420dad70.jpg今日の体育の日。
好天に恵まれ、秋の秩父路を走ってきました。

朝、6時。
新小岩駅前には、4名が集合。
私は、始発バスでは間に合わないので、輪行袋に入れた状態の自転車をタクシーの後部座席に載せて、駅まで来ました。
結構、自転車を載せるお客様は多いそうですが、大きなセダンだと、自転車と一緒に後部座席にも乗りますね。
これは新たな発見でした。

新小岩駅


朝までの雨で、路面は濡れている状態。
他の参加者の皆さんが気になります。
秩父への特急は、池袋駅から。
総武線で秋葉原乗り換え、山手線で池袋へ行きますが、うまく乗車位置を工夫すると、秋葉原の乗り換えがスムーズです。
今回は前寄りで乗って、階段を下りると内回りホームでした。

池袋駅では、他の参加者も集まってきていて、事前にNETで申し込んだ指定券予約を元に、特急券を取得。
駅構内のドトールなどで、朝食を買い込み、快適なレッドアローの車内へ。

ちちぶ5号


輪行


席はばらばらなのですが、概ね1号車へ集中していて、ガラガラの車内でもあることから、席を移動して寛ぎます。
長い正丸トンネルを抜けると、左に山肌をはぎ取られた武甲山が見えてきて、終点はすぐです。


西武秩父駅前


西武秩父駅前


西武秩父駅前


西武秩父駅前


西武秩父駅前


駅前で、自転車を組立、ミーティング後出発。
半数以上は、2度目の参加者。
ルートも各自GPS等で確認しながらですので、道に迷う心配はありません。
対岸の巴川温泉郷、巴川荘に、今回は荷物と温泉入浴をお願いする事にしました。
荒川を渡り、この宿までもすでに急坂です。
もうここまで来ただけで、温泉入って札所巡りのサイクリングで、、違うでしょ。
装備を整え、着替えを済ませ再出発です。

巴川荘


激坂は14%以上になり、もう少し続きます。
小さな峠を越えると下りになり、小鹿野の街へ。

レトロな雰囲気を残す小鹿野の町を通過。
志賀坂峠を目指します。
登りではあるものの、所々下りもあり結構なハイペースで走ります。
峠下の酒屋さんの自販機前で休息と補給。

最終補給地点


最終補給地点


最終補給地点


実質7kmと短い志賀坂峠へ登坂を開始します。
それぞれのペースで気持ちの良い峠道をくねくね行きます。
右手の二子山が近くなる頃、峠に到着。
ここまでは順調です。

ここからは林道で、路面が良くない事を注意して、登坂開始。
八丁峠を目指します。
以前と違い、森林を全て伐採してしまっていましたので、木の香りと、眺望は良いのですが、こんなに切って斜面が崩れないか心配です。
何度か大きく折り返す峠道を登って行くと突然トンネルが現れ八丁峠です。
峠前の広場には、水はありませんが、トイレもあります。
いつもより1時間以上早く着いたので、まだ日陰にもなっていなくて比較的暖かったです。

八丁峠にて


小休止しているとパン!
白いGIANTのDEFY。
後輪がパンクしました。
前日交換したため、チューブを噛んでいたものと思われますが、ここまで持ったのが不思議と言えば不思議。
下りの途中でなくて良かった。
修理を待つ間も、補給に余念がない皆さん。
11時半ごろなので、お昼の時間です。

八丁峠にて 最初のパンク


八丁峠にて


八丁峠にて


修理を終えて長く真っ暗な八丁峠隧道へ。
明るいライトの後に続きますが、空中に浮かんでいるような変な感覚になります。
緩やかに登るトンネルを抜けると、秋の日差しに彩られた山道の下りです。
先の台風の影響か、落石が多く注意を要します。
ニッチツ鉱山住宅まで下ったところで後続が来ません。
しばらく待っているとやまさきさんが、ウシタさんのチューブレスのパンクを連絡に来ました。
ニッチツ鉱山の住居跡を待っている間に撮影していたのですが、来た道を引き返します。
鍵


日窒鉱山住居


新聞受け


日窒鉱山住居


登って行くとほぼ修理は完了していましたが、鋭い岩で切ったのか、サイドウォールが裂けていましたので、もう一度外して内側から補強を張りチューブを入れて組み直しました。

うした様パンク


鉱山を過ぎ、もっと真っ暗なトンなるでの出来事。
反対から音もなく、ライトもなく自転車が登ってきました。
一瞬、トンネル出口の明かりに頭が横切ったのでわかったのですが、ぶつかる前に停まる事が出来ました。
もう一人いたようなのですが、2人いたよねと言っても、一人だけでしたよって。
あの人影はなんだったのでしょう。

トンネルを抜けると、渓谷沿いの道になります。
鉱山へ出入りするトラックの影響か、路面はあまりよくないのですが、快適に走れます。
トンネルに入ったところで、ガシャン。
後続のパンダさんが、分離帯の鉄の目印に乗り上げリム打ちパンクのようです。
トンネル内なので、端へ寄って前輪修理。
さあ行こうと思ったら、後輪もパンクです。
替えチューブがないので、他のメンバーに借りに行ってもらって、直しました。
ツーリング中のパンクは、滅多にないのですが今回は、続きます。

道の駅で遅い昼食


大滝温泉の道の駅で、遅い昼食。
トラブルがあったにもかかわらず、まだ意外に速い時間です。
みなさん、そばを食べて最後の走りに備えます。
ここのお蕎麦は美味しかった。お勧めです。

うじいえさんと、私が飛び出し3-40kmペースで飛ばします。
良い調子で走っていると携帯が鳴りました。
みやはらさんからの電話で、パンダさんのタイヤがだめだそうです。
こんどうさんが、対応してくれたそうですけど、タイヤがだめなら直しようがないので、チューブラータイヤをクリンチャーホィールに使うことを進言しました。
でも無理をしないで、宿について車を借り車で迎えに行く事も考えました。

私がトンネルの暗がりで治したので、明りにかざしてタイヤは見ていたのですが、ビードが損傷していたみたいで、ビードが外れてタイヤが膨らみ停車。
空気を抜こうとしたらバーン!だったそうです。

武州日野で、巴川荘へのショートカットに見えた対岸の道を行きます。
そしたら、とんでもない激坂。
ヨレヨレで温泉に到着しました。
皆さんが戻る前に、お風呂を済ませて出迎え。
全員無事に帰着して一安心です。

この巴川荘。
老舗旅館で、落ち着いた雰囲気。
お湯もとても心地の良い、古代ヒノキの浴槽で最高です。
入浴後、なんと珈琲をサービスしていただいたのですが、ハワイコナのトップグレード、エクストラファンシーの豆に、極上のモカ、ブラジルをブレンドした極品の珈琲でした。
香り、味わいとも最高品質。
荷物も預かっていただいて、感謝しきれません。
ツールド秩父等で、利用するサイクリストは多いのだそうですが、自転車乗りには嬉しい宿としてお勧めです。

6時前に宿を出て、19時20分台のレッドアローで帰ります。
すっかり暗くなった道を駅へ。
トラブルは、ここでも起きました。
駅の歩道に上がる段差に、前輪をどかん。
うじいえさんは、前輪パンク、前輪大破だそうです。
さらに、輪行準備を始めたとたん、輪行袋の付属部品がない、と。
両車輪をシートポストの後ろに留めて、転がすタイプの輪行袋で、ねじやワッシャーがなくなっていて、朝組立時に無くした様なのです。
同じ場所に部品がいつくか落ちていて拾い集めましたが、まだ足りません。
ごみ袋をなぜか持っていたパンダさんが貸してくれて、何とか体裁は確保。

帰りの車中は白い蛇を踏んだの踏まなかったの、と、今日のトラブルの数々は、良い笑い話になりました。

最後に、まだあるんです。
なんと、ノジマさんが、山手線へリックを忘れてきてしまいました。
自転車を平井の駅前で組み立てるときに、気が付き駅へ。
出てくると良いですね。(後日記 無事みつかりました)

私も、八丁峠手前のところで、路面にある溝の蓋の隙間に後輪を落として、160gしかないタイヤのサイドを損傷。
トレッド面にも刺さりものが。
カーボンリムも傷になってしまいましたが、心配しながらも無事走れました。

このアグレッシブなコースの良さは、参加した皆さんが同様に語っていましたが、あと一月後の紅葉の季節に、ぜひ皆様も行ってみてください。
登りの頑張り以上に、素晴らしいコースです。

ご参加いただき、ありがとうございました。
参加の皆様のおかげで、うまくリカバリー出来ことに感謝申し上げます。

次のコースは、また考えます。
次回は、も、参加したい皆様は、以下のリンクをクリックしてくださいね。
ライトサイクルでロードを作って、ツーリングに行きましょう。
リンク先から、ライトサイクルブログを見つけて戻ってきてください。
どうぞ宜しくお願い致します。
久々、筋肉痛になりました。


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参加13名

うじいえ
ミヤハラ
ウシタ
まつばら
たかはら
ジャイアントパンダ
のじま
あまくら
しまむら
イイノ
こんどう
やまさき
高橋