桜が咲き、ライトサイクルはそれこそ桜に包まれているようです。
桜祭り、桜ツーリングで、今回使ったのが私が中学1年当時に買ってもらったCanon FTｂ ブラックボディです。
これも中村光学さんに移る前のひさなが光機さんでモルト交換、シャッター不具合のオーバーホールをしていただきました。
レンズは1.8で購入したのですが、後に手に入れた1.4のSSCコーティングFD50�个任后�
久しぶりにレンズに光を通したテスト写真。
温泉の入浴の時に買ったタオルがたまたま干されていました。
桶川の家に行ったとき、近くの建物を保存しているところで撮りました。
私の両親は85歳を超えました。
このカメラも池袋の東武デパートで、無理して買ってもらったことを覚えています。
同級生で後に大宮に転向していった山内君はシルバーボディのFTｂに1.4のレンズ付き。
柵山君はMinolta SRT101.
丸山君はペトリ。
みんなで写真を撮っては暗室で現像して楽しんでいました。
40年以上前のカメラが、こうして使えることが嬉しいです。
その後、中判カメラがほしくなりC330を購入。
この2台で結構な数の写真を撮っていました。
皆さんも初めてのカメラに思い出はあると思います。
ぜひお話をお聞かせください。
色剥げ、打ち傷。
でも使ったフィーリングはとてもよく、手になじみます。
プリズムにシミもなく、露出計も当時のHD型1.35Vに対して1.5V電池ですので、ややオーバーに振れますが追針式の 見慣れた露出計は非常に使いやすいです。
私はデジタルで写真を撮っていて、ふとフイルムで撮りたいと思いこのカメラに行き届いたのですが、かすり傷が多く、かなり使い古されていましたが、モルトも綺麗に交換されていて、レンズもクリーニングかよく行き届いて、「大切に使われてきたんだなぁ」と思わされました。
デジタルと違い、写真をすぐに確認できない。AFがない。撮影できる枚数が少ないなど、正直不便です。ですがその分一枚一枚丁寧に撮影でき、現像した写真が上手く撮れた時などの喜びがデジタル写真とは別物で、とても嬉しく楽しいです。
半世紀前に発売されたカメラ。僕はこのカメラをこれからも大切に、それこそ、あと半世紀は使えるほどに、大切に使っていきたいと思います。