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バッタリンブランドの創始者 ジョヴァンニ・バッタリンは、ジロ・デ・イタリアの前に開催されるアマチュア版のレース、ベビージロで1972年総合優勝を果たし、翌1973年プロ選手となりジロ・デ・イタリア総合3位を獲得した選手でした。
1981年には、ヴェルタ・エスパーニャとジロ・デ・イタリアが僅か3日しか閉会日と開催日が離れていなかったレースを制すなど、多くの伝説を残している選手です。
彼は現役時代から自転車そのものに非常に惚れ込み、練習の傍らフレーム作りにも関心を持つようになりました。
そして自ら自転車フレーム工房を創設しました。

そのフレームは、とにかく強く。
群を抜くねじれ剛性の強さは、彼自身はもちろんのこと、当時脚のある選手に好まれ好成績を残してきました。
1984年からはジーンズブランド、CARRERAチームに自ら在籍しフレームを供給。
ステファン・ロッシュ、ヴィセンテーニの優勝をかけた争いなど、勝つことにかける男たちの熱い戦いの場に、このBattaglinのフレームはありました。

そして現在でも全く変わることなく、ジョヴァンニの故郷。小さな町のマロースティカの工房でオフチーナバッタリンはハンドメイドされています。
コロンバス社製、SLチューブを用い、ヘッドチューブ、ハンガーシェルにはエンドミルで文字を彫り、オリジナルラグで丁寧にロウ付けしています。
塗装工程は近所のピアノなども塗装する工場で、深みのある実に美しい塗装が施されています。

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バッタリンは、言います。
あなたのように強くなるにはどうしたらいいの?
1週間に3日乗るんだよ。
1日はとても強く、2日目はゆっくり。そして3日目はイメージで乗るのさ。

自転車フレームは、他ブランドがあまり強さにこだわらないシートラグなどに特徴があります。
強靭なシートラグで覆われたトップチューブ、シートチューブ、そしてシートステーは、特に安定感をもたらします。ハンガーシェル回り、ヘッドチューブ周りの作り込みはさすが。
充分にロウが回っていて、内部から見てもその技術力の高さを見ることが出来ます。

Battaglin Cicli社は、多くの日本の会社とコンタクトする中にあって、私たちライトサイクルとフレンドリーシップを結びました。
私たちの様な小さな会社との取引が、良いのだそうです。
私は、自分たちが理想とする自転車フレームの在り方を、ジョヴェンニと息子で社長のアレッサンドロ語り合い、どうやら気に入ってくれたみたいです。

イタリアのハンドメイド自転車は、現代において実はそう多くはありません。
Battaglinは、カーボンフレームも販売していますが、オフチーナバッタリンとして切り分け、ハンドメイドの工場を今でもちゃんと維持しています。
そして私たちが求めているのは、そのハンドメイドのフレームなのです。
イタリアのハンドメイドフレームの価値は年々高まってきています。
法外ともいえる価格の製品もある中に、私たちライトサイクルが販売することで、少しでも身近に感じていただけるよう価格にもこだわりました。

どうか、この古くても新しいブランドを、あなたのコレクションに加えていただければ幸いです。

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2015 Taipei Int Cycle Showにて