
サイクルモード、いかれましたでしょうか。
私も、金曜日、土曜日の2日間、朝から昼過ぎ頃まで合計7時間見てきました。気になったモデルをご紹介いたします。

De Rosaブースです。





ピニンファリーナ プロデュース。
De Rosaの新製品SKが初お目見えです。
完成車販売にのみ、このホィールをオーダーできます。
詳細価格は、先にお知らせいたしました通りです。

スチールフレームも、相変わらず健在です。
ネオプリマートは、日本国内でのみの販売になり、今後の生産については怪しくなってきました。
今ならCampagnoloのヘッドパーツ、シルバー仕上げのAHTENA VELOCE、その他小物もそろいますので、今のうちにご用命ください。

ノースウェーブのブースで見つけたダウンヒル用のシューズです。
なんとソールがミッシュラン製です。
展示用と自分用を注文してきました。
ロードモデルにも軽量な良い商品がありました。



セライタリアから、バックスキン(ヌバック)の革張りサドルにフライトとSLRが新発売です。
クラッシックロードレーサーに似合います。
滑りにくいうえ、使い込むうちに良い質感になってくるのが楽しみな商品です。
セライタリアは、革の質が良いのでお勧めです。

メルクスの70周年記念モデルです。
輸入元の深谷産業のブースですが、このモデルに関しての販売は直接メルクスのWEBサイトで行います。



LOOKのブースです。
完成車販売の人気車種、675 LIGHT チームカラー完成車 480,000円に人気が集まっていました。
確かにLOOKの神髄をこの価格で手に入れることができるので、人気は頷けます。
ピナレッロ、DE ROSA リドレーのブースを見るとこの価格も安く思えてしまいます。




WIAWISという韓国のブランドです。
特長は軽さ、そして長きにわたりアーチェリーの弓を作ってきた実績があるメーカーだそうです。
日本のヤマハがこの世界では有名だったのでは?との問いに工場設備そのものを引き継ぎ作っているのが実はこの会社だそうです。
弓を引き弦を放つと振動する弓の極端な振動をすぐに収束させる素材をカーボンの間に挟んでいるのが大きな特徴です。

ケルビムのR-2。


奇をてらったようなデザインを連発してきている今野製作所ケルビムですが、このR-2は伝統的なフォルムのロードレーサーです。
このカラー、このデザインで1本注文してきましたので、店頭でご覧に頂く日も近いと思います。
オーダー承ります。



ケルビムツーリングです。
現在流通しているパーツで、ここまで仕上げることができるのです。
手の込んだフレームも、とても魅力的。
先代の今野氏が作り続けた伝統を、今も引き継いでいます。



南小岩にあるKiyo Miyazawa。
宮沢氏もブースにいらっしゃいました。
Kiyoと大きく記されたフレームは、競輪選手に絶大な人気を誇ります。
氏は70年代イタリアのフレーム工房、Rossinで修業されていたことはとても有名なお話です。
マリオ・ロッシンは、手の込んだフレームを作る伝説のフレームビルダーでした。
それを継承するKiyo Miyazawa。
もちろんフルオーダーが可能です。


M,Makino 牧野氏の作品です。
いつも通り美しいラグワークを際立たせる鍍金とイタリアンロッソカラーのフレームは、観る人をひきつけます
。



このハンドメイドコーナーで、最も魅かれたのがこのLEVEL マツダ自転車工場の作品です。
松田志行 氏 最高の技術すべてを形にしたアニバーサリーモデル 10台限定の特別販売モデルです。
10台なんてあっという間と思いましたので、どなたもいらっしゃらなかったブースの展示台にスケルトンを名刺の裏に書いて置いておきました。
欲しい方がいらっしゃいましたら、急ぎご注文下さい。
LEVELへ行かれても、当店で採寸させていただいても大丈夫です。

今回のショーでトレンドになりそうなのが電動アシストスポーツバイクの存在です。
特にこのYAMAHAには注目が集まっていました。
他ブランドで105コンポーネントでアルミフレームですと15万円程度しますので、電動ユニットが乗って税別230,000円という価格設定はチャレンジしてきた感がございます。スポーツ車に電動アシストを普及させたいという強い思いを感じました。




電動アシストもデザインが良くなってきました。
日常の生活に、ちょっと高級な自転車をお考えの方に、こんな自転車も良いと思います。



ミズタニ自転車のコーナーです。
カラフルなデフィートのソックスが目を引きます。
隣でSMPのサドルを体感できるコーナーがありました。

Nippo De Rosaチームに供給しているIRCタイヤのブースです。
供給はチューブレスが主と言っていましたが、今のレースシーンにチューブラータイヤは必須アイテム。
IRCもチューブラータイヤを作らなければならなくなりました。ということです。
楽しみです。


三ヶ島ペダルの新商品 プロトタイプです。
現在発売中のロード用のように、クリートをキャッチする部分が左右に分かれていて、脱着がしやすい新構造に注目です。

日東のブースです。
特にこのキャリアーに注目。
カードにはM12の型番の後にCPとSLと記されています。
このSLとはステンレスの軽量パイプモデルを意味しますが、実は先に生産をやめてしまっているのです。
生産には大変時間がかかること。溶接しながら微妙な曲がりを直しつつ作るそうなのです。
そしてそれを作れる熟練職人は一人だけ。
他にも溶接ステムなどで作業に追われているとのことで、結果やめてしまうとのことでした。
しかしカードにはSLの文字が。
おっと、これは間違えと社長が線で消そうとしているのを取り上げて防御。
ますださんがそれをまた取り上げて消そうとしているのをまたまた防御。
そんな攻防の末、最後に出荷する問屋さんを突き止め、最終生産M12 SLキャリアの予約を入れて確保しました。
最近始めた丸石エンペラーには、このキャリアーがどんぴしゃり。
ライトサイクルのツーリングチタンも、このキャリアを使っています。



時のアメリカ大統領が乗ったというリーデンベールです。
日東製のキャリアーが装着されています。
アメリカには、ツーリング車がブームだそうで、かなりの日東製品が輸出されています。



ダイアコンペ、ENECYCLOブランドの製品です。
WレバーはHuret CYCLOを彷彿とさせるデザインです。
巻き取り量を多くして、ストロークの長い変速機の引きを改善します。
クランクは、ご存じルネパターン。
待望のトリプルが今回新発売になりました。
その他、時間がなく全ては観ていませんが、ご参考になればと思います。
その他ショーの画像のアルバムは、 こちらをご覧ください。
試乗の列の長さにあきらめた方。
DE ROSAのほか、今回参加していないTREK ANCHOR等、14-15日の両日、夢の島マリーナで試乗会を開催いたします。
こちらにも、どうぞご注目ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。