DSC_6598


BASSOは、今ではそれほど数が多くないイタリアのフレームファクトリーです。
技術の最先端である軍用、フォーミュラーワンなど、量産ではなく少量生産に向く製法のオートクレーブを採用する数少ないファクトリーで、イタリア内製されているモデルをラインナップしています。
カーボンフレームの製法にまでこだわる貴方に、強度と軽さとを手間をかけて実現しているBASSOをお勧めしたいと考えます。


DSC_6599


フラッグシップモデルのDIAMANTEです。
東レ製1Kハイモジュラスカーボン T1000-T800を採用し、オートクレーブで手作りしています。
高剛性と軽量化を両立。迫力あるカタチは、いろいろなブランドのフレームに乗って理想とするものが見つからない方に、お勧めしたいモデルです。
赤いフレームのヘッドチューブ上の部品は、ヘッドチューブを長く見せる別部品になります。
もちろん、背中を平らにして乗るシリアスライダーには不要なパーツですが、少し余裕のある姿勢で長距離を楽しむためには、車体同色のこのパーツの装着をお勧めいたします。

DSC_6601


DSC_6606

DSC_6614

DSC_6616


ASTRA アストラです。このモデルもオートクレープを使用して自社生産されるフレームです。
価格は258,000円とハンドレイアップ、細かな温度管理、真空管理をしたうえで、高品位な塗装を施しての価格と考えますと、実に現実的な価格と思います。

DSC_6608


DSC_6609



DSC_6603

VENTA ヴェンタ オールラウンドバイクですが、ダウンチューブを逆三角断面とし、フロントフォークの逆翼断面形状とあいまって、適切なエアロ効果を楽しめるモデルになっています。
薄くしすぎる弊害も、BASSO氏は理解しています。
必要以上のエアロ形状より、本来ロードフレームに求められる充分なペダリング剛性をうまく確保しています。
DSC_6602


DSC_6604

DSC_6617


DSC_6605

このヴェンタ。 フレームセット価格で198,000円ですからお好みで組めますが30万円程度で105完成車に仕立てる事が出来ます。

DSC_6610

DSC_6611

DSC_6612


LAGUNAです。
完成車価格で248,000円は、他メーカーと比較しても充分なもの。
イタリアンロードの研ぎ澄まされた鋭さはそのままに、快適さをも前面に出しているモデルになります。
イタリアンロードのデザインの良さは、大きな魅力です。

DSC_6619

LOTO ロト フルカーボンフレーム、105フルセットのロードバイクです。
同価格のLAGUNAとの違いは、ヘッドチューブをやや長めにした設計のコンフォート向けロードバイクに仕上げている事です。
DSC_6621


DSC_6623

DSC_6624


MONZA モンツァはミラノ郊外にある街の名称。
トリプルバデッド(3段階にチューブの肉厚を内部を薄くする工法で、溶接箇所の端部は厚く。
それ以外のところは薄くすることで、軽さと快適さを獲得できる)の高品質なアルミフレームに105をフルアッセンブル。性能的には、上位モデルのカーボンフレームと遜色ない走りが楽しめるハイパフォーマンスロードレーサーです。168,000円

DSC_6627

DSC_6629


MUGELLOは同じ軽量アルミフレームに、New Tiagraをアッセンブルしたモデルです。
充分なパーツ構成、軽量フレーム。
135,000円という価格は、イタリアの伝統的なジオメトリーを楽しめるロードレーサーとして後ほどご紹介させていただくGIOS同様、お勧めのモデルです。

DSC_6627

DSC_6628

DSC_6629

DSC_6630


IMOLAです。
サーキットにその名前があるので、私も知っているネームです。
DSC_6631

DSC_6632


軽量アルミフレームに、ロードコンポーネントとして、充分な性能に進化してるSORAコンポーネントをアッセンブルしているモデルです。
上位モデルとの重量さもごく僅か。価格は125,000円となっています。
プラス1万円でTiagra さらに33,000円プラスで105の11段となりますので、このあたりは無理せずご予算で選んでいただいて良いと思います。

価格は10%のお値引きをいたしますので、その分一つ上のモデルを手に入れていただきたいと思います。

DSC_6637

DSC_6638

DSC_6640

DSC_6641


DSC_6639

GAP1 977と言うモデルです。
4130クロモリフレームは、御覧の通り見事な美しさ。
特に上チューブの青のぼかし塗装が難しいのだそうです。
塗装に手間と時間をかけて作っているBASSOのこだわりを感じるモデル。
ぜひ、4130クロモリチューブの乗り心地を、時空を超えたWレバーで楽しんでいただければと思います。

DSC_6635

DSC_6636


LESMO レスモ。
これも人気のあるモデルです。
このモデルをドロップハンドルにしたいというお客様のご要望も多く、最初は不安なのでフラットハンドルで楽しんで、慣れてきたらドロップハンドルに。
こんな使い方には、このモデルがお勧めです。

DSC_6642

DSC_6643

爽やかなブルーが印象的なのはVIPERシリーズ。こちらはENGLANDのレイノルズ社製520チューブセットを使って丁寧にTig溶接されています。

DSC_6644

DSC_6645


コンポーネントの違い、カラーの違いでこの2車種を選択できます。

いかがでしたでしょうか。
大きな画像は アルバムに入れておきましたので、御覧いただければと思います。
ジョブインターナショナルと言う大きな会社が輸入を司るBASSO。
GIOSブルーが半部以上を占める広い展示会場で、私が気になったのがこのBASSOです。
昨年はBASSO氏と直接会場でお会いする事が出来、コンセプト、工場の概要など、多く伺う機会にも恵まれましたし、工場へいつでもおいでと言ってもらいました。
どうしてもモノづくりの現場があるファクトリーは好きですし、手作りされるものへは目が行きます。
イタリアの感性が生み出す色使い、デザインも、自転車が私の場合最も身近で、その次がクルマでしょうか。
ライトサイクルが欧州のイタリア、フランス、スペイン、ドイツ、ベルギーブランドを多く扱うのも、昔からの自転車好きが憧れていた美しい自転車作りを見て来たからに他なりません。

乗っている方は、まだまだ少ないブランドではありますが、この少量生産ブランドにも、イタリアの職人気質が溢れています。

今日もライトサイクルブログを御覧いただきまして、誠にありがとうございます。



ブログランキング人気blogランキングへ 
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村