2019年 今年もプライスリーダー的なポジションにあるGIANTの展示会が行われました。
この会社の製品価格を横目に、各社価格を決めて来る傾向にあるからです。
GIANTが他社と大きく違うところは、自社、および自社でコントロールされた工場でフレーム製造から行っている点にあります。
フレームだけではなく、ホィールなどの自転車部品を自社デザイン自社製造することで、高品質な製品を安価に提供できるので、価格についても有利と言えます。
これができる大規模な工場は、GIANTとメリダぐらいでしょう。
他社においては、自社でデザインし、フレーム工場へ発注。出来上がったフレームを塗装工場へ。
塗装工場から組み立て工場へ。組み立てパーツは各社から購入し組み立て工場へ送る手配をします。
組み立て工場から、船便で海外のそれぞれの会社へ。日本の代理店へ。そして私たち自転車店へ。
GIANTにおいては、自社、および周辺工場で生産された部品、フレームが工場へ集まり、組み立て、梱包、船便でGIANT JAPANへ。そして私たちGIANT販売店へ。
非常にシンプルで、生産性が高い形態です。
日本の自動車工場のようではないでしょうか。
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これを勝手に私はジャイアントマジックと呼んでいます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、GIANTは他社製品も沢山製造しています。
最近は中国生産の製品も増えてきました。中国生産は箱の違いで判るのですが、これがきちんと出来ていることに驚かされます。FD取り付け位置などおそらく組み立てラインで冶具を用いてセットしているのでしょう。
ESCAPE R3等がそれにあたりますが、再調整がほとんど必要ないほどです。
それでも、チェーンの長さが足りなかったりしますので、一コマ足して調整したり、ワイヤーケーブルとフレームのこすれて傷になってしまう部分にシリコンチューブを入れたりは、ライトサイクルが勝手に加えている工作です。
他社製品と大きく差が出るのが105カーボンフレームのロードバイクです。
TCR ADVANCED 2 2019価格は20万円です。
カタログ巻末のスペック詳細を見ますと、チェーンがKMC X11ELとなっているだけで、すべてコンポーネントは105を採用しています。
フレームはこのクラス最軽量ともいうべきTCR ADVANCED PRO（36万円）と同じフレームを採用しています。
カラーは2色。
先進のチューブレスレディホィールを装着していますので、異物によるパンクはその場で自動的に内包されるシーラントが止めてくれるシステムになっています。
各メーカーの展示会を回るときに、最初に見るのが、この105 フルカーボン ロードバイクで、この価格とアッセンブリーパーツ、仕上がりが、ある意味私の指標になるからです。
性能も素晴らしく、軽さ、しなやかさ、は、東洋人の私たちに合う仕上がりです。
カーボンの特性をよく知り尽くしたエンジニアが、設計し、カーボンの原糸からプリプレグを作り、フレームに成型していく工程まですべてを管理して生産されるこのフレームは、価格以上のパフォーマンスを秘めています。
このモデルの派生モデルとして、TCR ADVANCED 1 KOM 255,000円があります。
コンポーネントがULTEGRAになり、リヤーカセットが11-34T で変速機もGS仕様です。
このままツーリングはもちろんですが、山の多い日本ではオールマイティに乗れるロードバイクとして、ヒルクライム大会で、このモデルは愛されることでしょう。
さらに2019モデルで、TCR ADVANCED 1 SEが追加されました。
なんとパワー、ペダリングモニターが標準装着されたモデルが新発売です。
TCR ADVANCED 1 SE 280,000円です。
なんと+25,000円でクランクにパイオニアのペダリングモニターのようなPOWER PROという自社製メーターが付属するのです。
ANT+対応 スマートフォンアプリでペダリング効率、左右差などを確認できるほか、専用コンピューターで、他社製品で、リンクして使う事ができます。
全てのライダーにパワーセンサーを。との事で、ハイパフォーマンスモデルの多くに、このパワープロを標準装着していました。
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ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、GIANTは他社製品も沢山製造しています。
最近は中国生産の製品も増えてきました。中国生産は箱の違いで判るのですが、これがきちんと出来ていることに驚かされます。FD取り付け位置などおそらく組み立てラインで冶具を用いてセットしているのでしょう。
ESCAPE R3等がそれにあたりますが、再調整がほとんど必要ないほどです。
それでも、チェーンの長さが足りなかったりしますので、一コマ足して調整したり、ワイヤーケーブルとフレームのこすれて傷になってしまう部分にシリコンチューブを入れたりは、ライトサイクルが勝手に加えている工作です。
他社製品と大きく差が出るのが105カーボンフレームのロードバイクです。
TCR ADVANCED 2 2019価格は20万円です。
カタログ巻末のスペック詳細を見ますと、チェーンがKMC X11ELとなっているだけで、すべてコンポーネントは105を採用しています。
フレームはこのクラス最軽量ともいうべきTCR ADVANCED PRO（36万円）と同じフレームを採用しています。
カラーは2色。
先進のチューブレスレディホィールを装着していますので、異物によるパンクはその場で自動的に内包されるシーラントが止めてくれるシステムになっています。
各メーカーの展示会を回るときに、最初に見るのが、この105 フルカーボン ロードバイクで、この価格とアッセンブリーパーツ、仕上がりが、ある意味私の指標になるからです。
性能も素晴らしく、軽さ、しなやかさ、は、東洋人の私たちに合う仕上がりです。
カーボンの特性をよく知り尽くしたエンジニアが、設計し、カーボンの原糸からプリプレグを作り、フレームに成型していく工程まですべてを管理して生産されるこのフレームは、価格以上のパフォーマンスを秘めています。
このモデルの派生モデルとして、TCR ADVANCED 1 KOM 255,000円があります。
コンポーネントがULTEGRAになり、リヤーカセットが11-34T で変速機もGS仕様です。
このままツーリングはもちろんですが、山の多い日本ではオールマイティに乗れるロードバイクとして、ヒルクライム大会で、このモデルは愛されることでしょう。
さらに2019モデルで、TCR ADVANCED 1 SEが追加されました。
なんとパワー、ペダリングモニターが標準装着されたモデルが新発売です。
TCR ADVANCED 1 SE 280,000円です。
なんと+25,000円でクランクにパイオニアのペダリングモニターのようなPOWER PROという自社製メーターが付属するのです。
ANT+対応 スマートフォンアプリでペダリング効率、左右差などを確認できるほか、専用コンピューターで、他社製品で、リンクして使う事ができます。
全てのライダーにパワーセンサーを。との事で、ハイパフォーマンスモデルの多くに、このパワープロを標準装着していました。
2019カタログが届いています。
もちろん無料でお配りしていますので、まずはカタログで詳細をご確認いただければと思います。
ライトサイクルGIANT販売価格は、全て10%offとなります。
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