丸石エンペラー。
ベテランの方やオールドファンはその名を充分ご存知でしょう。
私が子供のころからありますので、その歴史は50年以上遡れると思います。
参考までに、私の書棚から取り出した1976年のニューサイクリング誌上広告です。
76年の世界戦では、メルテンスが優勝。モゼールが2位。メルクスが5位でしたね。
平均時速40.547�劼筏�してあります。
ラージフランジの高級なシールドベアリグハブを採用しています。
スポルティーフのツーリングコンダクターは、なで肩です。
ツーリングマスターは、650Ａのランドナー。
笹は、一本巻きステーに変更になりました。
カラーはグリーンとこの色です。
今回新登場のモデルが、ツーリングプレーヤーと命名されたこのモデルです。
価格はぐっと抑えられた89,800円（税別）
フレームはオールクロモリの高級パイプを使いながらTig溶接としてラグを使わないことですっきりした外観になっています。
フォークは上位モデル同様です。
泥除けを往年人気のあった亀甲パターンにして、雰囲気をよくしています。
エンペラーはベース車との考えから、フロントキャリアーが付属いたしません。
ライトサイクルでは、お値引きできない代わりにフロントキャリアーをサービスでお取り付けさせていただいています。
昨年のエンペラーご紹介記事は こちら
きれいなブルーカラーのツーリングマスターが先週お嫁に行き、ライトサイクルのストックヤードからエンペラーがなくなってしまいました。
今回展示のモデルは、来春からの販売になります。
すでに丸石自転車では在庫が払しょくしているそうで、来年の春のサイクリングシーズンまでお待ちいただかなくてはなりませんが、その間は、先にご紹介させていただいたDAVOSで、ツーリング車を作り展示しておきます。
さて橋本さんが、新たに高級スポルティーフを提案いたしました。
それはTouring Batonと命名されたスポルティ−フモデルです。
まだカタログに掲載されていませんので、プロトタイプと思ってください。
開発担当者の橋本さんに、今回もお話を伺いました。
このフレームは、ロードレーサーのように細いタイヤで走ることもできるし、太めのタイヤで泥除けをつけてスポルティーフとしても使える設計とのことでした。
リヤーエンドをロードエンドとし、ダボを2か所つけています。
タイヤを太くする場合は、ロードエンドの後ろ側でホィールを保持すればよく、リヤーキャリアと泥除けを両方取り付けることができる設計だそうです。
トップチューブのワイヤーリードはトンネル式にしました。
この部品を探すのも、大変だったそうです。
笹の先は、ロストワックスパーツを差し込んでいます。
ブルーのフレームは、太いタイヤを装着。
イエローのモデルは、グラベルキング26Ｃを装着していると思います。
ランドナーでは700Cリムにハトメのあるものを採用したり、高品質なラージフランジハブを採用したりと少しでも上質なものへと変更したそうです。
ホィール販売も考えているそうです。
一本巻きのシートステイもその表れです。
ランドナーといえばTOEI ローヤルノートンなどのオーダー車がいまだに人気ですが、飾る自転車ではなく使う自転車となれば、このエンペラーは大変優れていると思います。
また自分流にカスタムして楽しむことも容易です。
基本のフレームが、オールクロモリのダブルバデッドチューブを採用している点が、ライトサイクルで販売を続けている大きな理由です。
すでにお使いいただいているお客様のフィードバックも大変好印象です。
ロードよりツーリング派の皆様。
郊外の温泉宿へ一泊ツーリングから始めてみませんか？
経験の必要なツーリング車の組み立て、整備もライトサイクルが得意な一つの方向です。
ご用命お待ちしています。
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