中版カメラは、ズッシリ重くて持ち歩くには不適当。
でも、最近の最新デジタルカメラもハイエンドは同じような重さで、私は持っていませんが、当店へ取材に来るカメラマンさんも、車で機材を運んでいます。

その不便な重さも、特に山では厳しくなりますが、トレッキングならこれも使えます。
富士フィルムの鮮やかな描写をするフィルムのベルビアで、撮った画像が上がってきました。

白川郷 合掌集落


本当は紙焼きすれば、その細密な画像をより楽しめるのですが、私はスキャンして保存するだけに甘んじています。

池の平


池の平


最初の合掌集落は、ハッセルの500CMと カールツアイスのゾナー150mmで撮りました。
池の平の画像は、ゼンザブロニカEC-TLに、Nikkor H.C 75mmです。
これにはPLフィルターを併用しています。

どちらも独特の描写をするレンズで、ニッコールはシャープでコントラストも高く、素晴らしい描写です。
ゾナーは、強いコントラストはないものの、味わいのある絵を結びます。

ハッセルは一時ほどのとんでもない価格とは違っていますが、まだ揃えると10万円位になってしまいますが、ブロニカは、3-5万円で程度の良いのが手に入ります。
ヒカリカメラさん等で、探してみてください。
丁度、新宿高島屋でクラッシックカメラ博も開催中です。


EC-TL


お勧めモデルは当時沢山作られたS2。
爆音のようなシャッター音は、ハトが驚いて飛び立つとまで言われた名機です。

仕事の合間に撮る。大切な休日に撮る。
大切な資源でつくるフィルムの無駄使いとは思いますが、何十年も経てから見直すと、これがまた良いのです。