
昨日は、先に名古屋で行われたFKサイクルフェアーの東京版が、浅草で行われましたので、行ってきました。このショーはショップ向けのショーではありますが、深谷産業の社長に今後はお客様にいち早く新製品をご覧いただけるように計らっていただけるようお願いしてきました。
おそらくですが、来年のショーからは名古屋も含め、ユーザーの皆様に魅力的な新商品を最も早くご覧いただけるようになることでしょう。
近藤社長、どうぞよろしくお願いいたします。
例によって、気になった商品のご紹介をさせていただきます。


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Funkier ファンキャーというイスラエルのサイクルウェアブランドです。
高品質、素材にこだわりながら上下セットでも1万円を切る価格を実現したサイクルウェアーのユニクロのようなブランドです。
7000円台のサイクルショーツでも比較的高価なGell入りのパットが奢られていて、ロングライドを主とするサイクリストによさそうでした。
最もお勧めなのは、他社にないアイディアのレインウェアー。
特色は4つ。
上記写真のようにバックパックを背負った状態で着用できる工夫があります。
U字型に配されたファスナーを開くとバックパックを装着した状態にすることができるのです。
これは通勤ライダー、ロングライドに非常に便利な機能です。
そして薄い素材は後ろポケットに格納、小さく携行することができます。
さらに素材は防水性のほか、ストレッチ製もあります。
そして低価格。
早速ひとつ注文いたしましたので、入荷いたしましたら再度お知らせいたしますので、気になった方はぜひご覧ください。突然の雨でも快適な走行が継続できるはずです。
すみません、写真が暗すぎますね。
今回使用したGRデジタルの設定がリバーサルフィルムの設定になっていました。

以前もお知らせしたモバイルエアポンプです。
今回、IRCのブースで山田さんが実際にチューブレスタイヤの装着デモをしてくれていたところへ担当者が乱入。持っていたこのポンプでチューブレスのビード上げに挑戦。
らくらく入ってしまいました。
山田さん曰く、普通のフレームポンプでも簡単に上がりますよとのことですが、モバイルポンプの吐出量が充分であることの良い証明になりました。
ですので、ライトサイクルでも仕入れることにしました。
川上もチューブレスタイヤの装着を自分でやって動画に撮るとか申していますので、乞うご期待です。
チューブレスを作ってきたIRCにはシール部分の作り方にノウハウがあるそうです。
逆にリムサイズよりわずかに大きいM社のチューブレスレディは、IRC社内基準ではアウトだそうで、上限空気圧を低くしているのだそうです。
結論から申しますとちょっとした使い方のコツをつかみ、ホィールとのマッチングを考えればチューブレスタイヤに軍配が上がり、シーラントを使うことを気にしなければチューブレスレディタイヤもよさそうです。
IRCは今悩んでいて、自社でチューブレスレディタイヤを開発したら200gを切るような軽量タイヤができてしまったのだそうです。
しかしチューブレスタイヤも充分なアドヴァンテージがある。他社はなかなかチューブレスタイヤをを一社を除き作れない。チューブレスホィールも市場に数多く販売されている。
より脱着がしやすいチューブレスタイヤの開発。女性でも年配の方でも。IRCの社員の女性が一人で作業できるチューブレスタイヤが理想だと私は考えますし、それができるはずです。
最高空気圧の3倍入れても外れないという厳しすぎる(厳しいのは良い事ですが)社内基準の現実に即した見直しも必要ではないでしょうか。
私はチューブレスタイヤの開発段階で、IRCにスチールビードを話したことがあります。
空気を抜いてビードをはずすとパラって外れるタイヤにすることができるのがチューブレスタイヤの利点だと考えたからです。
伸びない金属ビードで作れば、手の力の少ない方でも簡単にはずせる。
パンクの心配もほとんどない。
チューブがない分、装着も簡単。
こんな理想的なタイヤができればスポーツ自転車も、もっとユーザーフレンドリーになることでしょう。
脱線してしまいました。
ポンプも以前から考えていたことで、より簡単に入れることができるポンプは必需品と考えていました。
今回のポンプは充分な機能を備えています。
価格も1万円を切る価格を実現してきましたので、ライトサイクルでも取り扱うことといたしました。

どうです、このお顔。
どうぞ宜しくお願いいたします。

スギノのブースです。
セラミックベアリングのスラスト方向のテストピースです。
押し付けてまわすと明らかに動作がスムーズです。

Rene Herseを模してENE CYCLOのクランクをつけた自分のDAVOSランドナーですが、白石峠の登りであえなく挫折。このトリプルクランクをつけていれば登れただろうにと、思いました。
ランドナーに最適なクランクでしょう。

日東の社長、吉川さんにはハイクラウンの再生産をお願いしておきました。
私はストック箱から出てきたハイクラウンを見て、DAVOSランドナーを作りたくなったのです。
それは高校生時代、40年前の自分が組んだランドナーを思い起こさせるものでした。
鉄道のレールをイメージして作ったステムだったとのこと。
まだ設計された方はお元気だそうです。
鍛造製ですので、金型が必要なのですが、すでに日東には金型が失われてしまっています。
長さごとに金型が必要なので、80mmでまず作っていただけないかと。
丸いステムになじんできた方には新鮮に。昔を知っている方には懐かしく感じていただけるはずです。元になったと思われるアルテンバーガーのステムより洗練されたデザインで、ランドナーに最も似合うステムと思いました。私はいつもランドナーに乗っているとき、走りながらステムの上面をペッカリー革のグローブで磨くので、いつもトロトロに光っていたものです。
再生産が決まったら良いですね。


箕浦の新製品スタンドです。
置くだけのスタンドですので手間が要りません。
見た目も美しく、インテリアを邪魔しません。
おひとついかがですか?


老舗、深谷産業といえばメルクスです。
多くの自転車があふれる中、メルクスは光ります。
デザイン、ジオメトリー、頑丈さ。
ベテランの方ほど、メルクスを気にされている方が多く、ライトサイクルでも派手さはないけど売れている自転車です。




シマノ STEPSを搭載したE-BIKEです。
クロモリフレームのツーリングベース車として利用価値は無限に広がります。
しまなみ街道、琵琶湖一週のビワイチ、秋葉街道走破、北海道ツーリング、東海道、中仙道走破。
通勤バイクなど。深谷産業社長の近藤さんも一台買うそうです。
琵琶湖周回もこなす社長は、最近ゴルフが少なくなってきましたよとのこと。
うっすら日焼けしているお顔は、どうやらゴルフではなさそうです。自転車ツーリングの魅力にますますはまっているご様子でした。


GHISALLO 306。
ニューモデルクロモリフレームの登場です。
強度に優れるTig溶接構造。カーボンフォーク仕様で、走ることを心行くまで楽しめるロードレーサーになりそうです。
組み合わせパーツは無限。
ハンドル幅、ステム長、クランク長さ、ギヤー比など、走り方や体格にあったロードをお作りできるのもシマノ代理店の深谷産業が販売する利点です。

あたりまえだのクラッカー。でおなじみの前田製菓が、プロテイン配合のスポーツ用クラッカーを新発売。ライトサイクルでも販売しています。
サクサク感というよりねっとりと食べ応えのあるクラッカーですので、補給には最適でしょう。
疲れた体にも良くなじむと思います。

最後はオーストリッチ50周年記念チョコレート。非売品です。
おいしかったです。
50周年ですから記念になる製品をぜひ販売していただけると。
創業当時の復刻版、輪行袋は?と提案したら大きさ以外変わっていないのだそうです。
先代から引継ぎ、袋物サイクル用品のトップメーカーとしていつも走る社長の伊美さんは、私たちサイクリストに向き合い、商品開発、改良に余念のない良い方です。
社長にはフロントバックとサドルバックの新しいアイディアをご提案いたしました。
世に出たら喜んでいただける方が多いと思っています。
ぜひ実現してください。
9時の開場近い時間から、開場の片づけが始まる16:00までお邪魔し、充分製品を見てきただけではなく、いろいろとお話させていただき、楽しい時間でした。
自分も新たな刺激をもらうことができ、また新たな製品開発にも力が入ります。
せっかく各メーカーが新商品を持ち寄り展示しているのですから、ぜひ皆様にもご覧いただければと感じたので、冒頭に記したように近藤社長にもお話しておきました。
私が感じたこと以上に、おそらく様ような形態で、いろいろなコースを普段走っている皆様なら、もっといろいろなご意見をお持ちのはずです。
こんな機会にメーカーの担当者と直接お話できる機会があれば、もっと私たちの走る環境が安全で利便性の高いものになっていくことでしょう。
秘密でお話できませんが、私のアイディアがひとつCATEYEで実現しそうです。
こっそりタブレットで見せてくれましたが、私はうぉー!と思いました。
より買いやすく、より安全でより便利な製品の登場は、わくわくします。
私たち自転車を愛する人たちの責務であり、今後も先人に笑われないよう、今後も日常の作業に精進して行き、革新的な、こんなものがあればいいなと気がつけるようにして行きたいと考えています。
本当は、名古屋に行っていたから今回は秩父の家の凍結防止のための電源を切ったり、スタッドレスタイヤをノーマルに履き替えたり、桶川の年老いた両親に顔出ししたりと考えていました。
朝、少しだけと。
でも行くとやっぱり気持ちがワクワクしてしまいます。
各メーカー、一生懸命良い製品の開発にがんばっているからです。
とても充実した展示会の帰りに、カメラのロッコーへ寄ってきました。
M42マウントがマイブームで、200mmのペンタックスレンズを見つけたので、購入。
絞りが粘っているのとレンズの汚れがあるので、治してもらってから持って帰ることに。
CP+に出展している間に行くことができなかったので、いろいろとお話を広木さんに伺いました。
今、デジタルカメラからはじめた方が、インスタグラムにアップするのにフィルムカメラの雰囲気のある写真が話題になりコンパクトフィルムカメラがブームなのだそうです。

2-3万円が相場だったCONTAX T2が5-6万円になっているとのこと。
カールツアイスのゾナーを搭載していて手軽に高画質を得られるので、私も持っているのですが、
今売りごろですって。
久々に電池を入れたら軽快に動いています。
今度のサイクリングに持って走ろうかなと。
今日はお天気が悪いですけど、仕事は目いっぱいなんです。
チタンディスクロード、Di2仕様の組立。ブリヂストンのフロントハブダイナモが壊れている自転車のホィール組み換え、フロントフォークの曲がってしまった電動自転車のフォーク交換、ディスクロードのオーバーホール最終仕上げ。
自分の自転車のインナーギヤーを30Tに組み替え。などなど。
ディスクロードに一日かかりそうですので、どこまでできるかです。
お天気がよくありませんので、どうぞ皆様、充分お気をつけください。
ライトサイクルブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。