古くから自転車愛好家には一目を置かれてきたブランドが、このBOTTECCHIAです。

今は、世界中から多くのブランドの自転車が日本へ集結し、ある意味飽和状態とも言えると思いますが、その中で分類しますとアメリカバイクとヨーロッパ、日本と、3つに分けられると思います。

アメリカのバイクは、昔のサイクリストからそのデザイン、設計が、イタリア、フランス、イギリスのそれと大きく違い、敬遠されていた歴史がありました。その後のMTBの時代になって、アメリカンブランドは急成長しましたが、その分たとえばイタリアのコルナゴもMTBを作り始めたのです。
そんな中にあって、大きな浮沈を繰り返して新たに立ち上がってきたブランドが、このボテッキアと言えるでしょう。
イタリアのデザインは、自転車だけにとどまらず本当に洗練されています。
私がイタリアへ行ったとき特に感じたことは、全てかっこいい。
生活の全ての場所にアートが溢れ、片田舎のレストランでも、小さな教会でもそれは貫かれていました。

日本人がイタリアのデザインを好むのは、昔からです。
たとえばNikon F3のカメラはジゥジアーロ。ピニンファリーナデザインの車は数知れず。
ポルシェデザインも洗練されていて好きですが、イタリアデザインは、特に素晴らしいと思います。
ロードレーサーも、機能を絞ったF1マシンのような存在です。
その中で、このボテッキアのデザインも、素晴らしいと思います。
一見普通のフレームのようで、仔細に見ていくと凝ったつくりに目を見張りますが、これも確実なコントロール、高効率な走り、快適な走行感のために必要なデザインと気が付きます。

高額なラインナップであるためでしょうか、あまり乗っているライダーは少ないのですが、ちょっと余裕のある方には、お勧めの一台です。

スーパーオッタビオ 展示しています。



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