
ご用命のお客様は、先にDeRosaのネオプリマートを組ませて納車させていただいたお客様で、早くも2台目のご用命です。
お眼鏡にかなったのは、このトマジーニ。
デローサのシンプルな美しさとはちょっと趣の違うイタリアの名車トマジーニ。
唐草模様のラグは、デローザのイタリアンカットとは違う、コンチネンタルカットと呼ばれる手の込んだものです。
鍍金されたラグの美しさは、トマジーニならでは。
ライトサイクルは、フレームを各部高精度に仕上げるところから始まり、フレーム内部の防錆処理を施し、表面はポリマーコートすることで、いつまでもその美しさを楽しんでいただけるように作業しています。









経験がものをいう組み立て作業です。
細心の注意を払い、時間をかけて作業していきます。
スチールフレームは、一見美しくできていると、そのままでもよさそうですが、細部を計測するとやはり切削作業で平行出しをしたりすることになります。
何でもかんでも切削するのではありませんが、必要に応じてどこをどのぐらいどのようにするのか。
これは永く確実に乗っていただくために、必要でとても重要な作業なのです。
特に防錆処理に関しては、とても重要。
内部からの錆は目視できませんので、BBを分解した際にハンガーにうず高く積もる錆でしか判断できないのです。クロモリチューブは、0.5-0.6mmの極薄いチューブの肉厚でできていますので、錆はこれを薄くしてしまう大敵です。
大幅に値上げしてしまったトマジーニですが、在庫分は仕入時の価格で販売しています。
49サイズなどに在庫がございますので、どうぞお問い合わせください。
ご覧いただき、ありがとうございました。