
新型105。
クランクの生産遅れから、当初5-6月発売を予定していたのが7月発売となりました。
多くのお客様にお待ちいただいていて、パーツ単体での入荷はまだなのですが、先にANCHORより完成車として入荷し、作業を2台行いました。
組み立てて感じたことを少し記します。
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MTBのような変速機に105も変わりました。
ロードコンポーネントで中心的な位置づけの105も、デュラエースから改変され、アルテグラ、105と変わってきたのはご存知の通りです。
従来の5800105とR7000はほとんど互換性がありますので、一部制約はありますが部分交換が出来るようになっています。
たとえばすでに105を使っていた方が、これからご紹介させていただく新型105 R7000 RDを交換することも出来ます。
今回の105もディスクブレーキへの対応を考慮したコンポーネントに変わりました。
今後発売されるディスクブレーキを使うフレームに対応したコンポーネントになるということです。
専門的にはディスクブレーキ対応フレームは設計基準が変わります。
リヤーOLD(オーバーロックナット寸法)が142mm(現行は130mm 135mm)。
リヤーセンターは415mm以上(現行は405mm以上)
そのため広がるチェーンステーに対応するためクランクが薄くなっています。
チェーンラインも1mm増しているはずです。
取り付けの勘所としまして、チェーンの取り付け駒数(長さ)の決め方とBテンションスクリューの調整がすべてを決めるといって差し支えないと思います。
チェーンは前後最大歯数にチェーンをセットして(FD取り付け前に長さを調整しておくと手際がいいです)2-3リンク長くします。
そのまま取り付けるとおそらくRDにテンションがかからないので、Bテンションスクリューで変速機を後退させて調整します。
RD取り付けの際は、エンドストッパーにRDがきちんと接触していることが重要で、取り付け5mmの6角レンチで締めていくと浮き上がってきますので、きちんと手を沿えて固定します。
以外にこれが出来ていない自転車の調整修理が入ります。
一部のUSAブランドメーカーは、エンドの角度が違っているのもがあり、調整しきれない場合があります。
いずれにしましても装着後、最も重要なのは逆回転させてもチェーンがスムーズに動く範囲で、アッパープーリーをスプロケットに近づけることがスムーズな変速を実現する大きなポイントになります。
なお、調整は2mmの6角レンチが必要になりますので、正確で高精度な工具の準備が重要です。
ライトサイクルではPB(スイス製)を微細な6角に使用しています。
今回の変速機からダブルテンションではなくSRAMなどと同様なシングルテンション形式に変わりました。
そのため調整はよりシビアになってきていて、サルでも出来るがサルでは出来ないようになっています。
いづれにしましても正確なフレーム、工具、トルク管理が必要な作業であることは間違いありません。
FDはもっと調整が複雑になりました。
ご自身でされる場合、安易に従来の経験から鵜呑みにした作業をするのではなく、マニュアルを熟読し理解してから作業されることをお願いいたします。
ご自身で作業されたコンポーネントの調整は、誠に申し訳ございませんがご遠慮いただいています。
そこまでの作業をどのようにしているかわかりませんので、結果最初から組みなおしになる場合がほとんどだからです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
いかがでしたか。
どうしても専門用語が出てきてしまいますので、難しく感じられるかも知れませんが、弊社お客様に置かれましては、ライトサイクルにお任せいただければ変速調整は基本無料です。
またご質問いただければ落車等、異常時の現場の対処方法などはいつでもその場でご回答させていただきます。
またご希望が多ければ講習会などを開催することも考えますので、ぜひご要望をお聞かせください。
今週も多くのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました。
土曜日は昼食もとれずふらふらになりかけたところを差し入れいただいたパンで回復することが出来ました。M様には感謝申し上げます。
暑い毎日が続きます。
どうぞ皆様ご自愛ください。
今日もライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
ロードコンポーネントで中心的な位置づけの105も、デュラエースから改変され、アルテグラ、105と変わってきたのはご存知の通りです。
従来の5800105とR7000はほとんど互換性がありますので、一部制約はありますが部分交換が出来るようになっています。
たとえばすでに105を使っていた方が、これからご紹介させていただく新型105 R7000 RDを交換することも出来ます。
今回の105もディスクブレーキへの対応を考慮したコンポーネントに変わりました。
今後発売されるディスクブレーキを使うフレームに対応したコンポーネントになるということです。
専門的にはディスクブレーキ対応フレームは設計基準が変わります。
リヤーOLD(オーバーロックナット寸法)が142mm(現行は130mm 135mm)。
リヤーセンターは415mm以上(現行は405mm以上)
そのため広がるチェーンステーに対応するためクランクが薄くなっています。
チェーンラインも1mm増しているはずです。
取り付けの勘所としまして、チェーンの取り付け駒数(長さ)の決め方とBテンションスクリューの調整がすべてを決めるといって差し支えないと思います。
チェーンは前後最大歯数にチェーンをセットして(FD取り付け前に長さを調整しておくと手際がいいです)2-3リンク長くします。
そのまま取り付けるとおそらくRDにテンションがかからないので、Bテンションスクリューで変速機を後退させて調整します。
RD取り付けの際は、エンドストッパーにRDがきちんと接触していることが重要で、取り付け5mmの6角レンチで締めていくと浮き上がってきますので、きちんと手を沿えて固定します。
以外にこれが出来ていない自転車の調整修理が入ります。
一部のUSAブランドメーカーは、エンドの角度が違っているのもがあり、調整しきれない場合があります。
いずれにしましても装着後、最も重要なのは逆回転させてもチェーンがスムーズに動く範囲で、アッパープーリーをスプロケットに近づけることがスムーズな変速を実現する大きなポイントになります。
なお、調整は2mmの6角レンチが必要になりますので、正確で高精度な工具の準備が重要です。
ライトサイクルではPB(スイス製)を微細な6角に使用しています。
今回の変速機からダブルテンションではなくSRAMなどと同様なシングルテンション形式に変わりました。
そのため調整はよりシビアになってきていて、サルでも出来るがサルでは出来ないようになっています。
いづれにしましても正確なフレーム、工具、トルク管理が必要な作業であることは間違いありません。
FDはもっと調整が複雑になりました。
ご自身でされる場合、安易に従来の経験から鵜呑みにした作業をするのではなく、マニュアルを熟読し理解してから作業されることをお願いいたします。
ご自身で作業されたコンポーネントの調整は、誠に申し訳ございませんがご遠慮いただいています。
そこまでの作業をどのようにしているかわかりませんので、結果最初から組みなおしになる場合がほとんどだからです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
いかがでしたか。
どうしても専門用語が出てきてしまいますので、難しく感じられるかも知れませんが、弊社お客様に置かれましては、ライトサイクルにお任せいただければ変速調整は基本無料です。
またご質問いただければ落車等、異常時の現場の対処方法などはいつでもその場でご回答させていただきます。
またご希望が多ければ講習会などを開催することも考えますので、ぜひご要望をお聞かせください。
今週も多くのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました。
土曜日は昼食もとれずふらふらになりかけたところを差し入れいただいたパンで回復することが出来ました。M様には感謝申し上げます。
暑い毎日が続きます。
どうぞ皆様ご自愛ください。
今日もライトサイクルブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
