ライトサイクルのオリジナル商品、RECONカセットスプロケットのご紹介です。
以前よりライトサイクルは、RECON社と商品開発などでパートナー関係にあり、長きに渡りRECON社製品を販売してきました。その間、国内では同ブランドやOEM商品として他社も販売していますが、現在はライトサイクルが輸入販売をさせていただいています。
RECON社のアルミカセットは、選ばれた特殊なアルミの塊から鍛造と精密な切削加工を施し一つ一つ長い時間をかけて作られています。

8月9日追記
欠品でご迷惑をおかけいたしましたが、各モデルほぼ入荷いたしました。


製作工程の多くは、模倣品が氾濫してきていますので、非公開とさせていただきますが、円錐状に鍛造されたインゴットに、最初ハブが入るスリットを正確に中心に刻みます。
このときの精度は非常に高く、CNCマシンの性能によるところが大きいのですが、RECON社のスプロケットは完全にセンターが出ています。
裏からの切削、表側の切削、歯切りの切削、面取りなど大変複雑な工程を経て作られていて、プレスでガチャンと作る従来の他社製品とは一線を画します。
設計の自由度があるので、今回は、10速ハブに装着して使用できる11速スプロケットの開発にも成功しました。
対応フリーボディの供給されていないホィールでも、11速のシステムを今までのホィールで使っていただくことができます。
特にシマノ製のホィールにもかかわらず、11速が使えなくなった各ホィールでご使用いただきたいと思います。
シフトのフィーリングは、とても歯切れがよく、削りだしの本体に共鳴する軽快な音が響きます。
耐久性ですが、私のように週末サイクリストなら2-3年でも使いいただけます。
毎月、3000kmも乗るような方ですと、2ヶ月で使えなくなってしまうかもしれません。
使い方次第になりますが、メーカーのデザイナー Harryは、ジェントルシフトをお願いしますと言っています。
新しいチェーンを使用してペダルを踏む力をやや緩めて変速してくださいと。
そうすれば以外に寿命は長いものです。
そして今回は、この自由な設計が特徴の切削工程を利用して、Lowクロスレシオのスプロケットを製作しました。
11速モデルとして
「13-15-17-18-19-20-21-22-23-24-25T」(藤田スペシャル)
「12-14-16-18-20-22-24-25-26-27-28T」
10速モデルとして
「12-14-16-18-20-22-24-25-26-27T」
「12-14-16-18-20-22-24-26-27-28T」
この4タイプのロークロスレシオスプロケットは、重いほうのギヤーをひとつ飛ばしにする代わりに、軽いギヤーを文字通りクロスレシオにして細かく変速できるようにしました。
例えば12-27Tをご使用ですと、27T のギヤーで乗っていて、少し坂がゆるくなって変速すると24T になってしまいます。
これは12-25Tのカセットより重いギヤーになり、突然ケイデンスが遅くなり思うように回せないため、また27T に戻すというようなご経験が多くあると思います。
24-27Tまでの間に、25も26もあるというのは、実際に走っていてすごく快適です。
このありそうでなかった歯数構成を実現するのは大変でしたが、18Tが欲しい、20Tがあればというお話は、当店が開店以来ずーとお客様からご要望があったことからもわかるように、いつか実現したかった製品でもあったのです。
先日、お客様が2400mの高度を誇る大弛峠の登りにこのスプロケットを使って初挑戦してきました。
お客様は、大したことなかったと、驚くようなお言葉。
3時間25分という時間で登ってきてしまったそうです。
麓から2000m 35kmの登坂をです。
以下、転載 (ロークロスレシオをお買い上げいただいたお客様からのレポートです。)
話は変わり、昨日の日曜は「大弛峠」にチャレンジして来ました。
山の天気が心配でしたが、雨に降られることもなく、暑くもなく、寒くもなく、風もなく、快適な輪行が出来ました。
塩山駅9時出発→琴川ダム10:43→大弛峠着12:25
初めての大弛みでしたが約3時間半で到着、想像以上に早く着くことできました。
これもレイコン(12-28T)のお蔭ですね、富士山ヒルクライムよりも楽だった気がします。
(富士山はノーマル11-27Tでした)
また、話は変わり
会社の同僚もロードバイクに乗っていて、ALTEGRA 6800(11段)への組み替えを考えているようです、その彼にレイコンを勧めているところです。勧めるに当たり、シマノ純正のカセットとレイコンとでどのように違い有るかを説明するために、比較データを作成してみました。
参考に添付します、素人が適当にまとめたので間違いが有るかも知れませんが、笑って許して下さい。
ExcelデータとPDFデータを添付しましたので自由に加工して使っていただいても結構です(使い道ないけど!)

他、数ページ
メジャーなヒルクライム大会で有名なブリジストンアンカーの、藤田さんにもお使いいただいています。
ご本人から寄せられた、販売前のテストレポートです。

自分でも実際に使ってみて、登っているときの自由度が増すことで、楽に登れるようになったことは言うまでもありません。
このカセットは、一部自転車誌でインフォメーションが掲載されて、毎日のようにご注文をいただいています。
価格などの仕様は、どうぞこちら をご覧ください。
ご注文は infoあっとlight-cycle.comまで、お気軽にどうぞ。
お客様ご自身でお取り付けが可能でしたら、直接の販売もいたしますが、もし不安なようでしたら行きつけのショツプをご紹介ください。
弊社よりショップへご連絡させていただき、装着、ご使用までサポートさせていただきます。
次号、サイクルスポーツにも、詳細記事が掲載される予定ですので、どうぞご覧ください。
充分な在庫をご用意していますが、毎日のようにご注文がございますので、お早めにお申し付けください。
欠品が出ますと1-2ヶ月要します。
その他、歯数構成のリクエストもお待ちしています。必ず製作されるわけではありませんが、ご要望が多ければ作ってみたいと思います。
登りのあるサイクリングが楽しくなる。
ヒルクライムレースに記録を残す。
ぜひ、ご活用ください。
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以前よりライトサイクルは、RECON社と商品開発などでパートナー関係にあり、長きに渡りRECON社製品を販売してきました。その間、国内では同ブランドやOEM商品として他社も販売していますが、現在はライトサイクルが輸入販売をさせていただいています。
RECON社のアルミカセットは、選ばれた特殊なアルミの塊から鍛造と精密な切削加工を施し一つ一つ長い時間をかけて作られています。

8月9日追記
欠品でご迷惑をおかけいたしましたが、各モデルほぼ入荷いたしました。


製作工程の多くは、模倣品が氾濫してきていますので、非公開とさせていただきますが、円錐状に鍛造されたインゴットに、最初ハブが入るスリットを正確に中心に刻みます。
このときの精度は非常に高く、CNCマシンの性能によるところが大きいのですが、RECON社のスプロケットは完全にセンターが出ています。
裏からの切削、表側の切削、歯切りの切削、面取りなど大変複雑な工程を経て作られていて、プレスでガチャンと作る従来の他社製品とは一線を画します。
設計の自由度があるので、今回は、10速ハブに装着して使用できる11速スプロケットの開発にも成功しました。
対応フリーボディの供給されていないホィールでも、11速のシステムを今までのホィールで使っていただくことができます。
特にシマノ製のホィールにもかかわらず、11速が使えなくなった各ホィールでご使用いただきたいと思います。
シフトのフィーリングは、とても歯切れがよく、削りだしの本体に共鳴する軽快な音が響きます。
耐久性ですが、私のように週末サイクリストなら2-3年でも使いいただけます。
毎月、3000kmも乗るような方ですと、2ヶ月で使えなくなってしまうかもしれません。
使い方次第になりますが、メーカーのデザイナー Harryは、ジェントルシフトをお願いしますと言っています。
新しいチェーンを使用してペダルを踏む力をやや緩めて変速してくださいと。
そうすれば以外に寿命は長いものです。
そして今回は、この自由な設計が特徴の切削工程を利用して、Lowクロスレシオのスプロケットを製作しました。
11速モデルとして
「13-15-17-18-19-20-21-22-23-24-25T」(藤田スペシャル)
「12-14-16-18-20-22-24-25-26-27-28T」
10速モデルとして
「12-14-16-18-20-22-24-25-26-27T」
「12-14-16-18-20-22-24-26-27-28T」
この4タイプのロークロスレシオスプロケットは、重いほうのギヤーをひとつ飛ばしにする代わりに、軽いギヤーを文字通りクロスレシオにして細かく変速できるようにしました。
例えば12-27Tをご使用ですと、27T のギヤーで乗っていて、少し坂がゆるくなって変速すると24T になってしまいます。
これは12-25Tのカセットより重いギヤーになり、突然ケイデンスが遅くなり思うように回せないため、また27T に戻すというようなご経験が多くあると思います。
24-27Tまでの間に、25も26もあるというのは、実際に走っていてすごく快適です。
このありそうでなかった歯数構成を実現するのは大変でしたが、18Tが欲しい、20Tがあればというお話は、当店が開店以来ずーとお客様からご要望があったことからもわかるように、いつか実現したかった製品でもあったのです。
先日、お客様が2400mの高度を誇る大弛峠の登りにこのスプロケットを使って初挑戦してきました。
お客様は、大したことなかったと、驚くようなお言葉。
3時間25分という時間で登ってきてしまったそうです。
麓から2000m 35kmの登坂をです。
以下、転載 (ロークロスレシオをお買い上げいただいたお客様からのレポートです。)
話は変わり、昨日の日曜は「大弛峠」にチャレンジして来ました。
山の天気が心配でしたが、雨に降られることもなく、暑くもなく、寒くもなく、風もなく、快適な輪行が出来ました。
塩山駅9時出発→琴川ダム10:43→大弛峠着12:25
初めての大弛みでしたが約3時間半で到着、想像以上に早く着くことできました。
これもレイコン(12-28T)のお蔭ですね、富士山ヒルクライムよりも楽だった気がします。
(富士山はノーマル11-27Tでした)
また、話は変わり
会社の同僚もロードバイクに乗っていて、ALTEGRA 6800(11段)への組み替えを考えているようです、その彼にレイコンを勧めているところです。勧めるに当たり、シマノ純正のカセットとレイコンとでどのように違い有るかを説明するために、比較データを作成してみました。
参考に添付します、素人が適当にまとめたので間違いが有るかも知れませんが、笑って許して下さい。
ExcelデータとPDFデータを添付しましたので自由に加工して使っていただいても結構です(使い道ないけど!)

他、数ページ
メジャーなヒルクライム大会で有名なブリジストンアンカーの、藤田さんにもお使いいただいています。
ご本人から寄せられた、販売前のテストレポートです。

自分でも実際に使ってみて、登っているときの自由度が増すことで、楽に登れるようになったことは言うまでもありません。
このカセットは、一部自転車誌でインフォメーションが掲載されて、毎日のようにご注文をいただいています。
価格などの仕様は、どうぞこちら をご覧ください。
ご注文は infoあっとlight-cycle.comまで、お気軽にどうぞ。
お客様ご自身でお取り付けが可能でしたら、直接の販売もいたしますが、もし不安なようでしたら行きつけのショツプをご紹介ください。
弊社よりショップへご連絡させていただき、装着、ご使用までサポートさせていただきます。
次号、サイクルスポーツにも、詳細記事が掲載される予定ですので、どうぞご覧ください。
充分な在庫をご用意していますが、毎日のようにご注文がございますので、お早めにお申し付けください。
欠品が出ますと1-2ヶ月要します。
その他、歯数構成のリクエストもお待ちしています。必ず製作されるわけではありませんが、ご要望が多ければ作ってみたいと思います。
登りのあるサイクリングが楽しくなる。
ヒルクライムレースに記録を残す。
ぜひ、ご活用ください。


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