当店では扱いがないのですが、ピナレロの2013モデルが展示されていましたので、ご紹介いたします。
日本では、先の水曜日に、ショップ向けの展示会があったばかりで、ファンには気になるところでしょう。
当店は、ピナレロディーラーではないので、名称、詳細はよくわかりません。








ピナレッロの戦略
他社との違いは、新しいモデルの発表がとにかく早いです。
クラウンとセドリックのような関係か、他社より先んじて発表してしまううまさを感じます。
同じ形状のフレーム金型を使って、カーボンファイバーのグレードを変えて販売してきます。
金型は、ここ数年変わっていないため、大きなコストダウンを図れます。
金型は1台500万円ぐらいかかります。
それをサイズ別に作りますから、かなりの費用になります。
GIANTは、数年ごとに、その金型を新しくする分、前年までの型で下位モデルを作っていきます。
実際、フルカーボン105で、20万円を切る設定を耳にしました。
以前、生産工場を視察したことがありますが、同じ型でも、プリンスのそれと、FP何とかは重さが全く違っていて、素材には韓国製のカーボンも使用していました。
ヨーロッパでも、価格戦略と宣伝が功を奏して、マーケットのシェアは大きいと感じます。事実、グランフォンドでも、かなりのピナレッロが走っていました。
あまり、自転車にお金をかけないヨーロッパの人には人気なのでしょう。
コンポも105が主流です。
では、今回見てきたDEROSAとの違いは?
イタリアブランドでも、DEROSAはカンパニョーロアッセンブルにこだわるため、部品供給の問題から、値段と数が、どうしても限られてしまいます。
グランフォンドで走っていると、DEROSAに乗ったサイクリストから、声を何度もかけられました。
少数派でも、やはりDEROSAに乗っているという連帯感、親近感がそうさせるのでしょう。
ドリアーノが溶接する「チタニオ」「コルム」
ダニーロが溶接する「Team」
プロトスは彼のデザインで、カスタムは全てDEROSA ミラニーノ製。
全てのフレームは、カルロさんの職人技でペイントされる。
目配りを忘れないUGOの姿勢が、全てに行きとどいているDEROSA。
特にプロトスは、最高のものを求めるユーザーに。
サイズもオーダー可能で、極太のBB回り、先進的なデザインは、他を圧倒しています。
EPSで乗るならスーパーキングも至高の選択です。
Campagnoloとの共同開発で、デリケートなパワーユニットをフレーム内に収めた、画期的なモデルです。
DEROSAのハイエンドモデルは、マークをシールに頼りません。
全てカルロさんが下から5回にも分けてマスキングと塗装を重ねて作り出すものです。
しかし、再塗装にも安心です。
工場にデーターが残っているので、マークを傷にしても、マスキングシートはプロッターからすぐに切り出すことが出来ます。
手間を惜しまず作り続けるのがDEROSAの信条。
以外に、前回見てきたブリヂストンに近いものを感じます。
モノづくり大好きな私には、その工程すべてを見せていただき、驚きそして感謝しています。
日本では、先の水曜日に、ショップ向けの展示会があったばかりで、ファンには気になるところでしょう。
当店は、ピナレロディーラーではないので、名称、詳細はよくわかりません。
ピナレッロの戦略
他社との違いは、新しいモデルの発表がとにかく早いです。
クラウンとセドリックのような関係か、他社より先んじて発表してしまううまさを感じます。
同じ形状のフレーム金型を使って、カーボンファイバーのグレードを変えて販売してきます。
金型は、ここ数年変わっていないため、大きなコストダウンを図れます。
金型は1台500万円ぐらいかかります。
それをサイズ別に作りますから、かなりの費用になります。
GIANTは、数年ごとに、その金型を新しくする分、前年までの型で下位モデルを作っていきます。
実際、フルカーボン105で、20万円を切る設定を耳にしました。
以前、生産工場を視察したことがありますが、同じ型でも、プリンスのそれと、FP何とかは重さが全く違っていて、素材には韓国製のカーボンも使用していました。
ヨーロッパでも、価格戦略と宣伝が功を奏して、マーケットのシェアは大きいと感じます。事実、グランフォンドでも、かなりのピナレッロが走っていました。
あまり、自転車にお金をかけないヨーロッパの人には人気なのでしょう。
コンポも105が主流です。
では、今回見てきたDEROSAとの違いは?
イタリアブランドでも、DEROSAはカンパニョーロアッセンブルにこだわるため、部品供給の問題から、値段と数が、どうしても限られてしまいます。
グランフォンドで走っていると、DEROSAに乗ったサイクリストから、声を何度もかけられました。
少数派でも、やはりDEROSAに乗っているという連帯感、親近感がそうさせるのでしょう。
ドリアーノが溶接する「チタニオ」「コルム」
ダニーロが溶接する「Team」
プロトスは彼のデザインで、カスタムは全てDEROSA ミラニーノ製。
全てのフレームは、カルロさんの職人技でペイントされる。
目配りを忘れないUGOの姿勢が、全てに行きとどいているDEROSA。
特にプロトスは、最高のものを求めるユーザーに。
サイズもオーダー可能で、極太のBB回り、先進的なデザインは、他を圧倒しています。
EPSで乗るならスーパーキングも至高の選択です。
Campagnoloとの共同開発で、デリケートなパワーユニットをフレーム内に収めた、画期的なモデルです。
DEROSAのハイエンドモデルは、マークをシールに頼りません。
全てカルロさんが下から5回にも分けてマスキングと塗装を重ねて作り出すものです。
しかし、再塗装にも安心です。
工場にデーターが残っているので、マークを傷にしても、マスキングシートはプロッターからすぐに切り出すことが出来ます。
手間を惜しまず作り続けるのがDEROSAの信条。
以外に、前回見てきたブリヂストンに近いものを感じます。
モノづくり大好きな私には、その工程すべてを見せていただき、驚きそして感謝しています。