
VT-09をご存知でしょうか。
当店のお客様のチェーンは、いつも綺麗な良い状態を保っていますが、このVT-09をお使いいただいているからです。
タイトルのオイルと言うワードにはちょっと語弊がありますが、わかりやすくオイルといたしました。
大切な自転車を手に入れて、走っていると手入れをしたくなりますよね。
実は大きな手入れはあまり必要なく、走行後の汚れを拭き取る程度で良いかと思います。
チェーンが乗っているうちに黒く汚れてきます。
逆にチェーンさえ綺麗にしておけばメインテナンスには手がかからないことになります。
そこでポイントとも言えるチェーンの手入れです。
チェーンは、昔からある動力伝達を司る機械部品です。
本来はまっすぐ動作するように設計して直線で使いますが、自転車の場合斜めにかけて使用する場合が構造上普通になっています。
そのため、自転車の動力損失のかなりの部分がチェーンであると言われています。

チェーンの基本的構造です。
自転車用チェーンでは、ピン、ローラーをより硬度の高い材料で作るなどのほかに、防錆表面処理を施しています。
機械用チェーンと大きく違うのは、横方向に遊びを持たせている事です。
これはチェーンを斜めの状態で使うためです。
さらに各社のパテントですが、スプロケットの歯が乗りあがり変速しやすいように、プレートの内側を斜めにしています。
40年前になりますでしょうか。
私が自転車を楽しんでいたころ、シマノからアウタープレートが膨らんだチェーンが発売されました。
センタロンプーリー(変速機に二つあるプーリーの上側)の開発で、シマノはオーバーシフト(変速機を少し多く動かし戻す操作)不要としました。当時は画期的な発明であり、現在でもその構造は引き継がれています。
シマノ製の変速機のプーリーは、上側と下側では互換性がなく、上プーリーは真横に動き、下プーリーは斜めに動くのです。
自転車チェーンには、横方向に動くたわみを作ってあるという事です。
機械式チェーンでは外れにつながることから必要のない構造です。
このたわみ量が、シマノ製のクランクの場合、フロントチェーンリングの歯幅に関係があり、互換性がきちんと決められています。
特にフロント変速のスムーズさのため、適正なチェーンをご使用ください。
話がそれました。すみません。
チェーンの構造図を御覧ください。
ピン、ブッシュ、ローラー、各プレートという部品構成で作られています。
潤滑が最も必要な部分は、ピン、ローラー、ブッシュのところですが、高精度に組まれているため、僅かな隙間に潤滑剤を入れることは非常に難しいのです。
私は、昔はチェーンを車体からはずし、洗浄油(灯油等、ホワイトガソリン)にどぶ漬けし洗った後、せんべいの缶などの平たい金属の入れ物にグリースを湯煎して溶かし漬けてピンとローラーの隙間にグリースを入れていました。
この当時からフロロンとか言う高機能チェーンオイルは販売されていました。
しかしチェーンの上から垂らすだけでは、ピンとローラーの間にまで潤滑することはなかなかできずやや固くはありますが、相変わらずグリース潤滑でした。
この手間のかかるチェーンの潤滑を、モーターサイクルではグリース封入チェーンと言う形で解決してきました。
自転車チェーンでは、小さすぎてなかなかそれが出来ません。
過去にはテフロンコートチェーン、ステンレスチェーンも存在しましたが、今は消えています。
シマノも最近チェーンの素材を見直してきて、耐久性を向上させようとしています。
私はチェーンのピンとローラーを充分潤滑することで耐久性を伸ばすことに着目しました。
長くなりますので、開発経緯は省略しますが、特殊潤滑剤と溶剤を絶妙なバランスでミックスし、ステンレスノズルで直接チェーンに噴射することで、充分な潤滑が非常に簡単に出来るVT-09を販売するに至りました。
VT-09はチェーン金属表面に誰でも簡単に保護皮膜を形成。潤滑、防錆、耐摩耗性を簡単に得る事が出来ます。そして洗浄もです。
その結果、チェーンの耐久性は概ね20%は伸びています。
最初、汚れているチェーンであればたっぷり塗布した後、拭き取ることを数回繰り返してチェーン表面をきれいにしてください。
洗浄剤にもなる溶剤が入っていますから、非常に容易です。
あまりに汚れがひどい場合は、パーツクリーナーなどで先に汚れを落としてからが良いでしょう。
チェーンの清掃でやってはいけないこと。
チェーンそのものを溶剤に漬けて、ピンとローラーに回っているグリースや潤滑剤を取り去ってしまう事です。
再び潤滑をするにはVT-09などを使用しないと、垂らすだけの潤滑剤では大変難しいです。
先週、私はお客様方と北風の中、野田橋まで走ってきましたが、とても気持ちよく走れました。
前日、VT-09をチェーンに塗布したのはもちろんの事です。
塗布の間隔は?
大体4-500kmごとで良いようです。
雨や路面が濡れていてチェーンが濡れた後など、このときも使ってください。
錆を防ぐ事が出来ます。
塗布後は、必ず拭き取ってください。
拭き取ることで、表面を乾燥した状態にして汚れの付着を防ぐ事が出来ます。
塩素を含まないVT-09は、あらゆる使い道があります。
たとえば105以下のシマノ製変速プーリーの回転軸。
ブレーキアウターケーシングの内部潤滑。
スターメイの内装ギヤーの潤滑に使う方もいらっしゃいます。
精密工作機械のベッド部分。
チェーンの黒い汚れ。
分析するとかなりの部分が金属粉であることから、VT-09の強固な皮膜がチェーンの磨耗を防ぎチェーンを汚さない理由をご理解いただけると思います。
税込み 2,900円
店頭他、こちらよりご注文いただけます。
ご質問は、ライトサイクル 高橋までお気軽にどうぞ。
大切な自転車を手に入れて、走っていると手入れをしたくなりますよね。
実は大きな手入れはあまり必要なく、走行後の汚れを拭き取る程度で良いかと思います。
チェーンが乗っているうちに黒く汚れてきます。
逆にチェーンさえ綺麗にしておけばメインテナンスには手がかからないことになります。
そこでポイントとも言えるチェーンの手入れです。
チェーンは、昔からある動力伝達を司る機械部品です。
本来はまっすぐ動作するように設計して直線で使いますが、自転車の場合斜めにかけて使用する場合が構造上普通になっています。
そのため、自転車の動力損失のかなりの部分がチェーンであると言われています。

チェーンの基本的構造です。
自転車用チェーンでは、ピン、ローラーをより硬度の高い材料で作るなどのほかに、防錆表面処理を施しています。
機械用チェーンと大きく違うのは、横方向に遊びを持たせている事です。
これはチェーンを斜めの状態で使うためです。
さらに各社のパテントですが、スプロケットの歯が乗りあがり変速しやすいように、プレートの内側を斜めにしています。
40年前になりますでしょうか。
私が自転車を楽しんでいたころ、シマノからアウタープレートが膨らんだチェーンが発売されました。
センタロンプーリー(変速機に二つあるプーリーの上側)の開発で、シマノはオーバーシフト(変速機を少し多く動かし戻す操作)不要としました。当時は画期的な発明であり、現在でもその構造は引き継がれています。
シマノ製の変速機のプーリーは、上側と下側では互換性がなく、上プーリーは真横に動き、下プーリーは斜めに動くのです。
自転車チェーンには、横方向に動くたわみを作ってあるという事です。
機械式チェーンでは外れにつながることから必要のない構造です。
このたわみ量が、シマノ製のクランクの場合、フロントチェーンリングの歯幅に関係があり、互換性がきちんと決められています。
特にフロント変速のスムーズさのため、適正なチェーンをご使用ください。
話がそれました。すみません。
チェーンの構造図を御覧ください。
ピン、ブッシュ、ローラー、各プレートという部品構成で作られています。
潤滑が最も必要な部分は、ピン、ローラー、ブッシュのところですが、高精度に組まれているため、僅かな隙間に潤滑剤を入れることは非常に難しいのです。
私は、昔はチェーンを車体からはずし、洗浄油(灯油等、ホワイトガソリン)にどぶ漬けし洗った後、せんべいの缶などの平たい金属の入れ物にグリースを湯煎して溶かし漬けてピンとローラーの隙間にグリースを入れていました。
この当時からフロロンとか言う高機能チェーンオイルは販売されていました。
しかしチェーンの上から垂らすだけでは、ピンとローラーの間にまで潤滑することはなかなかできずやや固くはありますが、相変わらずグリース潤滑でした。
この手間のかかるチェーンの潤滑を、モーターサイクルではグリース封入チェーンと言う形で解決してきました。
自転車チェーンでは、小さすぎてなかなかそれが出来ません。
過去にはテフロンコートチェーン、ステンレスチェーンも存在しましたが、今は消えています。
シマノも最近チェーンの素材を見直してきて、耐久性を向上させようとしています。
私はチェーンのピンとローラーを充分潤滑することで耐久性を伸ばすことに着目しました。
長くなりますので、開発経緯は省略しますが、特殊潤滑剤と溶剤を絶妙なバランスでミックスし、ステンレスノズルで直接チェーンに噴射することで、充分な潤滑が非常に簡単に出来るVT-09を販売するに至りました。
VT-09はチェーン金属表面に誰でも簡単に保護皮膜を形成。潤滑、防錆、耐摩耗性を簡単に得る事が出来ます。そして洗浄もです。
その結果、チェーンの耐久性は概ね20%は伸びています。
最初、汚れているチェーンであればたっぷり塗布した後、拭き取ることを数回繰り返してチェーン表面をきれいにしてください。
洗浄剤にもなる溶剤が入っていますから、非常に容易です。
あまりに汚れがひどい場合は、パーツクリーナーなどで先に汚れを落としてからが良いでしょう。
チェーンの清掃でやってはいけないこと。
チェーンそのものを溶剤に漬けて、ピンとローラーに回っているグリースや潤滑剤を取り去ってしまう事です。
再び潤滑をするにはVT-09などを使用しないと、垂らすだけの潤滑剤では大変難しいです。
先週、私はお客様方と北風の中、野田橋まで走ってきましたが、とても気持ちよく走れました。
前日、VT-09をチェーンに塗布したのはもちろんの事です。
塗布の間隔は?
大体4-500kmごとで良いようです。
雨や路面が濡れていてチェーンが濡れた後など、このときも使ってください。
錆を防ぐ事が出来ます。
塗布後は、必ず拭き取ってください。
拭き取ることで、表面を乾燥した状態にして汚れの付着を防ぐ事が出来ます。
塩素を含まないVT-09は、あらゆる使い道があります。
たとえば105以下のシマノ製変速プーリーの回転軸。
ブレーキアウターケーシングの内部潤滑。
スターメイの内装ギヤーの潤滑に使う方もいらっしゃいます。
精密工作機械のベッド部分。
チェーンの黒い汚れ。
分析するとかなりの部分が金属粉であることから、VT-09の強固な皮膜がチェーンの磨耗を防ぎチェーンを汚さない理由をご理解いただけると思います。
税込み 2,900円
店頭他、こちらよりご注文いただけます。
ご質問は、ライトサイクル 高橋までお気軽にどうぞ。
継続して使っていてくださるお客様のご注文ももちろんですが、お一人で2本もご注文いただいています。
1度に1000本作ってもらうのですが、そのサイクルがだんだん短くなってきています。と言っても1-2年ごとの発注です。
どのくらい持ちますか?
このようなご質問を拝見いたしました。
毎日乗っていらっしゃるお客様も、忘れたころに使っているよとのお言葉が表すように、表面に付着しチェーンがコーティングされると、その皮膜はサンドペーパーなどを使わないと落とせないレベルの強固な浸透皮膜を形成します。
遠くに行く前。レース前は特に効果的ですが、普段は忘れたことで充分で、概ね500kmぐらいでしょうか。
塗布したら浮き出た汚れと共に拭き取ってください。