至高のサイクルウェアーASSOSなど、最高級ブランドを手がけるRGTエンタープライズ。
社長デェィビッド・マルクス氏が、自らこの「パーリー」を携えて、本日来店。
早速私たちスタッフが、試乗してみました。

パーリー。
うわさには聞いていたロードバイクブランドです。
一説には、100万円とも噂されていたフレームが、この「パーリー」なのですが、完全なハンドクラフトで作られる手作り感は、DerRosaのカスタムフレームとも違って、カーボンファイバーむき出しの迫力のあるものでした。
いつものように、剛性チェック。
試乗を許されたZ5を試乗、その後静止状態でチェックしました。
BBのウィップは、非常に少なくAランクです。
フロントフォークのたわみも非常に少なく、こちらもAランク。
軽さは、Z1より軽いそうで、約800g台。実際試乗車も、かなり軽く感じました。

Z1の細部は、


















この画像のハイエンドモデルZ1は、787,500円。でもこれは基本価格で、ペイント、カーボンフレーム材の変更でもう少し高くもなるそうです。
1度、1mmのカスタムも可能ですので、完璧に自分に合わせたフレームがほしいなどのご要望に、スチールや、チタンフレーム同様に、承ることができます。
チタン製のRrエンド、カーボンファイバーのFDバンドなど、スペシャルなテクニックが随所に見られ、ボブ・パーリー氏はパワーボート製作で培っテクニックを自転車フレームに生かしたとのこと。
あれ、船の技術でカスタムって、どこかで聞いたような。
船を作る人って、多くの技術的制約の中で苦心してきただけに、自転車のような自由なものを作るのは、意外に好きなのかもしれませんね。

Z1より、フロント3角をモノコック構造にするZ5SLは、487,200円
Di2、EPSなどはZ5SLiとなります。
ブレーキワイヤーのアウター受けなど、非常に凝った作りが特徴の「パーリー」
秘められた軽さと、強靭なフレーム材。バランスのよいジオメトリー等、普通で速いというなんとも変な形容になってしまう印象のロードバイクでした。

ギヤーを変えなくても、高いトルクをしっかり受けてくれるので、グングン登っていく感じは、誰でも好きになると思います。
どのモデルも、塗装のカスタムが可能ですが、そのままのブラックマットが迫力があって、ワークスマシンのようで私は気に入りました。

自分が欲しいと感じたので、1台注文して、RGTの社長にお願いし取り扱いをその場で決めました。

このフレーム、どのような人にお勧めなのか?
金額が高いのですが、最先端のカーボン技術を試してみたい、乗りたいという、どちらかと申しますと技術系の大好きな方にお勧めです。
このフレームとフレーム材と、手作り感に価値を見出すことができるライダーで、バランスのよい走りにこだわる方。長距離走行をライフワークにしているようなライダー。
既製のフレームがどうもしっくりこないというベテランの方にも、気にしていただきたいモデルです。

近じか試乗車もお願いいたしましたので、予定が決まりましたらブログにご連絡をさせていただきます。
ぜひ、乗って体感してみてください。
どれも同じようだと思っていらっしゃる方にこそ、バランスのよい芯のあるフレームのよさを感じていただければ幸いです。



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