スポルティーフという自転車があります。
定義は諸説ありますが、ホィールサイズが650Bのランドナーに対して700Cホィールを使います。
速度ではロードレーサーには若干劣りますが、やや太めなタイヤと泥除け、キャリアーを装備していますので、荷物の積載が可能です。
一泊宿泊のツーリングに、今回お客様と行ってきました。


定義は諸説ありますが、ホィールサイズが650Bのランドナーに対して700Cホィールを使います。
速度ではロードレーサーには若干劣りますが、やや太めなタイヤと泥除け、キャリアーを装備していますので、荷物の積載が可能です。
一泊宿泊のツーリングに、今回お客様と行ってきました。

ルートは荒川-入間川サイクリングコース-飯能-名栗-山伏峠-秩父-大滝
帰路は299号の正丸トンネルを利用しました。
朝7:00 店舗前を出発。
当初は20km以下ののんびりペース。
先は長いので、脚を残して走ります。
朝は8℃。
つま先がやや寒く、これがなかなか温まりません。
シューズは、昔のアディダスが最後に発売していたレザーシューズ。
シューズはレザーのものでも基本は冬用ではないので、ソックスはASSOSのウィンターですが、ちょっと温まるには時間がかかりました。

荒川左岸を順調に進みます。

数回の休憩の後、秋ヶ瀬経由で入間大橋まで。
そこから橋を渡り入間川のコースに入ります。



よく整備されていて走りやすいコースを進み、途中の「狭山リバーサイドゴルフ場」のレストランで、早めの昼食。ここで11時です。
この後、飯能市内に入りサドルの角度を調節するため、自転車屋さんに立ち寄り。
名栗への道を教えてもらって、紅葉の美しい道を進むとパン屋さんを発見。
「パルファン」というお店です。
すでにロードが2台休んでいたので、私たちも美味しいパンをいただきました。
一つ一つがこれでもかという顔をしているパンで、こだわりを強く感じました。おなかがすいたときにお勧めのパン屋さんです。






道は川沿いに徐々に登りに変わり、ロードレーサーの多くのグループとすれ違い、このルートがロードのメッカであることを認識。
峠道に入ると急勾配が続きます。
軽いギヤーもなく、重い自転車ですからじっくり踏んでいきます。
九十九折れが終わると突然峠の看板が現れます。
ここで、15:00。


写真を撮って、秩父市内に一気に下ります。

下って市内に入り、レトロな雰囲気の「パリー」食堂へ。

早めの夕食をいただきます。
カツどん、レバニラ炒め、焼き餃子、シュウマイ。

おなかもいっぱいになり、痛む脚をだましだまし暗くなった140号を登っていきます。
約20km。ようやく大滝の「ライトサイクル山の家」に到着です。
同行の内田様は近くの大滝温泉へ。
私は遅れてくる人を迎えに三峰口駅へ車で。
もう一人の宿泊者は20:00ごろ到着。
みんなそろって山の夜は静かに更けて行きます。

翌朝も、朝から快晴。
暗くて見えなかったあたりの山は紅葉がとても美しい状態です。
7:30ごろ出発。






秩父市内までは下り基調の道です。
昨晩脚の痛みを抑えて登ってきた道を、今度は下っていきます。
秩父市内に入り、輪行で秩父を巡る皆様を待ちましたが、どうも遅れている様子。

帰宅が遅くなるので、正丸峠への道を走り始めます。
昨日下ってきた道は、以外にきつく感じます。
帰路は299号線を走るつもりで、評判の悪い正丸トンネルを利用します。
正直、このトンネルの利用はぎりぎりまで回避するつもりでした。
理由は、自転車通行止めにはなっていないものの、路肩に歩道と思われる高い段差があり、自転車は極狭い全くないような路肩しかスペースがないこと。センターライン上にもポールが立っていて、車は右側に自転車をよけることができないこと。以上の理由からです。
結果、日曜日の朝の上りということで、ダンプ車は休みであろう、車も少ないであろう。
前日の山伏越えと、大滝への登りで余裕がなかったこともあり、トンネル突入を決行しました。
このトンネル、飯能側からはほとんど上り勾配が続くのですが、私たちが走る秩父側からは少しの登りの後下りでした。
ちょうど信号の切れ目にスタートしましたので、信号で車が止まっている間は、距離を稼げます。
下り道のトンネル内は、充分な速度の確保も容易でした。
そのままトンネルを出て、吾野まで一気に下りきってしまいました。
これで1時間半ぐらいは時間短縮できます。
高麗まで降りてきて、ここで飯能への299号から分かれ、巾着田方向へハンドルを向けます。
このほうがショートカットできそうです。
少し行くと、「豆腐厨房」というお店があり、同行の内田さんがソフトクリームが美味しいとの情報に迷わず休憩。

笑顔が素敵な女性店員に、勧められてソフトクリームとおからのいなり寿司をいただきました。
温かいお茶もありがたいサービスです。
再び走り始めます。
若干の追い風。下り基調のロードプロフィール。
順調に進みます。
このまま行くと入間川サイクリングコースへ出ることはGPSの地図が教えてくれます。

入間川のコースに出てからは、昨日走った道なので、安心感も増します。
このあたりから引いてもらって順調に速度を上げます。
お昼ごはんの場所を考えていて、思いついたのが毎年の12月末に行う、うどんツーリングの「古美根」です。
入間大橋で中土手に渡り、16号線で左岸へ。
治水橋までそのまま土手を走り橋で左に下って古美根があります。
この一年で、あたりに建物が増え、病院が併設されました。
駐車場に車が多く、何があったのかと思うほど。
こんな理由で、もしかしたらうどんツーリングでこの古美根に来ることは今年で最後になりそうなお話でした。
もちろん、20名ぐらいの人数で予約しておきました。
今回は、牡蠣の百合根うどんを年末に残し、鴨汁うどんをいただきましたが、相変わらず美味しかったです。

おなかも一杯になったところで、ライトサイクルを目指します。
左岸を走り、秋ヶ瀬公園を抜け、彩湖を通り、戸田へ抜けて「みはらし茶屋」まで戻ってきました。
ここの土手で、カメラの放列が。


聞いてみると何でも太陽が沈む際に、富士山と重なる位置が、ちょうどこの見晴らし茶屋の前なんだそうです。
まだ30分以上かかりそうなのと、日没後の暗さに恐れをなして、先を急ぐことにしました。
ちょうどスカイツリーが視野に入るところで、日没になりました。
TREKに乗った方と、最後はおしゃべりしながらクールダウン。
小松川橋を渡ってライトサイクルに滑り込んだのは17:00頃でした。
長かった2日間。
泊りがけで走る楽しさを堪能できました。
若干距離があることで、紅葉の美しさを存分に味わうには時間がありませんでしたが、それでも美しいところでは自転車を止め、愛用の写真機で撮影することを忘れません。
今回のお供は、フロントバックにすんなり収まる蛇腹のカメラ、小西六の名機、Pearl3です。
リバーサルで撮りましたが、良い光線状態で撮っていないので、フレアー出まくりの写真になりそうです。
このコース、ロードでも楽しめそうです。
ランドナーでは距離がありすぎますね。
週末の2日間を目一杯使って、ちょっと冒険してみませんか?
私も、エロイカ以来の冒険でした。
使用自転車
TOEI スポルティーフ Campagnolo 700Cホィール 25Cタイヤ
Alex Singer スポルティーフ

おまけ
「とんかつちから」で今年も始まった、牡蠣フライです。 これをがんばった自分へのご褒美としました。
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帰路は299号の正丸トンネルを利用しました。
朝7:00 店舗前を出発。
当初は20km以下ののんびりペース。
先は長いので、脚を残して走ります。
朝は8℃。
つま先がやや寒く、これがなかなか温まりません。
シューズは、昔のアディダスが最後に発売していたレザーシューズ。
シューズはレザーのものでも基本は冬用ではないので、ソックスはASSOSのウィンターですが、ちょっと温まるには時間がかかりました。

荒川左岸を順調に進みます。

数回の休憩の後、秋ヶ瀬経由で入間大橋まで。
そこから橋を渡り入間川のコースに入ります。



よく整備されていて走りやすいコースを進み、途中の「狭山リバーサイドゴルフ場」のレストランで、早めの昼食。ここで11時です。
この後、飯能市内に入りサドルの角度を調節するため、自転車屋さんに立ち寄り。
名栗への道を教えてもらって、紅葉の美しい道を進むとパン屋さんを発見。
「パルファン」というお店です。
すでにロードが2台休んでいたので、私たちも美味しいパンをいただきました。
一つ一つがこれでもかという顔をしているパンで、こだわりを強く感じました。おなかがすいたときにお勧めのパン屋さんです。






道は川沿いに徐々に登りに変わり、ロードレーサーの多くのグループとすれ違い、このルートがロードのメッカであることを認識。
峠道に入ると急勾配が続きます。
軽いギヤーもなく、重い自転車ですからじっくり踏んでいきます。
九十九折れが終わると突然峠の看板が現れます。
ここで、15:00。


写真を撮って、秩父市内に一気に下ります。

下って市内に入り、レトロな雰囲気の「パリー」食堂へ。

早めの夕食をいただきます。
カツどん、レバニラ炒め、焼き餃子、シュウマイ。

おなかもいっぱいになり、痛む脚をだましだまし暗くなった140号を登っていきます。
約20km。ようやく大滝の「ライトサイクル山の家」に到着です。
同行の内田様は近くの大滝温泉へ。
私は遅れてくる人を迎えに三峰口駅へ車で。
もう一人の宿泊者は20:00ごろ到着。
みんなそろって山の夜は静かに更けて行きます。

翌朝も、朝から快晴。
暗くて見えなかったあたりの山は紅葉がとても美しい状態です。
7:30ごろ出発。






秩父市内までは下り基調の道です。
昨晩脚の痛みを抑えて登ってきた道を、今度は下っていきます。
秩父市内に入り、輪行で秩父を巡る皆様を待ちましたが、どうも遅れている様子。

帰宅が遅くなるので、正丸峠への道を走り始めます。
昨日下ってきた道は、以外にきつく感じます。
帰路は299号線を走るつもりで、評判の悪い正丸トンネルを利用します。
正直、このトンネルの利用はぎりぎりまで回避するつもりでした。
理由は、自転車通行止めにはなっていないものの、路肩に歩道と思われる高い段差があり、自転車は極狭い全くないような路肩しかスペースがないこと。センターライン上にもポールが立っていて、車は右側に自転車をよけることができないこと。以上の理由からです。
結果、日曜日の朝の上りということで、ダンプ車は休みであろう、車も少ないであろう。
前日の山伏越えと、大滝への登りで余裕がなかったこともあり、トンネル突入を決行しました。
このトンネル、飯能側からはほとんど上り勾配が続くのですが、私たちが走る秩父側からは少しの登りの後下りでした。
ちょうど信号の切れ目にスタートしましたので、信号で車が止まっている間は、距離を稼げます。
下り道のトンネル内は、充分な速度の確保も容易でした。
そのままトンネルを出て、吾野まで一気に下りきってしまいました。
これで1時間半ぐらいは時間短縮できます。
高麗まで降りてきて、ここで飯能への299号から分かれ、巾着田方向へハンドルを向けます。
このほうがショートカットできそうです。
少し行くと、「豆腐厨房」というお店があり、同行の内田さんがソフトクリームが美味しいとの情報に迷わず休憩。

笑顔が素敵な女性店員に、勧められてソフトクリームとおからのいなり寿司をいただきました。
温かいお茶もありがたいサービスです。
再び走り始めます。
若干の追い風。下り基調のロードプロフィール。
順調に進みます。
このまま行くと入間川サイクリングコースへ出ることはGPSの地図が教えてくれます。
入間川のコースに出てからは、昨日走った道なので、安心感も増します。
このあたりから引いてもらって順調に速度を上げます。
お昼ごはんの場所を考えていて、思いついたのが毎年の12月末に行う、うどんツーリングの「古美根」です。
入間大橋で中土手に渡り、16号線で左岸へ。
治水橋までそのまま土手を走り橋で左に下って古美根があります。
この一年で、あたりに建物が増え、病院が併設されました。
駐車場に車が多く、何があったのかと思うほど。
こんな理由で、もしかしたらうどんツーリングでこの古美根に来ることは今年で最後になりそうなお話でした。
もちろん、20名ぐらいの人数で予約しておきました。
今回は、牡蠣の百合根うどんを年末に残し、鴨汁うどんをいただきましたが、相変わらず美味しかったです。

おなかも一杯になったところで、ライトサイクルを目指します。
左岸を走り、秋ヶ瀬公園を抜け、彩湖を通り、戸田へ抜けて「みはらし茶屋」まで戻ってきました。
ここの土手で、カメラの放列が。


聞いてみると何でも太陽が沈む際に、富士山と重なる位置が、ちょうどこの見晴らし茶屋の前なんだそうです。
まだ30分以上かかりそうなのと、日没後の暗さに恐れをなして、先を急ぐことにしました。
ちょうどスカイツリーが視野に入るところで、日没になりました。
TREKに乗った方と、最後はおしゃべりしながらクールダウン。
小松川橋を渡ってライトサイクルに滑り込んだのは17:00頃でした。
長かった2日間。
泊りがけで走る楽しさを堪能できました。
若干距離があることで、紅葉の美しさを存分に味わうには時間がありませんでしたが、それでも美しいところでは自転車を止め、愛用の写真機で撮影することを忘れません。
今回のお供は、フロントバックにすんなり収まる蛇腹のカメラ、小西六の名機、Pearl3です。
リバーサルで撮りましたが、良い光線状態で撮っていないので、フレアー出まくりの写真になりそうです。
このコース、ロードでも楽しめそうです。
ランドナーでは距離がありすぎますね。
週末の2日間を目一杯使って、ちょっと冒険してみませんか?
私も、エロイカ以来の冒険でした。
使用自転車
TOEI スポルティーフ Campagnolo 700Cホィール 25Cタイヤ
Alex Singer スポルティーフ

おまけ
「とんかつちから」で今年も始まった、牡蠣フライです。 これをがんばった自分へのご褒美としました。
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