
今週の水曜日も、ショップ、メディア向けの各社の展示会が東京周辺で開催されましたので、行ってきました。
Masi Gran Corsaです。
軽量ハイドロフォーミングチューブに大径テーパードヘッド、フォーク。
非常に良い感じです。

サンティーニ製のウールジャージです。
個人的に欲しいと思いました。
フランスのラピエールです。




ピノーのカラーです。
今年2台納車させていただきましたが、希少性の高いモデルです。。

シートステー上部は、このような独特の作りで、この形状を作るのは非常に手間がかかるし金型も難しいといつも感心します。
リヤーエンドからの突き上げがダイレクトにシートチューブに伝わらないため、充分な効果があると感じます。



このフレームのBB周りの体積率は、おそらく世界最大ではないでしょうか。

サーベロです。















ニューモデルはハンガー下がりを68mmから70mmに下げています。
代わりにリヤーセンターを410mmとしています。
フロントセンターも長くなり、太いタイヤに対してフレーム設計が見直されていますが、これは各社同様の傾向です。
410mmのリヤーセンターと聞くと、昔からの自転車乗りにはツーリング車の数値のようです。
少しでもリヤーセンターを短く詰めたいと考えてきたロード愛好家に受け入れられると良いのですが。
28Cタイヤの装着を考慮に入れた設計ですからこうするよりほかにないですね。
BB周りの形状を工夫して、太いタイヤでもリヤーセンターを短くすることを真剣に考えたくなりました。
きびきびとした走り。ひらりひらりと走れるダイレクトな走行感がお好きな方は、早めに従来規格のフレームと23Cがジャストフィットするホィールを入手されることをお勧めします。
人気のエアロロード S3 S5
軽量フレームの R3 R5
ディスクブレーキモデルも充実してきました。
トライアスロンでは大きなシェアを誇るサーベロ。
ソフトライドのようなP5Xも販売好調のようです。
ライトサイクルの在庫車 P5 SIXもご検討いただければ幸いです。
ご予約を承ります。
この日は、他にフォンドリエスト、ダコルディ、ウィリエールを見てきました。
特別ご紹介させていただくアイテムも見当たらず、価格ばかりが高額ですので、ご紹介させていただく気持ちにならずに帰ってきました。
一車種だけ、ディスクブレーキとダイレクトマウントブレーキが兼用で、シートステーの付け根にラバーを仕込んだフレームがありましたが、これも数年後にはラバーが変質してしまうかもとか、チェーンステーに永遠に交番荷重がかかり続けるとか、横方向の応力にはどうなのかとか、、
特にヘッドチューブが長すぎるので、ランドナーのような使い方が出来たらいいかなと思いましたが、キャリア、泥除けダボがついていなかったり。
説明ではプロも荒れた路面のレースで使うとのことですが、成績に果たして結びつくのか疑問でした。
ここまで2018展示会を各社見てきた中で、光ってくるのはDeRosaのSK 薄いブルーマットの新色モデル。
ピナレロのRAZHAのイタリアブルーカラーモデルが良かった印象です。
今日のXELIUS SL ULTIMATE ピノーモデルも、素晴らしい出来栄えです。
一番気になるモデルは、フレーム素材だけで形になっていませんでしたがDeRosaのKINGでした。
小径車ではKHSの安全性を確保したうえで工夫を凝らした折り畳みシステムが良かったですね。
この先もお盆休みを挟んで、9月ごろまで展示会行脚は続きます。
気になるモデルがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
余談
展示会には、各メーカーの担当者が来ていることがあります。
そんな皆様とお話ししている中で、新しいアイディアが生まれたりするのです。
アズマ産業 オーストリッチの伊美社長との会話では、新しくフロントバックを作っていましたので、ハンドル周りの装着方法にアドバイス。
早速やってみると言っていましたが、簡単で画期的な他社製品のコラボレーションが実現することでしょう。
三ヶ島ペダルには、とにかく70年代のロードレーサーを先に私が乗った時の感想は、ベアリングに乗る感覚。基本的に自転車という乗り物は、全体重を自転車が支えてくれて、わずかな下り坂があれば動力なしに移動できる乗り物なのです。
高精度なベアリングを装着したハブ、ペダル、BBがあれば非常に効率よく走ることが出来るのです。
先に荒川を70年代のよく整備されたビンテージロードで走った時は、それこそ抵抗は空気抵抗のみではないかと錯覚するほどです。
セラミックベアリングが逃げ出すほどのヌルヌル感は、本当に素晴らしいです。
そこで三ヶ島がハブを作る事を提案しました。
BBは杉野にピスト用を少し長くしてWギヤー用にしてもらいます。
低抵抗なベアリングは、必ず昔の高精度な自転車のように、素晴らしい走りを楽しませてくれるはずです。
シールドベアリングではないカップアンドコーンで。
? すでにカンパニョーロが作っているではありませんか?
ではペダルを三ヶ島の高性能なものに変えて、トークリップとストラップで走れば同じことになるのかしら。
BBがもっとスムーズにならなければ、、
と、こんな話を昨日はしていました。
今日もご覧いただき、誠にありがとうございました。
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軽量ハイドロフォーミングチューブに大径テーパードヘッド、フォーク。
非常に良い感じです。

サンティーニ製のウールジャージです。
個人的に欲しいと思いました。
フランスのラピエールです。




ピノーのカラーです。
今年2台納車させていただきましたが、希少性の高いモデルです。。

シートステー上部は、このような独特の作りで、この形状を作るのは非常に手間がかかるし金型も難しいといつも感心します。
リヤーエンドからの突き上げがダイレクトにシートチューブに伝わらないため、充分な効果があると感じます。



このフレームのBB周りの体積率は、おそらく世界最大ではないでしょうか。

サーベロです。















ニューモデルはハンガー下がりを68mmから70mmに下げています。
代わりにリヤーセンターを410mmとしています。
フロントセンターも長くなり、太いタイヤに対してフレーム設計が見直されていますが、これは各社同様の傾向です。
410mmのリヤーセンターと聞くと、昔からの自転車乗りにはツーリング車の数値のようです。
少しでもリヤーセンターを短く詰めたいと考えてきたロード愛好家に受け入れられると良いのですが。
28Cタイヤの装着を考慮に入れた設計ですからこうするよりほかにないですね。
BB周りの形状を工夫して、太いタイヤでもリヤーセンターを短くすることを真剣に考えたくなりました。
きびきびとした走り。ひらりひらりと走れるダイレクトな走行感がお好きな方は、早めに従来規格のフレームと23Cがジャストフィットするホィールを入手されることをお勧めします。
人気のエアロロード S3 S5
軽量フレームの R3 R5
ディスクブレーキモデルも充実してきました。
トライアスロンでは大きなシェアを誇るサーベロ。
ソフトライドのようなP5Xも販売好調のようです。
ライトサイクルの在庫車 P5 SIXもご検討いただければ幸いです。
ご予約を承ります。
この日は、他にフォンドリエスト、ダコルディ、ウィリエールを見てきました。
特別ご紹介させていただくアイテムも見当たらず、価格ばかりが高額ですので、ご紹介させていただく気持ちにならずに帰ってきました。
一車種だけ、ディスクブレーキとダイレクトマウントブレーキが兼用で、シートステーの付け根にラバーを仕込んだフレームがありましたが、これも数年後にはラバーが変質してしまうかもとか、チェーンステーに永遠に交番荷重がかかり続けるとか、横方向の応力にはどうなのかとか、、
特にヘッドチューブが長すぎるので、ランドナーのような使い方が出来たらいいかなと思いましたが、キャリア、泥除けダボがついていなかったり。
説明ではプロも荒れた路面のレースで使うとのことですが、成績に果たして結びつくのか疑問でした。
ここまで2018展示会を各社見てきた中で、光ってくるのはDeRosaのSK 薄いブルーマットの新色モデル。
ピナレロのRAZHAのイタリアブルーカラーモデルが良かった印象です。
今日のXELIUS SL ULTIMATE ピノーモデルも、素晴らしい出来栄えです。
一番気になるモデルは、フレーム素材だけで形になっていませんでしたがDeRosaのKINGでした。
小径車ではKHSの安全性を確保したうえで工夫を凝らした折り畳みシステムが良かったですね。
この先もお盆休みを挟んで、9月ごろまで展示会行脚は続きます。
気になるモデルがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
余談
展示会には、各メーカーの担当者が来ていることがあります。
そんな皆様とお話ししている中で、新しいアイディアが生まれたりするのです。
アズマ産業 オーストリッチの伊美社長との会話では、新しくフロントバックを作っていましたので、ハンドル周りの装着方法にアドバイス。
早速やってみると言っていましたが、簡単で画期的な他社製品のコラボレーションが実現することでしょう。
三ヶ島ペダルには、とにかく70年代のロードレーサーを先に私が乗った時の感想は、ベアリングに乗る感覚。基本的に自転車という乗り物は、全体重を自転車が支えてくれて、わずかな下り坂があれば動力なしに移動できる乗り物なのです。
高精度なベアリングを装着したハブ、ペダル、BBがあれば非常に効率よく走ることが出来るのです。
先に荒川を70年代のよく整備されたビンテージロードで走った時は、それこそ抵抗は空気抵抗のみではないかと錯覚するほどです。
セラミックベアリングが逃げ出すほどのヌルヌル感は、本当に素晴らしいです。
そこで三ヶ島がハブを作る事を提案しました。
BBは杉野にピスト用を少し長くしてWギヤー用にしてもらいます。
低抵抗なベアリングは、必ず昔の高精度な自転車のように、素晴らしい走りを楽しませてくれるはずです。
シールドベアリングではないカップアンドコーンで。
? すでにカンパニョーロが作っているではありませんか?
ではペダルを三ヶ島の高性能なものに変えて、トークリップとストラップで走れば同じことになるのかしら。
BBがもっとスムーズにならなければ、、
と、こんな話を昨日はしていました。
今日もご覧いただき、誠にありがとうございました。


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