
2017Timeの展示会が先にありました。
RTM工法などの考察も記しましたが、製品も2017新登場するモデルがあります。
その名はSCYLONと命名されました。
SKYLONと紛らわしいのですが、サイロンと読みます。
価格はご覧のように60万円から52万円まで。

カラーオーダーは8万円プラス。
5色があります。
ディスクブレーキモデルがそれぞれにラインアップ。
各5万円アップになります。
今回からトランスリンク(シートポストが短く、フレームが長い)タイプと通常のタイプが選べるようになり、車への積載や輪行時にシートポストを抜いても小さくならないなどの問題がありましたがそれぞれフレームを選ぶことが出来ます。
シートポストタイプ クラッシックフォークタイプで520,000円が基本価格になります。
ほか、フルディティ IZONは継続になります。
このサイロンも実は形はスカイロンと同じものになります。
充分な剛性のスカイロンですが、より剛性を高めたモデルがサイロンとのことです。
フランス語が出来る川上が、いくつかTIME社のCEOに質問をしています。
カーボン素材は? 東レでも三菱でもなくフランス TIME製です。
Why RTM?
心材はどのように使うのか?RTMでは1台作るごとに蝋の心材をひとつ使って溶かしてしまう。
エアバスA350もRTMで作っているそうです。
精度の高いものを繰り返し作れる。
外側だけではなく中側も綺麗に作ることが出来る。
複雑な形状を作れる。
カーボンと一緒に編みこむアラミド?繊維は何か?以前の黄色と現在の赤に違いはあるのか?
同じだそうです。
カーボンをシートで使う従来の方法では、積層を増すぐらいしか出来ない応力のコントロールに対して、内部の形状にリブを設けるなどで細部の剛性、強度のコントロールが出来るのはこのRTM工法だけなのです。

ヘッドパーツが入る上側の後ろにリブ構造が見えます。
下側フォークが入る後ろ側にも補強が見えます。
このような構造は、他の方法では作れないRTM独自の工法です。

見えにくいですが、BB後ろの内部にもリブ構造があります。

ブレーキブリッジの中にもブレーキの剛性を高めるリブ構造があります。





動的な応力解析に使っていたフレームです。
懐かしいパラレルポートがいくつもついていますが、無線ではないので、ケーブルで車のパソコンに繋いで併走してデータを取得していたようです。


AKTIVフォークについて。
人間の体に1-100Hzの低周波振動は内臓にダメージを与えるほど良くないとの事。
長距離を乗るライダーが体調に不安を訴えるのはこのためでしょう。
自転車を解析すると35Hzで激しく振動するそうです。
Time社が注目したのはこの振動を打ち消す技術で、F-1、航空機、軍用機などにも使われている技術を自転車にも応用した技術です。
F-1でも同じことが言えますが、路面の追従性も向上しているそうです。
こんなにすばらしいフレームは、いつか手に入れて乗ってみたいものですね。
ご試乗のご希望も承りますので、ご購入後希望のお客様にはご自身で体感していただく御用意も出来ますから、どうぞご用命ください。
あまり決断に時間はございませんが、8月5日までのご予約で、10%OFFとさせていただきます。
これはとても特別なオファーですので、この機会にぜひTimeのフレームをご入手いただければと思います。
あまりにも高額なフレームですから、ほんの少しではございますが乗っていただきたいとの強い思いからこのようにさせていただきます。
妥協のないモデルとカラーを、どうぞお選びください。
なおSKYLON XSサイズを在庫しています。
また、同じTime社のジャンマルクが、昔からの付き合いでグレッグ・レモンのために作ったフレーム、Lemon Bike XSサイズも在庫しています。
当時価格ですので、こちらもどうぞご相談ください。
生産量も非常に限られ、限られた方にしか手に入れることが出来ないフレームではありますが、ぜひこのTimeにもご注目ください。
ライトサイクルでは、本当に価値のある商品ばかりを全力で仕入れ販売しています。
それぞれのお客様に合わせたご予算で、体格、お使いになるフィールドを考慮し、今後どのように変化していくかも考慮した製品選びをさせていただいていますが、4万円台のクロスバイクから奥行きはこのように深いところまで、多種多様なニーズにお答えしていきたいと考えています。
どのようなご質問もどうぞお気軽にお寄せください。
私自身、しばらく乗っていなかったVXRSにもまた乗りたくなった展示会でした。
とても貴重な時間でしたが、ぜひTime社の工場を今後訪問したいと、リクエストも続けていきます。
ご覧いただいている関係者の皆様、どうぞご助力をお願いいたします。
長い文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
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カラーオーダーは8万円プラス。
5色があります。
ディスクブレーキモデルがそれぞれにラインアップ。
各5万円アップになります。
今回からトランスリンク(シートポストが短く、フレームが長い)タイプと通常のタイプが選べるようになり、車への積載や輪行時にシートポストを抜いても小さくならないなどの問題がありましたがそれぞれフレームを選ぶことが出来ます。
シートポストタイプ クラッシックフォークタイプで520,000円が基本価格になります。
ほか、フルディティ IZONは継続になります。
このサイロンも実は形はスカイロンと同じものになります。
充分な剛性のスカイロンですが、より剛性を高めたモデルがサイロンとのことです。
フランス語が出来る川上が、いくつかTIME社のCEOに質問をしています。
カーボン素材は? 東レでも三菱でもなくフランス TIME製です。
Why RTM?
心材はどのように使うのか?RTMでは1台作るごとに蝋の心材をひとつ使って溶かしてしまう。
エアバスA350もRTMで作っているそうです。
精度の高いものを繰り返し作れる。
外側だけではなく中側も綺麗に作ることが出来る。
複雑な形状を作れる。
カーボンと一緒に編みこむアラミド?繊維は何か?以前の黄色と現在の赤に違いはあるのか?
同じだそうです。
カーボンをシートで使う従来の方法では、積層を増すぐらいしか出来ない応力のコントロールに対して、内部の形状にリブを設けるなどで細部の剛性、強度のコントロールが出来るのはこのRTM工法だけなのです。

ヘッドパーツが入る上側の後ろにリブ構造が見えます。
下側フォークが入る後ろ側にも補強が見えます。
このような構造は、他の方法では作れないRTM独自の工法です。

見えにくいですが、BB後ろの内部にもリブ構造があります。

ブレーキブリッジの中にもブレーキの剛性を高めるリブ構造があります。





動的な応力解析に使っていたフレームです。
懐かしいパラレルポートがいくつもついていますが、無線ではないので、ケーブルで車のパソコンに繋いで併走してデータを取得していたようです。


AKTIVフォークについて。
人間の体に1-100Hzの低周波振動は内臓にダメージを与えるほど良くないとの事。
長距離を乗るライダーが体調に不安を訴えるのはこのためでしょう。
自転車を解析すると35Hzで激しく振動するそうです。
Time社が注目したのはこの振動を打ち消す技術で、F-1、航空機、軍用機などにも使われている技術を自転車にも応用した技術です。
F-1でも同じことが言えますが、路面の追従性も向上しているそうです。
こんなにすばらしいフレームは、いつか手に入れて乗ってみたいものですね。
ご試乗のご希望も承りますので、ご購入後希望のお客様にはご自身で体感していただく御用意も出来ますから、どうぞご用命ください。
あまり決断に時間はございませんが、8月5日までのご予約で、10%OFFとさせていただきます。
これはとても特別なオファーですので、この機会にぜひTimeのフレームをご入手いただければと思います。
あまりにも高額なフレームですから、ほんの少しではございますが乗っていただきたいとの強い思いからこのようにさせていただきます。
妥協のないモデルとカラーを、どうぞお選びください。
なおSKYLON XSサイズを在庫しています。
また、同じTime社のジャンマルクが、昔からの付き合いでグレッグ・レモンのために作ったフレーム、Lemon Bike XSサイズも在庫しています。
当時価格ですので、こちらもどうぞご相談ください。
生産量も非常に限られ、限られた方にしか手に入れることが出来ないフレームではありますが、ぜひこのTimeにもご注目ください。
ライトサイクルでは、本当に価値のある商品ばかりを全力で仕入れ販売しています。
それぞれのお客様に合わせたご予算で、体格、お使いになるフィールドを考慮し、今後どのように変化していくかも考慮した製品選びをさせていただいていますが、4万円台のクロスバイクから奥行きはこのように深いところまで、多種多様なニーズにお答えしていきたいと考えています。
どのようなご質問もどうぞお気軽にお寄せください。
私自身、しばらく乗っていなかったVXRSにもまた乗りたくなった展示会でした。
とても貴重な時間でしたが、ぜひTime社の工場を今後訪問したいと、リクエストも続けていきます。
ご覧いただいている関係者の皆様、どうぞご助力をお願いいたします。
長い文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。


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