
各ブランドの2016展示会も、ようやく終盤となってきました。
ご紹介しきれなかったブランド、製品もございますが、ご購入の決め手になりましたでしょうか。
正直に申しまして、ブランド数や製品数があまりにも膨大になってきて、ある意味日本市場は黙っていても、美味しい料理が運ばれてくる状況になってきました。
各企業の担当者は、言語の違い、考え方の違いを乗り越え、日本のファンの皆様に如何に良い条件で、日本人の体格、感性に合った製品を適時に適量、買い付け輸入するかと言う事に凌を削っているはずです。
今回ご紹介するFELTとGTは、私の生まれたところである豊島区池袋にオフィースを構える、ある意味ひたしみを感じる会社が輸入販売する対局ともいえる2つのブランドです。
FELTはジム・フェルトが立ち上げた日本ではロードバイク中心のドイツブランド。
もう一つのGTは、溶接職人ゲーリー・ターナーが息子にBMXを作ったことから始まる、北米のMTB中心のテクニカルブランドです。
追記
FELT カーボンフレームモデルをご予約いただきますと、DMTシューズがもれなくもらえるキャンペーンが始まります。
モデルは決まっていませんが、おおむね3万円程度の製品になるようです。
来年6月30日までの長い期間ですが、商品がなくなり次第終了になりますので、お早めに。
詳しくは こちら
実施店舗の記載にライトサイクルはありませんが、ご安心ください。
一番良いシューズを送ってくれるように頼んでおきましたので。
最初はFELTです。
2016モデルは、2万円程度値上げしていますので、2015モデルも在庫がある限りは旧価格でご案内できます。
合わせてご覧ください。
お勧めは20万円台 カーボンフレーム105コンポーネントと言う、一番人気の組み合わせモデル、F5です。
2万円上がって248,000円(税別)となりました。
お勧めの理由は、UDに比べ高価な3Kカーボンプリプレグを纏っていることです。

3Kとは、カーボンファイバーテンシル3000本をひとまとめに編んでいるプリプレグを使っていると言う事です。
UD(ユニディレクショナル 単一方向)プリプレグとは、若干重量は重くなりますが、表面強度を上げることが出来、耐久性にもおそらく寄与するものと考えられます。(すみませんUDが通常使用で経年変化による破損した事例を見たことがありませんので、性能差からくる推測です)
クルマや、バイクから自転車を見ると、このカーボン柄がカッコ良いだそうです。
確かにリアルカーボンシートをドアピラーなどに貼るとカッコよくなりますね。
マットブラックのカーボン柄を好むお客様が増えてきているのも事実で、よくご希望を伺います。
そんなお客様にも、このF5はお勧めのロードバイクです。




兄弟車、TIAGRA組のF6も同じカーボン仕上げです。


ダウンチューブのワイヤーリードは、外すことでエレクトリカルケーブルの内装仕様にすることができます。


2016モデルは、デザインこそ2015モデルと同じに見えます。
大きな違いは、BBの取り付け方式が昔に戻ったと言いますか、堅実な形になったと言いますか、BSC規格のスレッド(ねじ)式に戻されたことです。
ピナレッロをはじめ、この流れは最近よく聞きます。
良い悪いではなくて、正確な作業をすればプレスフィットタイプも悪くはありません。
しかし、天候に関係なく距離を乗る方には、交換作業の度に圧入されているBBを外し、圧入を繰り返すことでフレームにダメージを及ぼすことも考えられます。
年間1万キロを超えてしまうようなお客様でも、プレスフィットタイプをお使いいただいていて、弊社ではきちんと作業をさせていただいていますので、心配はありませんが、この従来からのBSCスレッドタイプを希望される方は少なからずいらっしゃいます。
また、レース現場では作業性のため、可能な限りこの方式を採用しているとも聞きます。
新たにフレームそのものの設計を変更してきていますので、利点を見出される方には、このNewF5は良いと思います。
フレーム単体重量900g。FELTは少しでも軽く作るという考え方が私は好きです。
フレーム販売はありませんが、仮にフレームの販売をしたとしても20万円程度のスペックはあると考えます。
このクラス他社と比較しても最軽量カーボンフレームです。
ウィークポイントも2015から引き続き残ります。
1点はブレーキ。シマノ製を採用しながらOEM製品で105ではありません。
もう一つは伝統ともいえるでしょう、ジャグワイヤー製のワイヤー採用です。
これは悪いとは言いませんが、純正品にどうしてもこだわる方には、気になるポイントです。
日本仕様だけでも、ここは変えてスッキリしていただきたいと、要望は申しておきました。
ライトサイクルでは、この点をご注文の際にお申し付けいただければ、7,000円(税別)アップにて変更させていただきます。

この変速機、グッと来た方はオールドファンかも。
縦型変速機に見えませんか? SRAMを採用したモデルF4Xに装着していたリヤーディレイラーです。


冴えたカラーのF75



105採用 アルミフレームカーボンフォークモデルで価格は158,000円です。
高品質な7005アルミ(ジュラルミンとも言います)フレームで、FELTの原点ともいえる素材です。
軽量フレームに軽量パーツの組み合わせで、このクラス最軽量でしょう。
カラーは3色です。


F95です。
110,000円 SORAコンポーネントになります。
フレームは上位モデルと同じですから、初期投資を抑えて楽しみつつ、このままでも充分なスペックですがアップグレードも楽しみなモデルです。


レディースモデルっぽくないレディースモデルがこのZW95。
見た目ではわかりにくいのですが、薄めのチューブを採用してフレームを軽く仕上げてあります。
安定性重視の設計でサドルはより快適なものを採用しています。
118,000円 税別価格


80万円のトライアスロンフレームです。
新たにトライアスロンショップとして、登録店だけに販売するとしているトライアスロンモデルです。
組み立てには、内装ケーブル、Di2とも経験のあるロードバイク店に分があると思うのですが、3台買わないと登録しませんと言う、訳の分からない言い分のため、ライトサイクルはCervelo他で頑張り、販売しないことにしました。
最安モデルは358,000円からラインアップされていて、トライアスロンを目指す方には、より身近に専用バイクを手にしていただけるとは思いますが。
今までFELTを販売してきた販売店に恩も義理もないやり方は、どんなに製品が良くても売る気がしません。
ごめんなさい。
GTはこのFELTのつながりとするには、あまりに大きすぎますので、日を改めてアップすることにいたします。
同時に、ベルギーのブランド、トンプソンもベルギー大使館で見てきました。
アルバムにアップしておきますので、ぜひご覧ください。
詳細は後ほど追記させていただきます。
余談。
ライトウェイの会場は、浅草のだい台東館。
すぐ近くが二天文で観音様に行くことができます。
ちょっと整備したゼンザブロニカの試し撮りにカメラで浅草を写真散歩してきました。
写真は、後程。
余談2
「吉崎サイクル」の吉崎氏にお声をかけていただきました。
このお店は、なんと富山県の黒部市。
今回はトンプソンと2件の展示会のために、東京まで来ています。
東京在住の私ですら、この展示会行脚でくたびれてきているのに、誠に恐れ入ります。
ブログは こちら
このライトサイクルブログをご覧になっていただいているそうで、いろいろとお話を伺いました。
驚いたことに、吉崎さんは、ライトサイクルがある平井にいらっしゃったことがあるそうです。
黒部という土地柄、サイクリングが楽しそうなところです。
今度、お伺いしようかと思った次第です。
朗らかなお人柄に、頼るお客様もさぞ多いことでしょう。
台風の余波でしょうか、風の強い朝です。
空気は完全に秋へと切り替わりました。
気温差が大きいので、体調の管理には、充分お気を付けください。
日曜日、ちょっと天気予報がよくありませんが、いつも通り走行会を予定していますので、このブログを気にしていてください。
そろそろ秋のツーリングにも行きたいとコースと日程を考えています。
めったに休めない方のリクエストもお待ちしています。
GTの特価車、試乗に使っただけのロードバイクを今回も仕入れてきました。
詳細は後程お知らせいたします。
今日もライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2016モデルは、2万円程度値上げしていますので、2015モデルも在庫がある限りは旧価格でご案内できます。
合わせてご覧ください。
お勧めは20万円台 カーボンフレーム105コンポーネントと言う、一番人気の組み合わせモデル、F5です。
2万円上がって248,000円(税別)となりました。
お勧めの理由は、UDに比べ高価な3Kカーボンプリプレグを纏っていることです。

3Kとは、カーボンファイバーテンシル3000本をひとまとめに編んでいるプリプレグを使っていると言う事です。
UD(ユニディレクショナル 単一方向)プリプレグとは、若干重量は重くなりますが、表面強度を上げることが出来、耐久性にもおそらく寄与するものと考えられます。(すみませんUDが通常使用で経年変化による破損した事例を見たことがありませんので、性能差からくる推測です)
クルマや、バイクから自転車を見ると、このカーボン柄がカッコ良いだそうです。
確かにリアルカーボンシートをドアピラーなどに貼るとカッコよくなりますね。
マットブラックのカーボン柄を好むお客様が増えてきているのも事実で、よくご希望を伺います。
そんなお客様にも、このF5はお勧めのロードバイクです。




兄弟車、TIAGRA組のF6も同じカーボン仕上げです。


ダウンチューブのワイヤーリードは、外すことでエレクトリカルケーブルの内装仕様にすることができます。


2016モデルは、デザインこそ2015モデルと同じに見えます。
大きな違いは、BBの取り付け方式が昔に戻ったと言いますか、堅実な形になったと言いますか、BSC規格のスレッド(ねじ)式に戻されたことです。
ピナレッロをはじめ、この流れは最近よく聞きます。
良い悪いではなくて、正確な作業をすればプレスフィットタイプも悪くはありません。
しかし、天候に関係なく距離を乗る方には、交換作業の度に圧入されているBBを外し、圧入を繰り返すことでフレームにダメージを及ぼすことも考えられます。
年間1万キロを超えてしまうようなお客様でも、プレスフィットタイプをお使いいただいていて、弊社ではきちんと作業をさせていただいていますので、心配はありませんが、この従来からのBSCスレッドタイプを希望される方は少なからずいらっしゃいます。
また、レース現場では作業性のため、可能な限りこの方式を採用しているとも聞きます。
新たにフレームそのものの設計を変更してきていますので、利点を見出される方には、このNewF5は良いと思います。
フレーム単体重量900g。FELTは少しでも軽く作るという考え方が私は好きです。
フレーム販売はありませんが、仮にフレームの販売をしたとしても20万円程度のスペックはあると考えます。
このクラス他社と比較しても最軽量カーボンフレームです。
ウィークポイントも2015から引き続き残ります。
1点はブレーキ。シマノ製を採用しながらOEM製品で105ではありません。
もう一つは伝統ともいえるでしょう、ジャグワイヤー製のワイヤー採用です。
これは悪いとは言いませんが、純正品にどうしてもこだわる方には、気になるポイントです。
日本仕様だけでも、ここは変えてスッキリしていただきたいと、要望は申しておきました。
ライトサイクルでは、この点をご注文の際にお申し付けいただければ、7,000円(税別)アップにて変更させていただきます。

この変速機、グッと来た方はオールドファンかも。
縦型変速機に見えませんか? SRAMを採用したモデルF4Xに装着していたリヤーディレイラーです。


冴えたカラーのF75



105採用 アルミフレームカーボンフォークモデルで価格は158,000円です。
高品質な7005アルミ(ジュラルミンとも言います)フレームで、FELTの原点ともいえる素材です。
軽量フレームに軽量パーツの組み合わせで、このクラス最軽量でしょう。
カラーは3色です。


F95です。
110,000円 SORAコンポーネントになります。
フレームは上位モデルと同じですから、初期投資を抑えて楽しみつつ、このままでも充分なスペックですがアップグレードも楽しみなモデルです。


レディースモデルっぽくないレディースモデルがこのZW95。
見た目ではわかりにくいのですが、薄めのチューブを採用してフレームを軽く仕上げてあります。
安定性重視の設計でサドルはより快適なものを採用しています。
118,000円 税別価格


80万円のトライアスロンフレームです。
新たにトライアスロンショップとして、登録店だけに販売するとしているトライアスロンモデルです。
組み立てには、内装ケーブル、Di2とも経験のあるロードバイク店に分があると思うのですが、3台買わないと登録しませんと言う、訳の分からない言い分のため、ライトサイクルはCervelo他で頑張り、販売しないことにしました。
最安モデルは358,000円からラインアップされていて、トライアスロンを目指す方には、より身近に専用バイクを手にしていただけるとは思いますが。
今までFELTを販売してきた販売店に恩も義理もないやり方は、どんなに製品が良くても売る気がしません。
ごめんなさい。
GTはこのFELTのつながりとするには、あまりに大きすぎますので、日を改めてアップすることにいたします。
同時に、ベルギーのブランド、トンプソンもベルギー大使館で見てきました。
アルバムにアップしておきますので、ぜひご覧ください。
詳細は後ほど追記させていただきます。
余談。
ライトウェイの会場は、浅草のだい台東館。
すぐ近くが二天文で観音様に行くことができます。
ちょっと整備したゼンザブロニカの試し撮りにカメラで浅草を写真散歩してきました。
写真は、後程。
余談2
「吉崎サイクル」の吉崎氏にお声をかけていただきました。
このお店は、なんと富山県の黒部市。
今回はトンプソンと2件の展示会のために、東京まで来ています。
東京在住の私ですら、この展示会行脚でくたびれてきているのに、誠に恐れ入ります。
ブログは こちら
このライトサイクルブログをご覧になっていただいているそうで、いろいろとお話を伺いました。
驚いたことに、吉崎さんは、ライトサイクルがある平井にいらっしゃったことがあるそうです。
黒部という土地柄、サイクリングが楽しそうなところです。
今度、お伺いしようかと思った次第です。
朗らかなお人柄に、頼るお客様もさぞ多いことでしょう。
台風の余波でしょうか、風の強い朝です。
空気は完全に秋へと切り替わりました。
気温差が大きいので、体調の管理には、充分お気を付けください。
日曜日、ちょっと天気予報がよくありませんが、いつも通り走行会を予定していますので、このブログを気にしていてください。
そろそろ秋のツーリングにも行きたいとコースと日程を考えています。
めったに休めない方のリクエストもお待ちしています。
GTの特価車、試乗に使っただけのロードバイクを今回も仕入れてきました。
詳細は後程お知らせいたします。
今日もライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。