わかりやすく言えば自動車で言えばF-1となるでしょうか。
自転車レースの最高峰、ツールドフランスに再びやってきました。
日本の出発は17日朝。今回はフィンランド航空のヘルシンキ経由で、パリへ到着しました。



航空券の取得にもたついている間に、乗り継ぎの良い便がなくなって4時間のトランジットでしたが、それでもムーミンだらけのショップなど、北欧のこの国はちょっとメルヘンがあります。
フィンランドといえばPolarとSUNTO。
どちらも空港にありましたが、値段はさほど変わらないばかりか、ライトサイクルの販売価格のほうが安かったりします。
今、グルノーブルというところにいます。
冬季五輪オリンピックの開催地だったところで、周りを山に囲まれた良い街です。
高台に城砦が築かれていて、カプセル型のロープウェなどで登ることができます。
教会の前では朝市をしていて、衣類、雑貨、果物が並べられていました。
昨日の歴史的なレースは、多くの方がレース中継をご覧になったかと思います。
私も、BARのテレビで観戦しました。
ラルプ・デュエズへは、前日か、それ以前から泊まってきている多くのファンに埋め尽くされています。
私は、ジャパンカップを古賀志林道から見に行くように、わき道を探して車で登りました。
かなり登ってきたところで、婦人警官にこの先の通行を車を置くところがないからと止められ、Uターンして近くに止めましたが、携帯のGPSでは、目的のフエズまで10kmぐらい先です。身軽に装備を変えてここからは徒歩で行くことにしました。途中はアルプスの山のトレッキングみたいな感じで、花や蝶の写真を撮り、以外にのんびり向かいました。
今回のレースのスタート時間は、13:30。選手が登ってくるのは15時以降と考え、約1時間半の道を登ったり下ったり。
山ノ下に、名物のつづら折れが見えてきて、麓からの入り口が一望できるところに来ました。
すでにキャラバン大河登り始めていて、大音響でアップテンポなリズムを鳴らしながら、上っていくのがわかります。
レースが目の前に近づくと私も興奮してきて、自然と歩くスピードは速くなります。
遠くのヘリコプターがだんだん近づいて、プロトンが近いことを知らせてくれます。
レースのコースに出ると、ものすごい人の川。
道路には人が溢れていて、とても陽気。
それもそのはずで、何日も前からこの日のためにこの場所に泊まっているのですから。
周辺の見物客を巻き込んで軽快なリズムでダンスを繰り広げています。
先導のバイクが接近までのタイムを知らせてくれます。
いよいよです。
超低空をヘリコプターが近づき、BMCのジャージのヴァン・ガーデレンが一番で登ってきました。
その後には、クリストフ・リブロン。モゼールと続きます。その3人が山頂前にひとつの集団になったことは、近くのキャンピングカーのTV中継です。
ボクレールも来ました。ほか、多くの選手が通過しますが、イエロージャージの選手がなかなか来ません。
細切れの集団が登って行った後、これで終わりではないのです。
なんと、もう一回、この坂道を登ってくるのです。
この登りコースのほんの一部しか見ていませんが、私のいたところの勾配はさほどきつくはありません。
選手も、とんでもないスピードで上がってきます。
同行の車も、バイクも遅くはないですから。
それが本当に凄い。2回目は同じようにBMCのヴァン・ガーデレンが先頭であがってきましたが、フランス人のリブロンが頂上までに抜き返したので、周りは大盛り上がり。
ボクレールも、良い位置で上がっていきました。
新城選手も、速いです。
イエロージャージフルームが右手を上げて目の前を通過。
かなり順位を下げています。
レースの結果はJsportsなどでご確認ください。
画像は、中途半端なので、後で少しずつ上げていきます。
余談
TGVでリヨンに着く前から、雨雲で空は真っ黒。
レンタカーを借りてグルノーブルに向かうと豪雨に。
それでも、グルノーブルに到着するころには雨もやみ、僅かながら晴れ間も見えてきました。
車を降りて歩き出すころは寒くてジャケットを着ていましたが、レースの観戦中は、気温も上がり日焼け止めを置いてきてしまったことを悔やむほどの好天。
2周目の集団が通過して、帰路に付くころから小雨がぱらつきだし、遠くで雷鳴が聞こえています。
空は真っ黒い雲と、雨のカーテンが曇って見えます。
それでも1時間半歩き、車に付くまでは傘がいらない小雨で持ってくれました。その後は土砂降り。
なんとも、いつもですが旅行で雨が降らないジンクスは、続いています。
あの山の下りで、あの雨が来ていたらレースはどうなるんでしょう。
あの気温、あの雨と雲は、レースの間だけ、遠くへ行ってくれました。
3Gカードが未だに手に入りません。
ブイグテレコムなど、以前はどこにでもお店があったのに、今回はプリペイドのSIMが入手できず、高額なローミングサービスを使っています。
携帯のGPSがないと走れませんから。それでも4-5回は道を間違えUターンしています。
料金のシステムを予習していなかったため、ETCのようなシステムだったら?高速の料金所の前でUターンしたのは初めての経験でした。危険ですので真似しないでくださいね。
結果はtの表示のレーンでボタンを押してカードを受け取り、次のゲートでカードを入れて料金を支払うシステムでした。
これから、本日のレースのスタート地点へ向かいますが、まだ詳しい場所がわかっていません。
ミッシュランガイドを買い忘れたのでした。
パリの地下鉄に武装した軍人が。


パリの駅は、ホームの奥行きが2段階になっていて、危うく乗り遅れそうでした。



Huezの街
人気blogランキングへ

にほんブログ村
自転車レースの最高峰、ツールドフランスに再びやってきました。
日本の出発は17日朝。今回はフィンランド航空のヘルシンキ経由で、パリへ到着しました。



航空券の取得にもたついている間に、乗り継ぎの良い便がなくなって4時間のトランジットでしたが、それでもムーミンだらけのショップなど、北欧のこの国はちょっとメルヘンがあります。
フィンランドといえばPolarとSUNTO。
どちらも空港にありましたが、値段はさほど変わらないばかりか、ライトサイクルの販売価格のほうが安かったりします。
今、グルノーブルというところにいます。
冬季五輪オリンピックの開催地だったところで、周りを山に囲まれた良い街です。
高台に城砦が築かれていて、カプセル型のロープウェなどで登ることができます。
教会の前では朝市をしていて、衣類、雑貨、果物が並べられていました。
昨日の歴史的なレースは、多くの方がレース中継をご覧になったかと思います。
私も、BARのテレビで観戦しました。
ラルプ・デュエズへは、前日か、それ以前から泊まってきている多くのファンに埋め尽くされています。
私は、ジャパンカップを古賀志林道から見に行くように、わき道を探して車で登りました。
かなり登ってきたところで、婦人警官にこの先の通行を車を置くところがないからと止められ、Uターンして近くに止めましたが、携帯のGPSでは、目的のフエズまで10kmぐらい先です。身軽に装備を変えてここからは徒歩で行くことにしました。途中はアルプスの山のトレッキングみたいな感じで、花や蝶の写真を撮り、以外にのんびり向かいました。
今回のレースのスタート時間は、13:30。選手が登ってくるのは15時以降と考え、約1時間半の道を登ったり下ったり。
山ノ下に、名物のつづら折れが見えてきて、麓からの入り口が一望できるところに来ました。
すでにキャラバン大河登り始めていて、大音響でアップテンポなリズムを鳴らしながら、上っていくのがわかります。
レースが目の前に近づくと私も興奮してきて、自然と歩くスピードは速くなります。
遠くのヘリコプターがだんだん近づいて、プロトンが近いことを知らせてくれます。
レースのコースに出ると、ものすごい人の川。
道路には人が溢れていて、とても陽気。
それもそのはずで、何日も前からこの日のためにこの場所に泊まっているのですから。
周辺の見物客を巻き込んで軽快なリズムでダンスを繰り広げています。
先導のバイクが接近までのタイムを知らせてくれます。
いよいよです。
超低空をヘリコプターが近づき、BMCのジャージのヴァン・ガーデレンが一番で登ってきました。
その後には、クリストフ・リブロン。モゼールと続きます。その3人が山頂前にひとつの集団になったことは、近くのキャンピングカーのTV中継です。
ボクレールも来ました。ほか、多くの選手が通過しますが、イエロージャージの選手がなかなか来ません。
細切れの集団が登って行った後、これで終わりではないのです。
なんと、もう一回、この坂道を登ってくるのです。
この登りコースのほんの一部しか見ていませんが、私のいたところの勾配はさほどきつくはありません。
選手も、とんでもないスピードで上がってきます。
同行の車も、バイクも遅くはないですから。
それが本当に凄い。2回目は同じようにBMCのヴァン・ガーデレンが先頭であがってきましたが、フランス人のリブロンが頂上までに抜き返したので、周りは大盛り上がり。
ボクレールも、良い位置で上がっていきました。
新城選手も、速いです。
イエロージャージフルームが右手を上げて目の前を通過。
かなり順位を下げています。
レースの結果はJsportsなどでご確認ください。
画像は、中途半端なので、後で少しずつ上げていきます。
余談
TGVでリヨンに着く前から、雨雲で空は真っ黒。
レンタカーを借りてグルノーブルに向かうと豪雨に。
それでも、グルノーブルに到着するころには雨もやみ、僅かながら晴れ間も見えてきました。
車を降りて歩き出すころは寒くてジャケットを着ていましたが、レースの観戦中は、気温も上がり日焼け止めを置いてきてしまったことを悔やむほどの好天。
2周目の集団が通過して、帰路に付くころから小雨がぱらつきだし、遠くで雷鳴が聞こえています。
空は真っ黒い雲と、雨のカーテンが曇って見えます。
それでも1時間半歩き、車に付くまでは傘がいらない小雨で持ってくれました。その後は土砂降り。
なんとも、いつもですが旅行で雨が降らないジンクスは、続いています。
あの山の下りで、あの雨が来ていたらレースはどうなるんでしょう。
あの気温、あの雨と雲は、レースの間だけ、遠くへ行ってくれました。
3Gカードが未だに手に入りません。
ブイグテレコムなど、以前はどこにでもお店があったのに、今回はプリペイドのSIMが入手できず、高額なローミングサービスを使っています。
携帯のGPSがないと走れませんから。それでも4-5回は道を間違えUターンしています。
料金のシステムを予習していなかったため、ETCのようなシステムだったら?高速の料金所の前でUターンしたのは初めての経験でした。危険ですので真似しないでくださいね。
結果はtの表示のレーンでボタンを押してカードを受け取り、次のゲートでカードを入れて料金を支払うシステムでした。
これから、本日のレースのスタート地点へ向かいますが、まだ詳しい場所がわかっていません。
ミッシュランガイドを買い忘れたのでした。
パリの地下鉄に武装した軍人が。


パリの駅は、ホームの奥行きが2段階になっていて、危うく乗り遅れそうでした。



Huezの街


にほんブログ村