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2014、NewモデルのRS8がようやく入荷。
早速組み立てて、納車させていただきました。
カラーはイリュージョン(マジョーラアンドロメダ)です。
アンカーは、Web上でフレーム、ワイヤー、ハンドルテープ、ロゴ等のカラーを選択できるので、自分好みの1台を作ることが出来ますから、カラーにこだわるお客様にはとても好評です。
それ以外にも、、
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RIS9の弟分という位置づけですが、もちろん充分なレーシングフレームです。
若干の重量増と、快適さをより際立たせたセッティングは、ビギナーからベテランライダーまでを充分カバーする走りやすい設計のロードレーサーです。
日本人体型を充分知り尽くしたアンカーは、まず自分たちがレースで走りやすいフレームを設計するところから始まっていますので、欧米フレームにありがちな、ちょっとハンドルが遠い、ちょっとサドルが後かなというような事がなく、気持ちのよいポジションをご提供できます。
ライトサイクルではフィッティングマシンの使用で、実際に完成状態を体感していただいて、ペダリングしていただいて確認できるのは、初めて乗るお客様に、とても安心感を与えてくれます。

新製品のデリバリーが各社遅れていますが、このモデルも本当にこれからの出荷になります。
ご予約いただいている多くのお客様に届けできる日も、まもなくと思いますが、今しばらくのご猶予をお願い申し上げます。

RS8の限定モデル、EPSE。
メーカーは、全て完売になりましたが、弊社オーダー分に若干の余裕がございますので、こちらもどうぞ。

追記
RS8について、
ブリヂストンサイクルの設計担当の方と、一昨年お会いしたときのことです。
極少数の販売店を対象にしたRL8の発表会後、私は設計担当者とお話しさせていただく機会がありました。
ブリヂストンは、アンカーラボの中西氏ほか、本当に自転車を科学的に解析して形にしていく設計チームがあり、ひとつのフレームを設計するのは一人のデザイナーだけの仕事にとどまりませんが、重要なキーマンであることに間違いはありません。
いろいろと設計について話し合っていたときに、彼が力強く言っていた事のひとつに、硬すぎないフレームというのがありました。
今回のRS8には、今までとは違う複合素材を一部使うことで、レーシングジオメトリーのまま快適性を得るための工夫があるのだそうです。
計算で導き出したフレーム設計、出来上がった試作品をアンカーラボで動的にテスト、プロ選手によるライディングテスト、耐久性テストと進んでいく中で、何度も変更が加えられ硬すぎない良いフレームに仕上げていくのです。
それは釣竿のような感覚でしょうか。
きれいな胴調子が描くカーブ。
S社とか他社製品のフレームとの比較もしています。
展示会の説明では、重量比、剛性比などを示していましたが、最も端的に理解してもらう方法なのでしょう。
私は、アンカー独自の設計理論をストレートにお客様にお伝えする事を、重要視しています。
このフレームに乗れば、どのような走りが可能でどのようになるのか。
アンカーをお使いの方のレース参戦比率は非常に高く、レース現場でメジャーなブランドなのは周知の通りですが、登坂を繰り返すロングライドでも、硬すぎないフレーム設計はとても有効です。
今回誕生したRS8も、初めて試乗したときの鮮烈な感覚は今でもはっきり覚えています。
それは青山の街の中でしたが、信号のスタート、やや軽めの登り勾配、やや荒れた路面を快適にこなす、それは実に素直なフィーリング。
これは好い。すぐにこの価格帯の弊社の販売ボリュームを、この機種にしていこうと営業担当に伝えました。
同様の価格帯のロードレーサーの中では、このRS8が最も良かったのです。
もちろんロングライド中心なら、同様の設計コンセプトであるやや先輩のRL8をお勧めいたしますし、より高いレベルの走りが最初から視野に入っているのでしたらRIS9やRMZもです。

20万円前後のフルカーボンロードレーサーであるものの、+10-20万円もするロードレーサーに匹敵する作りこみの良さ。
他社製品とは違い設計者がわかる。フレームコンセプトが明確なアンカー製品。

RS8は、ようやく製品の出荷が始まりました。
このご紹介したRS8のほかに、RS8 EPSEが1台入荷、組立作業をいたしました。
どちらもまだデリバリーが始まった15台ぐらいのうちの1台で、真っ先にライトサイクルへ送ってくれたものです。
今後、順次納品が進んでいくと思いますが、新製品に対するアンカーの検査の厳しさは、長い時間をかけて耐久テストをするからであり、お待たせして誠に申し訳ございませんが、今しばらくご猶予をお願い申し上げます。



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