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デローザとは?
なぜデローザなのか?
どこがいいの?
そんなご質問にまずお答えしたいと思います。

UGO De Rosa。
1934年生まれの82歳。
12歳から修行し1953年に独立、最初の工房を構えます。
UGOはアマチュアレーサーでもありました。
Faemaチームにフレームを作ったことから、頭角を現し現在に至ります。
有名なメルクスとの協調も、単に選手としてだけではなくフレームを作る技術も指導して、メルクスが自身のブランドを興す元にもなっています。
チタン、カーボンという素材も積極的に取り入れ、レースの世界に確信を常にもたらしてきました。
近年、大資本にかき回され続けている自転車レースへの情熱は、少し薄れてきているようにも感じましたが、
Team NIPPO・Vini Fantini・DE ROSAとして、ジロ・デ・イタリアへの参戦は、それを覆す出来事でした。
De Rosaは着実で常に革新的な技術に貪欲です。
1990年にチタニューム管を、1993年にカーボンファイバーをフレーム素材に用い始めています。
現在では基本のスチールフレーム。アルミ合金のスカンジュームフレーム。もはや伝統のチタンフレーム。
そしてカーボンフレームを作っています。
イタリアで手作りされるフレームは、長い時間がかかりますから価格は高価になってしまいます。
それではDeRosaに乗れる方が限られてしまいますので、現在ではカーボンフレーム工場へ委託して一部フレームを作ってもらっています。
そのおかげもあり、何とか初めてロードバイクに乗る方にも買える価格を実現しています。
Ugo DeRosaからの伝統を引き継ぐフレームには、すべてDeRosaの大きなロゴが付けられ、DeRosa製品であることを誇らしげにあらわします。
乗って違うと感じるところは、前後バランスのよさとハンガー下り、リヤーセンター長さ、絶妙なシートアングル、キャスターアングルから楽しめる反応のよさ。
まさにイタリアのレーシングフレームと言うべきモデルに仕上げられたモデル。
強すぎない、もしかして日本人向けに作ったのか?とも勘違いしてしまう設計は、お客様に少しも無理がなく心行くまで楽しんでいただけるフレームに仕上がっています。

最高峰のグランツールで、選手が使うフレームはいつも注目を集めますが、その中で昨年から使われているSKはピニンファリーナ Pininfarina イタリアの有名なデザイン工房でデザインされた、エアロダイナミクスに優れたフレームです。
2016より登場したこのSK。
最も早い段階で私は試乗を許され、ウェットでラフなコンディションでしたが、性能を感じるにはとてもよい好機でした。
不安定な路面でのトラクションのかかり具合。
非常に乗りやすくコントロールが楽しいが、自転車任せでも走れる。
ライダーに伝わる不快な振動もよく抑えられていて、プロがレースで使う以上に許されるならちょっと速めのツーリング、ロングライドに使いたくなるロードバイクです。

ライトサイクルでは、展示会の後一番早い段階8月の上旬での試乗会を設けさせていただきます。
詳しくはまたご案内させていただきますが、近くの荒川河川敷コースで、どうぞ存分にご試乗いただければと思います。

引き続きモデルのご紹介です。
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DeRosaの基本モデルであるAVANT アヴァントです。
3年目の継続モデルですが、2017に新色が2つ加わります。
このモデルは、筋肉もりもりのスピードを求める方は向きませんが、それ以外のご自身で、SOLOで心行くまで走りを楽しみたい。峠をいくつも越えて旅をしたい。トップスピードを求めつつも、それよりは快適に距離を楽しみたい。
そんな方から街中の散策に至るまで、そのフレームの軽さを生かした思い思いの走り方に適合する懐の深い設計の自転車です。
完成車販売ですので、設定されたパーツでのご提供になりますが、タイヤの太さ、ハンドル幅、ステム長は個人差があると交換しなければならないパーツですが、ライトサイクルでは体格をお調べさせていただき合わない場合は交換させていただいています。
ビギナーから乗るモデルであるからこそ、安全に快適に乗っていただくことが最も重要ですので、このようにさせていただいています。

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Nickです。
4色すべて継続モデルになります。
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ほかにこのイタリアカラーの新デザインが発表になりました。
これはフレーム販売ですので、完成車にはないCampagnoloでもお作りすることが出来ます。
イタリアを強く印象付ける爽やかなカラーのフレームです。
左右でグリーンとレッドの部分が違います。
64本 限定生産だそうです。
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このようにニューコンポーネントのPOTENZAで作ってみませんか?
概ね35万円程度で体格に合わせて組み立てることが出来ます。
すでにデローザをお持ちの方にも、これはお勧めしたいです。

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チタニオ 2種類です。
もはやデローザの伝統ともいえるチタニオ。
カーボンフレームやスチールフレームでDeRosaを持っている方でも、チタニオを所有されている方は、少ないと思います。
価格もその理由ですが納期が最も長いのがこのチタニオになるからです。
溶けるような溶接ビードの美しさはさすがです。
以前の製作者、ドリアーノが工場を去った後も、その伝統は正確に受け継がれています。
ライトサイクルでも4年前にイタリアへ行ったときに注文して作ってもらったチタニオを在庫しています。
価格は当時値段ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

再び つづく


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