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今年も台北のサイクルショーへ行ってきました。
ほとんどは、お世話になっている企業とのミーティングが主ですが、新しい考えの製品がないかと、リサーチにも重点を置いています。
いつも通り、とても収穫の多かった今回のショーでした。
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ライトが後部にビルトインされているヘルメットです。
Bluetoothスピーカー、ハンドルバーに取り付ける方向指示のコントローラーを備えています。

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クランクに取り付けるだけのケイデンスセンサーです。
受信部分は必要なく、おそらく本体内蔵のセンサーで機能するものと思われます。
クランクのフィキシングボルトの形状によっては、クランク中心の穴に装着するだけのスマートさです。

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相変わらずクラッシックロードは、展示が多かったです。
挽きもののボトルも良い感じでした。

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ダウンヒルバイクの展示も目立ちました。
Redbullの影響でしょうか、BMXからの流れがこちらに来ているように感じます。

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ディスクロードホィールが多く出ている中、専用の軽量ハブの開発も急ピッチです。
これはショーのアワードを獲得した製品です。

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従来からあったような。タイヤレバーにCO2ボンベのインジェクターが一体化したアイディア商品です。
実用を考えるとインジェクター側がスポークにかかるのか、気になりますけど。

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同行の松原君が驚いたオーディナリーです。
車輪の外径で今でいうギヤー比を稼いでしますので、前輪が大きいほど速く走れた時代です。
ペダルにおのずと足が届かなくなり、この部分にこの後コネクチングクランク構造が考え出されました。

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ロードでもディスクブレーキを使うようになり、軽量なものを供給し始めています。
さらにカラーも豊富です。

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このサドル、以前からあるのですが怖いもの見たさで、試乗してみました。
限りなく?の製品です。
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これも以前からある曲がりクランクの製品です。
こんなに大きなギヤーでも、普通に踏めてしまう不思議なクランクです。
私は、なかなかこの理論を読み解けないでいます。

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いろいろな自転車が展示されています。

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そして、ライトサイクルが日本代理店をしているSWIFT CARBONのブースです。
とにかくかっこいい。
どうぞご覧ください。

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どうです。良いでしょう。
SRAM REDの無線システムを装着したSSLは5kgを切るか切らないかの僅かな重量です。
フレーム製作の協力会社、AX 社のパーツも盛り込まれています。

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サーベロのブースです。
ディスクブレーキ搭載モデルが展示されています。

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ラピエールのブースです。

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サンタクルズも出ています。

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GIANTブースでは、チェーンステーに取り付けたセンサーが、おそらく自転車の位置まで知らせてくれる、スマートフォンとの連携を意味しているのだと思います。
全て守られるという意味の標語がありました。

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CASATIです。
珍しくチューブのスペックが表記されていましたので、撮影しました。
リネアオロはデダッチャイのZERO UNOで、新しいグリーンのピエトロはコロンバスSLです。
ヘッドがBSAでBBがITAなど表記してくれています。

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今回のショーで一番露出の多いSRAMのRED e-tapです。
まだ、日本の電波法をクリアーできていないためか発売が遅れています。
日本の技術適合を通らない製品を使うと電波法違反となり罰則規定があるからです。
日本の電波法に合わせた製品が間もなく販売されますので、軽量マニアの皆様には今しばらくお待ちいただきたいと思います。
基本的にバッテリーは極小さなものが前後の変速機にとりつくだけ。
その形状は同じです。
USB充電するだけの簡単さで、かなりバッテリーは持つみたいです。
ペアリングは非常に簡単そうでした。
操作してみましたが、後ろ変速機の動作を右側で軽い方に。左側で重い方に。
前変速機は左右同時操作で。となっています。
この操作には違和感なくすぐに実行できました。

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FSAからすごいのが出ました。
Mega Tooth 大きく長い歯は、ロードのシングル、フロント用です。
今後ロードの変速システムは、後ろのみの変速になっていき、前は1枚だけになりそうです。
後ろは9-42とも9-50とも噂されています。
まだこの気持ち悪い変速システムになるには時間がかかると思います。

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FSAのステムです。

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めったに見ることにないTREKが展示してありましたので、撮影しました。
本当に数値以上に長く見えるリヤーセンター(クランク中心とリヤハブ中心長さ)には驚きました。
プロが本当にこれでスプリント出来るのか?です。
ヘッドのスペーサーの形状。リヤーブレーキが専用品など、凝った作りには見えました。
シートクランプは、中間に留まっていて、いつもぎりぎりまで長く組んでいる私には、ちょっと違和感を感じます。

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カレラのAR-01
同じコンセプトのエアロロードです。
造形の素晴らしさ。ブレーキ位置はシートステー上部にダイレクトマウント。
ディスクブレーキも使えるコンパチブル仕様です。

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エリートの新しいボトルです。
飲み口の部分を弁のような構造に変えてきました。
すでに発売が日本でも始まっているエロイカボトルも展示されています。

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FELTです。ロゴデザインが変わるようです。
MTBにも良いのがありますね。

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VOODOOです。
最近見かけませんが、スチールのMTBフレームは健在のようです。
しなやかなスチールのMTBも魅力があります。

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バッテリーが必要なので、私はあまり好きではありませんが、デジタル表記のエアポンプです。
これはエアポンプ最大手のGiyo社の製品ですので、OEMで作っている多くの会社がこのスタイルを採用すると思います。
ポンプのデジタル時代が再びやってくるかも。
スマートフォンとの連携もあるようですが、私は必要を感じません。
軽くきちんとエアーを充填してくれていつまでも壊れない堅実な製品を作り続けてほしいと思います。

とりあえずこの辺で。
また続きを。