
6月22日水曜日、大阪の堺にあるカワシマサイクルサプライで開催されたショップ向けの展示会にご招待を受け行ってきました。
情報公開は29日の東京展示会を迎えるまで控えるルールですので、画像を含め詳細はライトサイクルの店内でお尋ねください。
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ピナレロはイタリア Trevisoに本拠を置くイタリアのフレームビルダー ジョヴェンニ・ピナレロから始まりました。
ピナレロジャパンのHPには1981年、ジョヴァンニ・バッタリンがジロとヴェルタを制覇したときも、PINARELLOを使っていたそうです。
私がPINARELLOに注目しているのは、多くの勝利のヒストリー、有名チームをサポートしている事よりも、カーボン素材のトップメーカー東レのTORAYCAとの関係です。
実はその素材を用いてフレームを製作している工場にも私は以前訪問した事があり、その製法、特色は知り尽くしています。
今回、東レの担当者の素材に対する考察、テクニカルスペックもお話いただきました。
現在DOGMA F8に採用されているT1100Gという素材は、引っ張り強さと曲げ強さのバランスに非常に優れた素材で、フレーム工場にはプリプレグで供給しているそうです。
カーボンでは一般に、PAN系カーボンテンシルの素材が高性能でも素材を生かしきる複合材が非常に重要で、東レで開発した衝撃に強い素材NanoAlloyを含浸させて供給しています。
このT1100Gは20年に一度くらいの革新的素材だそうです。
ちなみに航空機素材としてボーイング787はT800Fで、次世代AirBUS社にも同じ素材を供給するそうです。






PINARELLOのラインナップは、撮影してきました。
気になる新製品、限定製品、価格につきましては、どうぞお問い合わせください。
世界全体200台限定 780gの特別なフレームも発表されました。
価格は全体に5%程度下がるようです。
今シーズンから従来のTEAMSKYに加え、TEAMウィギンスにも供給が決まっています。
まもなく始まるツールドフランスでは、PINARELLOの活躍がTV画面に繰り広げられることでしょう。
以前より、お客様からPINARELLOの取り扱いについて、打診されていました。
また、今回大阪から常務取締役がわざわざ来店してくれて取引のご案内をいただきました。
価格は高価ですが、特別なカーボンに乗る楽しさは、すでに扱っているTIMEとはカーボンの特性で対峙する製品です。
ライトサイクル恒例の早期ご予約特典もピナレロにご用意いたしました。
7月10日までのご予約で高価なものですから少しでもお得にご用意できないかと苦心した末、特別価格とさせていただきます。
わかりにくい場所の当店ですが、どうぞご来店の上、お気軽にご相談ください。
納期は7月末から順次入荷の予定です。
ピナレロらしさを残すプリンスシリーズも、フレームでお求めいただける最後のチャンスです。
60HM3Kの特性はT800相当の引っ張り強さと硬くない快適さをあらわします。
ONDAフォークの持つ独特の雰囲気を、お楽しみいただければと思います。
フレーム価格は428,000円 ULTEGRA完成車は498,000円(税別 2016年価格)になります。

大阪に行って、この後仁徳天皇御陵近くの自転車博物館へ。
私のフレーム作りの師匠が納品しているサミエルに会いに行きました。が、学芸員がいらっしゃらなくあまりにも多くの自転車が収蔵されていて会うことはかないませんでしたが、取材したことがある雑誌記者にすごかったと言われているので、収蔵されていることは間違いなさそうです。
その後、阪堺電車に乗って、写真散歩。
通天閣に初めて登って、大阪を空から一望。
老舗のお店で「きつねうどん」もいただきましたが、きざみお揚げで甘くないのです。おいしゅうございました。
帰りは近鉄難波駅から、一度乗ってみたかった近鉄電車。
ビスタカーが希望でしたがアーバン特急で名古屋へ。
約2時間の電車旅は新幹線と違って、また楽しかったです。
朝、4時30分から家を出て、11時に帰るまで、一日でいろいろ出来るんですね。
また、次回大阪へ行くのが楽しみです。
いつもライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。


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