2019モデルと申しましても、変わらないのがデローザ。
ヌーボクラシコはカラーの変更のみです。
2019は現行のブルークローム レッドクロームの透明感のある塗装はそのままに、ブラック スターダストが加わります。
スターダストは以前にネオプリマート、メラック、キング３RSにも採用された塗装で、それこそ星屑のように塗装の中で光の粒が瞬く塗装です。
過去にデローザ工房を訪問したとき、スターダストの説明をしてくれたカルロさん。 ブログで2013年モデルのネオプリマートをご紹介させていただいたときのことでした。
撮影がとても難しいのですが、見えますでしょうか。
ブラッククローム、シャンペン、ホワイトパールカラーは、カタログから消えて行きます。
ネオプリマートの新カラーです。
2019 ネオプリマートは、現行のグレーブラック、ボルドーホワイトと、このブラックレッドの3色になります。
残念なお知らせ。価格が大幅に上がることをお伝えしなければなりません。
ヌーボクラシコ 360,000円が480,000円
ネオプリマート 289,000円が330,000円となります。
いつかはデローザのクロモリをとお考えだった皆様には、誠に申し訳なく思います。が、新色も含め、8月26日までのご注文で2018価格を適応してくれるそうです。
詳細につきましては、どうぞお気軽にご相談ください。
さらに 少しでも皆様にデローザを入手していただきたく、SKカンパニョーロ12速搭載車など一部を除き8月26日までの期間、ご注文をいただきますと10％OFFとさせていただきます。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
デローザにとりまして、このネオプリマート、そして派生モデルの高級ラインであるヌーボクラシコは、70年代のデローザを今に伝える伝統的なモデルです。
では古臭いのか？
自転車の設計（ジオメトリー）はこの時期に完成の域に達したと私は考えます。
それまでの泥除けを装着するのを前提にしたフレーム設計から、レース形態にあわせたネイキッドなレーシングフレームに移行したのもこの時期でした。
カンパニョーロが冷間鍛造技術と高い技術力と発想で、次々と新製品を発表。
レースの世界が大きく変わった時期でもありました。
このときに、メルクスをサポートしていたデローザが、彼と彼の走りに合わせてフレームを改良して行ったのです。
そして現在にもつながるデローザのスチールモデルのジオメトリーが完成しました。
横から見て、美しく感じるのは立ち上がったシートアングル、ヘッドアングル。
水平のトップチューブ。
深めのハンガー下がりがかもし出すチェーンステーの下がり具合。
出来る限り上にロウ付けされるシートステー。
フロントフォークの流れるようなカーブ。
さらにヌーボクラシコではデローザ特有のショートポイントラグに施した鍍金仕上げが美しさをさらに昇華します。
イタリアのレーシングフレームのすばらしさ。
ぜひあなたのコレクションに加えていただければと思います。
さらにフレームを組み立てる技。
ライトサイクルは、数え切れないほどの多くのスチールフレームを組み立ててきた実績があります。
フレーム内部には、特別に防錆処理を施しています。
最適な刃物を用いて、性格に切削仕上げをした後、丁寧に組み上げ作業をいたします。
お客様の体型、のりかた、今後の使い方にあわせてサイズ選びを慎重に行います。
また、スチールフレームに不可欠な手組ホィールもお任せください。
お客様の体重、脚力、乗り方に合わせて硬くもやわらかくも、強くもそれこそ自由自在な組み合わせの中から最適なパーツと組み方、スポーク張力をチョイス。
バランスよく正確に組み立てます。
パーツの組み合わせを考えるのも、スチールフレームをパーツから組む楽しさです。
ブラックか、シルバーか。カンパニョーロかシマノか。
レザーの用い方。
どうぞお気軽にご相談いただければと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。
