ブリヂストン アンカーの展示会に行ってきました。
先のエントリーで、スポーツバイクフェスのご案内もさせていただきましたが、皆様より一足先に詳細を見てきました。
トピックスといたしましては、RS8 RL8 両モデルのフルモデルチェンジ。
RNC7 ２５周年 ５０台限定記念モデルの発表。電動システム内蔵フレームに。
レディスモデルのアンカーウーマン １０周年アニバーサリーモデル。
塗色の追加。
デカールカラーの追加、復活。
ヘッドマークがBマークに。
魅力的な、ワクワクさせてくれるモデルが並びました。
PROFORMAT
この解析システムは、自転車の大きな進化をもたらします。
今までに多くの解析技術が自転車にも使われてきたと思います。
しかしながらこのブリヂストンサイクルではなく、ブリヂストンそのもののコンピューターを使った解析技術、そして最適化技術は、長い自転車の歴史の中でも採用されたことがないと思われるほど、すごいシステムです。
想像するに、主はタイヤの解析でありながら、タイヤにかかる応力は複雑極まります。
ホィールとのマッチング、はめあい部分。
サスペンションとの関係。
そしてそれが300�劼鯆兇┐觜眤�時での挙動と応力、横G。タイヤの変形、路面との摩擦係数、温度、湿度、路面状態。
微細な状況を解析して最高の最適化を行うための技術を、なんと自転車のフレームに応用してしまったのです。
実際、今日、神保町のバイクフェスに行かれる方が目にする動画は、RIS9とRS9の動的な状態でのフレームの変化を映し出したものです。
ライダーがフルパワーでもがくと、後ろ三角の変形でホィールが左右に振れてしまう。
自転車が、またがる構造であるために避けられない、両足の間のスペースに収まる平面構成の自転車フレームの宿命ともいえるこのフレームのウィップ現象。
これをどのように構造を変化させるとどのように変化するのか？
長年に渡る自転車作りの最も重要な効率というものに対する答えがここにあるのです。
PROFORMATを基に設計し作られたフレームは、特に目で見える部分がこのBB周りの作りに見ることができます。
大まかには自転車店向けのプレゼンの中の説明をアルバムリンクに画像で撮影したものを入れてありますので、ご覧ください。
この日展示されていた全モデルを撮影しています。
色目の微妙なものにつきましては複数枚撮影していますので、ご確認ください。
RS8ですが、RS9の開発で作成された金型に、RS9の、そこまで高い剛性はないほうが乗りやすいと感じる方向けに設計されています。
それでも従来のRS8よりわずか剛性は高まっています。
この高まりは、PROFORMATによるもので、後輪の直進性に寄与していると理解すればわかりやすいかと思います。
要するにこの技術で最も重要視することは、自転車をこぐ力をフレームにかけると、従来フレームでは後輪が左右にわずかに振れてしまうことを、より効率の良い走行抵抗の少ない走りを実現するためにブリヂストンが本気で取り組んだということなのです。
多くのフレームビルダーがクラウンやBB周りに補強をロウ付けしたのもそのためですし、ピナレロが最も引張強度の高い高価なカーボンファイバーを採用するのも、そのためです。
走るための効率と考えれば、空気抵抗も大きいのですが、これはフレームの抵抗よりもタイヤの太さ、ホィールのスポークのほうがはるかに大きいと昔に結論付けられています。
それよりも人間がまたがる範囲だけのわずかなスペースに許された自転車という乗り物を見つめなおし、フレームの剛性を最適化することで、前後車輪が完全に一致した状態で走ることの効率の良さ。
人間の限られたごくわずかな力を余すことなく後輪の回転、推進力につなげるための効率を求める。
この部分に改めて取り組んで成果を出したのが、このPROFORMATなのです。
カッコよさ、カラーが自由に選べる点も、アンカーの大きな魅力です。
カラーラボのリンクは こちら
ネオコット NEOCOT 25周年記念モデル 50台限定です。
わずか25台ですから、ご注文はお急ぎください。
特にフロントフォークは、アヘッド、スレッドどちらもお選びいただけます。
また、展示された Campagnolo EPS 仕様のように、電動専用設計もおつくりできます。などはブリヂストンサイクル上尾工場の中のプロフレーム課がフォークの製作を担当いたしますので、フォークの肩は一般仕様と形状が異なります。
フレームセット販売のみで、25周年にちなんだのか、25万円です。
アンカーファンの方のみならず、歴史的な価値のあるモデルでもあるので、確実な確保のためにもぜひお早めにご予約をお願い申し上げます。
通常モデルはこちらです。
ハンガーシェルが、従来のTig溶接からロウ付けのラグタイプに変更されました。
長い間、ライトサイクルが要望してきたことが、また一つ実現しました。
Bマークもですけど、まだBRIDGESTONEマークは一部を除き採用されていません。
これご覧になっていたら、お願いたしますよ。スチールモデル限定で、ANCHORと選択項目で構いません。
いかがでしたでしょうか。
とてもブログでご紹介できる範囲では無理があるほどの内容でした。
開発の田村さん、プロジェクトリーダーの藤田さん（今後流れるBSのオリンピックコマーシャルに出演されるそうです）、オリンピックのためにアンカーの席を離れ強化コーチに専念される飯島さん、大親分の鈴木さんなどとお話しして、滞在は3時間に及びました。
書けないこともいっぱいあり、アイディアも沢山授けてきました。
これからもっともっとアンカーにワクワクさせられる事を期待して、充実感を感じながら帰途につきました。
カタログをたくさんいただいてきました。
店頭でお渡しいたしますので、どうぞお早めにご来店ください。
12月4日 追記
ニューモデルも入荷が始まっています。
展示会後、いち早くご予約をいただいたお客様の自転車も、続々納車させていただいています。
今年度は、短い納期で入荷してきています。皆様のご注文お待ちしております。
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この解析システムは、自転車の大きな進化をもたらします。
今までに多くの解析技術が自転車にも使われてきたと思います。
しかしながらこのブリヂストンサイクルではなく、ブリヂストンそのもののコンピューターを使った解析技術、そして最適化技術は、長い自転車の歴史の中でも採用されたことがないと思われるほど、すごいシステムです。
想像するに、主はタイヤの解析でありながら、タイヤにかかる応力は複雑極まります。
ホィールとのマッチング、はめあい部分。
サスペンションとの関係。
そしてそれが300�劼鯆兇┐觜眤�時での挙動と応力、横G。タイヤの変形、路面との摩擦係数、温度、湿度、路面状態。
微細な状況を解析して最高の最適化を行うための技術を、なんと自転車のフレームに応用してしまったのです。
実際、今日、神保町のバイクフェスに行かれる方が目にする動画は、RIS9とRS9の動的な状態でのフレームの変化を映し出したものです。
ライダーがフルパワーでもがくと、後ろ三角の変形でホィールが左右に振れてしまう。
自転車が、またがる構造であるために避けられない、両足の間のスペースに収まる平面構成の自転車フレームの宿命ともいえるこのフレームのウィップ現象。
これをどのように構造を変化させるとどのように変化するのか？
長年に渡る自転車作りの最も重要な効率というものに対する答えがここにあるのです。
PROFORMATを基に設計し作られたフレームは、特に目で見える部分がこのBB周りの作りに見ることができます。
大まかには自転車店向けのプレゼンの中の説明をアルバムリンクに画像で撮影したものを入れてありますので、ご覧ください。
この日展示されていた全モデルを撮影しています。
色目の微妙なものにつきましては複数枚撮影していますので、ご確認ください。
RS8ですが、RS9の開発で作成された金型に、RS9の、そこまで高い剛性はないほうが乗りやすいと感じる方向けに設計されています。
それでも従来のRS8よりわずか剛性は高まっています。
この高まりは、PROFORMATによるもので、後輪の直進性に寄与していると理解すればわかりやすいかと思います。
要するにこの技術で最も重要視することは、自転車をこぐ力をフレームにかけると、従来フレームでは後輪が左右にわずかに振れてしまうことを、より効率の良い走行抵抗の少ない走りを実現するためにブリヂストンが本気で取り組んだということなのです。
多くのフレームビルダーがクラウンやBB周りに補強をロウ付けしたのもそのためですし、ピナレロが最も引張強度の高い高価なカーボンファイバーを採用するのも、そのためです。
走るための効率と考えれば、空気抵抗も大きいのですが、これはフレームの抵抗よりもタイヤの太さ、ホィールのスポークのほうがはるかに大きいと昔に結論付けられています。
それよりも人間がまたがる範囲だけのわずかなスペースに許された自転車という乗り物を見つめなおし、フレームの剛性を最適化することで、前後車輪が完全に一致した状態で走ることの効率の良さ。
人間の限られたごくわずかな力を余すことなく後輪の回転、推進力につなげるための効率を求める。
この部分に改めて取り組んで成果を出したのが、このPROFORMATなのです。
カッコよさ、カラーが自由に選べる点も、アンカーの大きな魅力です。
カラーラボのリンクは こちら
ネオコット NEOCOT 25周年記念モデル 50台限定です。
わずか25台ですから、ご注文はお急ぎください。
特にフロントフォークは、アヘッド、スレッドどちらもお選びいただけます。
また、展示された Campagnolo EPS 仕様のように、電動専用設計もおつくりできます。などはブリヂストンサイクル上尾工場の中のプロフレーム課がフォークの製作を担当いたしますので、フォークの肩は一般仕様と形状が異なります。
フレームセット販売のみで、25周年にちなんだのか、25万円です。
アンカーファンの方のみならず、歴史的な価値のあるモデルでもあるので、確実な確保のためにもぜひお早めにご予約をお願い申し上げます。
通常モデルはこちらです。
ハンガーシェルが、従来のTig溶接からロウ付けのラグタイプに変更されました。
長い間、ライトサイクルが要望してきたことが、また一つ実現しました。
Bマークもですけど、まだBRIDGESTONEマークは一部を除き採用されていません。
これご覧になっていたら、お願いたしますよ。スチールモデル限定で、ANCHORと選択項目で構いません。
いかがでしたでしょうか。
とてもブログでご紹介できる範囲では無理があるほどの内容でした。
開発の田村さん、プロジェクトリーダーの藤田さん（今後流れるBSのオリンピックコマーシャルに出演されるそうです）、オリンピックのためにアンカーの席を離れ強化コーチに専念される飯島さん、大親分の鈴木さんなどとお話しして、滞在は3時間に及びました。
書けないこともいっぱいあり、アイディアも沢山授けてきました。
これからもっともっとアンカーにワクワクさせられる事を期待して、充実感を感じながら帰途につきました。
カタログをたくさんいただいてきました。
店頭でお渡しいたしますので、どうぞお早めにご来店ください。
12月4日 追記
ニューモデルも入荷が始まっています。
展示会後、いち早くご予約をいただいたお客様の自転車も、続々納車させていただいています。
今年度は、短い納期で入荷してきています。皆様のご注文お待ちしております。
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