼とお約束を一つずつ済ませているところですが、本当に皆さん約束もなく突然訪れた私に、大変良くしてくれました。
日本人が遠く忘れた心を、今の台湾の人に見る思いがします。

成田空港の夕暮れ


(搭乗機ではありません)
先週水曜日、朝から川口駅前 リリアでの岩井商会展示会。
イタリア文化会館でのカンパニョーロジャパン展示会、技術セミナーを回り、車でそのまま成田空港へ。(展示会の様子は後ほど)
今回はHISで10,000円の航空券を取得した激安旅。
諸税込でも30,000円と少しで収まる(もちろん往復です)価格です。


新しくなった入国管理カード


入国管理カードが、今までのカードからこの新しいカードに変わりました。
記載で特に難しい事はありませんが、住所は漢字記載でもOKです。
宿泊先のホテル名、連絡先を書く欄が今まで通りありますので、パスポートナンバーと同様、控えて置くとスムーズです。

長栄航空(EVA Air)の最終便は、20:10分成田発と言う最も遅い台湾行き。
台北到着は22:55分(1時間時差)という遅い時間です。
それでも、両替の銀行、レンタカーは営業していました。
ここから台中へバスで行きます。台中のホテルは、到着が遅くなるますから、この時点で電話で予約しておきます。川上さんに電話番号教えてヘルプしました。
今回もU-BUSと言うグリーンのバスです。料金は260NT(730円)です。

23:30出発 到着は1:30でした。
車内はエアコンが寒く、カーテンで冷風を遮っていましたが、ジャケットは必須アイテムでしょう。他でも台湾は駅等の照明、エスカレーター等を停めていますが、エアコンの節電は、全くないと言っていいですから、ご注意ください。

ホテルは達欣飯店で、台中駅前の便利なホテルです。
以前は700NT$ぐらいだったのですが、値上がりして1800NT$(5000円)でした。
リニューアルされて綺麗になっていますので、平均的な日本のビジネスホテル程度にに使えると思います。

朝、駅前で歴史ある駅舎の写真を撮りながらタクシー乗り場へ。
レンタカー会社 IWSへ向かいます。
必要なのはクレジットカードと国際免許証
実は条約が出来て双方の免許証が使える決まりに変わりましたが、ここはまだ国際免許証を必要とします。
日本からもオンラインで予約できる上、車もきれいでリーズナブル。
今回はTIDAワゴンを保険料込2000NT(5,600円)で1日借りました。


台中市内で見かけた日産サニー



3番高速道路



まず向かったのがカーボンサドルを作ってもらっている会社。
突然の訪問に、台北のショーへ出発する前であわただしい中、ちょっと困った顔をされましたが、それでもウェルカム。
綺麗に仕上がったとても軽いサドルを沢山受け取り、次の訪問先へ。

次はチタンフレームの提携工場です。
ここでは、以前からお願いしている内蔵ワイヤーのアイディアを早速見せてくれました。ちょっと私の好みの形ではないので、この形状は変更をお願いして図面を書きなおします。
1インチのチタンフォークに問い合わせが多く、これが出来ないかと打診したところ、素材があればできそうだという事で、素材屋さんに問い合わせてくれるそうです。
しかし専用冶具を新たに作らなければならず、費用と時間がかかりそうです。

他、注文中のフレームの仕上がり状況等、細かく打ち合わせ、塗装のカラーチャートを共有することで効率よくオーダーできる体制を整える事にしました。
コロンバスのspritチューブを使ったフレーム等、チタンだけではなくロウ付けフレームの製作も順調だそうです。

美しいカットのハンガーラグ


ヘッドラグ チタン製エンド


次は、ラグの工場です。
ものすごい量のロストワックス製ラグの中から、綺麗な形状のものを時間をかけてセレクトしてきました。
驚いた事にこの工場では、C社のラグも作っているそうです。
自社生産をうたっていたのに。
国内ビルダーの方も、信頼を寄せる最もクオリティの高いラグ専門工場でした。
チタン製のロストワックスラグも作っているので、いずれチタンフレームでもラグが出来ないか考えてみます。

次は、カーナビがなければ絶対にたどりつけない場所にある、フレーム工場に行きました。

フレーム溶接治具


シートラグを溶接中


有名な日本ブランドも生産するこの工場は、量産ラグフレームなら一番の仕上がりを誇ります。
それでも、一年で生産できるラグフレームはわずか2500本。
完全に分業化された効率の良い工場でも、Tig溶接の30,000本に比べて非常に手間がかかるのがわかります。
社長はとても温厚な方で、ほとんど英語を話しませんが、技術者ですので、お話はよく理解できます。
丁寧な仕事は、多くのクロモリフレームファンを満足させることでしょう。

これで、台中の仕事は終了です。
レンタカーをガソリン満タンにして返却。
ちなみに使用ガソリンは95オクタンです。
レンタカー会社の方は、私を少し離れた台湾新幹線の台中駅まで車で送ってくれました。


台湾高速鉄道 HSR


車内



新幹線は快適そのもの。
台北まで普通の指定席で750NT$(2,100円)
到着後、2階のフードコートで牛肉麺をいただきました。
このお店は、澄んだスープがとても美味しいので、最近良く行きます。

牛肉麺


この日は林森北路に宿をとりました。

翌朝は早起きして写真散歩。
その後、タクシーでホテルを変えて荷物を預け、台北101近くの国際展示場へ。
先のサドルの会社も出展しています。
新製品のカーボンホィールを前回3月の台北ショーに行く事が出来ず見ていませんでしたので、じっくり見ます。
社長のスティーブには新居の新築祝いを。
ノリタケのティーカップセットをプレゼントに持って行きました。

彼は、今度来るときは必ず土日に来る事。
そして自宅にゲストルームを用意するから、自転車で一緒に走ろうと。
なんでも、近くに風光明媚な湖があるそうな。
なんとか、秋に時間を作ってぜひ実現したいと思っています。
その時には、お客様にもお誘いいたしますので、是非ご一緒に。

最後にバーナードのオフィースへ。
新製品 SUNNY が置いてありました。
早速薄いピンクカラーの1台を注文。
他にも、テンションRの追加注文と色々な部品のオーダーをしました。
なんでも、英国に500台の納品があるそうで、本当に忙しそう。
彼らの少しでも良い製品をと言う姿勢に、たとえば梱包の箱の品質とか、フレームの細部仕上げ等、気が付いた事をお話しさせていただきました。
日本人の感覚に合うクォリティの製品なら、世界で充分通用するはずです。
今はまだ小さな会社ですが、とても走りやすい良い設計のフレームにしましたから、世界の多くの自転車愛好家が乗って楽しんでくれるはずです。

夕食をご馳走していただきましたが、この時、台湾在住のお客様がブログで紹介していた鰻屋 肥前屋をリクエストしました。


肥前屋


店内の様子


うな重 大


その後のデザートは、マンゴアイスと言って、龍山寺近くにある龍都氷果室へ。
始めてのお店でしたが、地元で有名だそうです。
本当は、大量のかき氷にマンゴをを角切りにして乗せ、練乳等をかけて食べるそうなのですが、残念マンゴが売り切れ。
それでは、私が大好きなパパイヤ牛乳をリクエスト。
これは本当に美味しいです。

龍都氷果室


私が大好きなパパイヤ牛乳


龍都氷果室 歴史


新鮮な完熟フルーツ


もうお腹いっぱい。

翌朝、5時過ぎに出発
朝は気持ちよく涼しいです。
新光三越


車内


国光客運 バス


ところで、台北市内と桃園空港を結ぶシャトルバス。
日本ならオレンジのエアポートリムジンが最初の乗り物になりますが、台湾ではこのバスが最初になります。
後軸2軸の大型バスですが、なにせ古い。
最後部のトイレが臭い。
一番最初の乗り物がこれなので、ツアーで来る人以外は良い印象がないかも知れません。
125NT$と言う価格で大きな荷物も運んでもらえるから、私は文句言うつもりはありませんが、大げさに言うと国の顔ですから、換えてもらうのが良いと思います。
無くなったら懐かしんで写真を撮りますけど。
独特のエンジン音は巨大なATミッションだからこそでしょうか。
文章にしているうちに、毎回乗るこのバスに、いとおしさがこみ上げてきました。



空港ロビー 桃園空港


EVA Air


サングラスをレンタカーに忘れたり、帰国便に乗り遅れそうになるちょっとしたハプニングもありましたが、無事帰国。
灼熱の駐車場に置かれた車は、すぐ乗る事が出来ないありさま。
南国台湾のほうが涼しかったと感じながら、そのまま仕事に戻りました。

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行ってきたばかりなのに、また行きたくなる。
そんな台湾へ、是非行ってみてください。