2007年、king3にその座を明け渡し、しばらくラインナップから消えていた至高のレーシングバイク プロトス。
そのプロトスが、Campagnoloの電子式変速システムEPSを搭載して、新登場します。
2012年版のDEROSA DVDの冒頭に、そのプロトタイプが少しだけ登場するので、ご覧いただいたお客様は、すでにご存知かと思います。
ウーゴ デローザの誕生日にあたる1月27日、世界同時発表のPROTOSは、予価170万円前後の価格だそうですが、詳細はまだ未定です。
フレームはフルオーダー可能とのこと。
DEROSAをこよなく愛する、ファンに向けたウーゴのもしかしたら最後のプレゼントかも知れません。

デローザオフィシャルサイトは こちら

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最大の特色は、オーダー可能なフレームであること。
また、パーツのギヤーレシオ、ハンドル幅、ステム長さなども選択できるとのことで、当然完全なオーダーが可能です。
となれば、フィッティングが最重要になりますので、ご注文はぜひ当店へお申し付けください。

話は変わりますが、AlfaRomeoのジュリエッタがようやく日本発売になりました。
オフィシャルページは こちら

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そのトップモデルの排気量は、1750ccと、アルファー好きには懐かしい数字。
直噴ターボは、なんと235馬力を叩き出します。
6速マニュアルミッション装着モデルですが、モデルの中には、電子的なパドルシフトを搭載したモデルもあります。
F-1で培ってきた技術ですが、マニュアルミッションを電子的に操作、制御する技術が、サイクルロードレースの世界でも現実的になってきて、今シーズン、3チームがEPSを搭載したロードバイクに乗ることになります。
クルマは6段ですが、ロードバイクは22段です。
エンジンは残念ながらライダーの経験、力量に左右されますが、より効率よく走らせるためのテクノロジーは、特に最近進化しています。

大きな排気量で、低回転からモリモリ力を出すアメリカン。
小さな排気量ですが、高回転でピーキーなエンジン、狭いパワーバンドを使いこなすテクニック、コーナリングで大排気量、ビッグパワー車を追い抜いていく「ロータスの狼」のような走りは、ギヤーレシオ、ホィール、フレームの軽量化で実現できます。
もちろん、徐々にエンジンを強化していけばさらに高パフォーマンスを獲得できますね。
でも、実際7kg台と5kg台では、まったく別次元の走りになります。

クルマの世界では、最高峰のF-1マシンを手に入れて乗ることは、決してできないでしょう。しかしロードバイクはツールドフランスを走る最先端のモデル、パーツを購入することが出来、どのようなオーダーでもおそらく170万円が限度です。

最先端のカーボンテクノロジーと、Campagnoloの電子式変速システムの融合。そして誂えて作る衣服のようなジャストフィットのロードレーサーが、どんな走りを奏でるのか?
果たして、この世に何台生まれて来るのか?

詳細は、どうぞお問い合わせください。