
(2017Newモデル ミストラルグラベル 59,800円)
今週も展示会行脚は続きます。
ちなみに来週もです。
痛めた腰に針を打ちながら、浅草へやってきました。
浅草は、東京でも下町情緒があふれ多くの観光客が訪れる魅力ある私も好きな街です。
GIOSですが、不動の大人気モデル、MISTRAL。
気になっている方も多い事でしょう。
ライトサイクルでも、在庫はありませんか?ブログで見たのですが?
そういうお問い合わせが大変多いモデルです。
すぐに入手されたい場合、Webで探すしか方法がないモデルでもあります。
ライトサイクルにも1台も残っていません。
その定番モデル、ミストラルに大きな変化がありました。
価格が54,000円から51,000円に下がります。
他のモデルも据え置きもございますが、総じて価格は下がります。
涙ぐましいというか、巨大自転車GIANTのエスケープとがっぷり四つの取り組みをしてきたこのミストラルも、これ以上無理でしょうと言う価格にしてきました。
2016GIANT ESCAPE R3 55,000円が2017GIANT ESCAPE R3 50,000円





そして2色のカラーが、この展示会で初お目見えいたしました。
一色はジャーマングレーと言うような呼び名が合いそうな、深みのあるグレーカラー。
もう一色はピンクカラーにも近いパープルカラー。
GIOSのコーポレートカラーは伝統のあるGIOSブルー。
そこに新たなカラー展開が加わることで、お選びいただけるモデルが増えたのです。
カラー、価格だけではない、それこそちょっとこだわりのある方に選ばれ続けているミストラルですが、
そのミストラルの魅力を私なりに記してみたいと思います。
まずサイズ展開です。
スポーツバイクで最も重要なのはサイズであると私は考えます。
最適なサイズは、安全に乗り降りができ、走りも快適。
その走りの余裕は、もしかしたら100km以上も走れてしまうのでは?
北海道、日本一周、しまなみ海道、海外?
大きく夢が膨らんでくる快適性と可能性を与えてくれます。
また急な下り坂のパニックブレーキで前転してしまうことを抑えてくれます。
上記理由からサイズは非常に重要なのです。
ミストラルを見てみましょう。
サイズは全部で4サイズあります。
エスケープR3では3サイズ。
3サイズで155-185cmをカバーしていますが、ミストラルではより日本人体型に即した150cmから185cmまでを4サイズでカバー。
自転車のサイズ選びで最も重要なのはシートチューブとヘッドチューブ間の長さで、505.525.545.565とミストラルは4サイズを用意しています。
エスケープR3は525.545.565の3サイズ。
これを見てわかるように505と言うより小さなモデルを用意しているのがミストラルなのです。
もしあなたが160cm以下の身長でしたら、股下寸法を考慮に入れ最適なサイズをご準備させていただくことが可能です。
GIANTではより上位モデルのESCAPE RX4 57,000円により大きなサイズ展開を。
RX3 64,000円でよりワイドなサイズ展開を実現していますから、むしろ軸芯はRX3に移っているのかもしれません。
サイズのほかに、もうひと重要な要素であるジオメトリーについてです。
ジオメトリーとは、サイズもその一部ですが、フレームを構成するチューブの長さ、角度の設計値を言います。
昔はスケルトンと言う言葉が一般的でしたが、現在はスケルトンと言いますと透明な内部が見える意味に変化してきました。本来は、内部構造を示す言葉です。
そのジオメトリーですが、どちらもよく考えられています。
他社製品と比較されても良いと思いますが、公表値でこの2台の違いはシートアングルでしょう。
しかしそれもわずかです。
この2モデルの人気の秘密は、こんなところにあるのかもしれません。
どちらもロードバイクに等しいシートアングル 74度±1度で設計されていますが、ロードレーサーのカタログをご覧いただくとわかるように、ほぼ同じような数値になっていると思います。
この数値の意味するところは、クランクを軽快に回し続けることの気持ちよさが感じられることです。
一部小径車などで、どうしてもしっくりこないのはこの角度がとても寝た角度になっているからです。
この角度は乗車してペダルを回す時に、サドルとクランク中心の位置に大きく関係してきますが、ちょうどこのぐらいが良いのです。
これは1970年代のイタリア製ロードレーサーから始まった数値の設計値で、今では多くのロードバイクに採用されています。
ちなみによりクランクの回転数を上げる競輪フレームでは76度前後。
タイムトライアルバイクでも75-76度前後。
逆にマウンテンバイクや、ツーリング車では73度前後になります。
超人エディメルクスがウーゴデローザに79度と言うシートアングルを要求した記事を、昔のニューサイクリングで見たことがありますが、これもスプリント勝負のために彼が考えた設計値でした。
話がそれましたが、GIOSは総じてとてもよく考えられた伝統的な数値で設計されたモデルである事をご理解いただけたでしょうか。
これはとても深いお話しですので、ご来店いただきいつでもご質問いただければ、私でなくてもライトサイクルのスタッフ全員がお答えできるように常日頃勉強しています。
そしてお客様の体形、体格、目的にあった自転車をご提案できるのです。
ミストラルは選ばれた高品質部品で出来てるのも大きな魅力です。
ご注文いただく方では、これに気が付いている方が、一番多いのではないでしょうか。
人目でわかる部分に車輪があります。
ミストラルの車輪はシマノのロードホィールであるWH-R501を採用しています。
従いまして標準では28Cタイヤが付きますが、チューブ、タイヤをロードタイヤに交換することも可能で、その場合余裕で100PSIと言う高い空気圧も使うことが出来るのです。
もちろんクイックレリーズ付き。ベアリングの玉当たりもだいぶ前から強制研磨を施していてスムーズです。
このホィールはGIOSでも AIRONE AL LITE等の128,000円価格のロードバイクにも採用されているホィールです。

価格は前後で約13,000円もします。
価格のわかるものを調べてみますとUN-BB100 847円
BR-T4000 3,080円
FC-M171 2,376円
シフト、ブレーキレバー スプロケット チェーン ペダル タイヤ チューブ ハンドル サドル シートポスト ブレーキ及びシフトワイヤー等で自転車はできていますから、そのコストパフォーマンスは素晴らしいです。
今年から付属パーツを見直しより軽量化。
価格は下がっても今まで同様信頼性の高いシマノパーツをすべて盛り込んでいます。
カラーはブラック ホワイト ブルー グレー パープルの5色。
この記事をご覧いただき、すぐにもほしいとご用命をいただいても、入荷はちょっと先になります。
ますます注目を集めるGIOS。
基本中の基本がこのスペックですから、上位モデルも気になりますよね。
上位モデルには、最初はクロスバイクから始めたいが、いつかはロードバイクにも乗ってみたいというお客様のご希望を無駄なく実現するモデルもご用意しているのです。
次回、そのモデルであるAMPIO CANTAREについて記す予定です。
そして最もGIOSらしい、走るレーシングフレームについても考察したいと思います。
出勤時間を過ぎましたので、続きはまた。
ライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
同行した松原もブログに新製品のグラベルモデル、カーボンフレームを記しています。
こちらもご参照ください。
CYCLE! 〜まっちゃんの自転車日記〜
いつも通り画像はアルバムを作りました。
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2016GIANT ESCAPE R3 55,000円が2017GIANT ESCAPE R3 50,000円





そして2色のカラーが、この展示会で初お目見えいたしました。
一色はジャーマングレーと言うような呼び名が合いそうな、深みのあるグレーカラー。
もう一色はピンクカラーにも近いパープルカラー。
GIOSのコーポレートカラーは伝統のあるGIOSブルー。
そこに新たなカラー展開が加わることで、お選びいただけるモデルが増えたのです。
カラー、価格だけではない、それこそちょっとこだわりのある方に選ばれ続けているミストラルですが、
そのミストラルの魅力を私なりに記してみたいと思います。
まずサイズ展開です。
スポーツバイクで最も重要なのはサイズであると私は考えます。
最適なサイズは、安全に乗り降りができ、走りも快適。
その走りの余裕は、もしかしたら100km以上も走れてしまうのでは?
北海道、日本一周、しまなみ海道、海外?
大きく夢が膨らんでくる快適性と可能性を与えてくれます。
また急な下り坂のパニックブレーキで前転してしまうことを抑えてくれます。
上記理由からサイズは非常に重要なのです。
ミストラルを見てみましょう。
サイズは全部で4サイズあります。
エスケープR3では3サイズ。
3サイズで155-185cmをカバーしていますが、ミストラルではより日本人体型に即した150cmから185cmまでを4サイズでカバー。
自転車のサイズ選びで最も重要なのはシートチューブとヘッドチューブ間の長さで、505.525.545.565とミストラルは4サイズを用意しています。
エスケープR3は525.545.565の3サイズ。
これを見てわかるように505と言うより小さなモデルを用意しているのがミストラルなのです。
もしあなたが160cm以下の身長でしたら、股下寸法を考慮に入れ最適なサイズをご準備させていただくことが可能です。
GIANTではより上位モデルのESCAPE RX4 57,000円により大きなサイズ展開を。
RX3 64,000円でよりワイドなサイズ展開を実現していますから、むしろ軸芯はRX3に移っているのかもしれません。
サイズのほかに、もうひと重要な要素であるジオメトリーについてです。
ジオメトリーとは、サイズもその一部ですが、フレームを構成するチューブの長さ、角度の設計値を言います。
昔はスケルトンと言う言葉が一般的でしたが、現在はスケルトンと言いますと透明な内部が見える意味に変化してきました。本来は、内部構造を示す言葉です。
そのジオメトリーですが、どちらもよく考えられています。
他社製品と比較されても良いと思いますが、公表値でこの2台の違いはシートアングルでしょう。
しかしそれもわずかです。
この2モデルの人気の秘密は、こんなところにあるのかもしれません。
どちらもロードバイクに等しいシートアングル 74度±1度で設計されていますが、ロードレーサーのカタログをご覧いただくとわかるように、ほぼ同じような数値になっていると思います。
この数値の意味するところは、クランクを軽快に回し続けることの気持ちよさが感じられることです。
一部小径車などで、どうしてもしっくりこないのはこの角度がとても寝た角度になっているからです。
この角度は乗車してペダルを回す時に、サドルとクランク中心の位置に大きく関係してきますが、ちょうどこのぐらいが良いのです。
これは1970年代のイタリア製ロードレーサーから始まった数値の設計値で、今では多くのロードバイクに採用されています。
ちなみによりクランクの回転数を上げる競輪フレームでは76度前後。
タイムトライアルバイクでも75-76度前後。
逆にマウンテンバイクや、ツーリング車では73度前後になります。
超人エディメルクスがウーゴデローザに79度と言うシートアングルを要求した記事を、昔のニューサイクリングで見たことがありますが、これもスプリント勝負のために彼が考えた設計値でした。
話がそれましたが、GIOSは総じてとてもよく考えられた伝統的な数値で設計されたモデルである事をご理解いただけたでしょうか。
これはとても深いお話しですので、ご来店いただきいつでもご質問いただければ、私でなくてもライトサイクルのスタッフ全員がお答えできるように常日頃勉強しています。
そしてお客様の体形、体格、目的にあった自転車をご提案できるのです。
ミストラルは選ばれた高品質部品で出来てるのも大きな魅力です。
ご注文いただく方では、これに気が付いている方が、一番多いのではないでしょうか。
人目でわかる部分に車輪があります。
ミストラルの車輪はシマノのロードホィールであるWH-R501を採用しています。
従いまして標準では28Cタイヤが付きますが、チューブ、タイヤをロードタイヤに交換することも可能で、その場合余裕で100PSIと言う高い空気圧も使うことが出来るのです。
もちろんクイックレリーズ付き。ベアリングの玉当たりもだいぶ前から強制研磨を施していてスムーズです。
このホィールはGIOSでも AIRONE AL LITE等の128,000円価格のロードバイクにも採用されているホィールです。

価格は前後で約13,000円もします。
価格のわかるものを調べてみますとUN-BB100 847円
BR-T4000 3,080円
FC-M171 2,376円
シフト、ブレーキレバー スプロケット チェーン ペダル タイヤ チューブ ハンドル サドル シートポスト ブレーキ及びシフトワイヤー等で自転車はできていますから、そのコストパフォーマンスは素晴らしいです。
今年から付属パーツを見直しより軽量化。
価格は下がっても今まで同様信頼性の高いシマノパーツをすべて盛り込んでいます。
カラーはブラック ホワイト ブルー グレー パープルの5色。
この記事をご覧いただき、すぐにもほしいとご用命をいただいても、入荷はちょっと先になります。
ますます注目を集めるGIOS。
基本中の基本がこのスペックですから、上位モデルも気になりますよね。
上位モデルには、最初はクロスバイクから始めたいが、いつかはロードバイクにも乗ってみたいというお客様のご希望を無駄なく実現するモデルもご用意しているのです。
次回、そのモデルであるAMPIO CANTAREについて記す予定です。
そして最もGIOSらしい、走るレーシングフレームについても考察したいと思います。
出勤時間を過ぎましたので、続きはまた。
ライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
同行した松原もブログに新製品のグラベルモデル、カーボンフレームを記しています。
こちらもご参照ください。
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いつも通り画像はアルバムを作りました。


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