
しまなみ海道への旅は、サンライズ瀬戸の旅から始まりました。
夜行寝台電車特急で東海道線、山陽本線を岡山まで利用します。
22:00 東京駅出発です。
取得できたのはB寝台シングル 下の部屋でした。
何両か移動しましたが、意外に空き席が数席ありました。
個室に自転車を持ち込むと狭くなりますので、隣の車両のデッキに携帯カギで倒れないように固定。
備え付けの浴衣に着替え、シャワー券をシャワー室のところで購入しておきます。
以前は車掌さんが枚数限定でシャワー券を販売していたのですが、今は自動販売機になりました。
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モーターのつかない先頭車でしたが、モーター車の2両目に近かったこと。
下の階を選んだことが結果うるさくて眠れない事になりました。
自分では寝た記憶がないのですが、案外到着時もすっきりしていて、寝不足を感じませんでしたので、寝ていたようです。
席をとるときはB寝台の上の階の真ん中辺がよろしいかと思います。
保線が悪くて、また貨物列車とのすれ違いが多くて結構揺れます。
それでも、新幹線に比べて割高でも、電車寝台には583系時代から、いつも憧れがあります。
ほかにも2名の方が同じ行先で乗っていました。
岡山乗り換えで、尾道まで約1:30かかります。


尾道駅前です。
現在駅前は工事中です。
さっそく自転車を組み立てました。
紙袋にヘルメットやバックなどを入れてきました。

この日の朝は、とても寒くて10℃前後の気温のようです。
そそくさと駅前のリトルマーメイドで朝食をいただきます。
ここで水をボトルにいただき、紙袋を捨てていただきました。



ONOMICHI U2と言います。
中にはGIANTのショップとレンタサイクルが用意されています。
レストランも朝から営業しています。

豆シバなんですよ、。ちょっと人見知りなんです。と。
素敵な方が柴犬とお散歩されていました。

支度はこんな感じです。
オーストリッチのスマートイージーバックに目いっぱい入れました。
宿での着替え、工具、カメラ、レンズなどが入っています。

尾道を写真散歩。千光寺にもロープウェーで登りました。













これから船で渡る向島がすぐそこに見えます。
紅葉がきれいでしたね。
ロープウェーに同乗して案内をマイクでしてくれるお嬢様が素敵でした。
朝寒いですねというと、日が暮れるともっと寒いんだそうです。
尾道は陽当りもよく、比較的あたたかなところなんだそうですが、今朝は冷え込みました。
ロープウェーの中からの景色がとてもよかったです。
往復500円の空中散歩。おすすめです。



多分銭湯の名残でしょう。









尾道渡船で向島にわたります。
100円の運賃と10円の自転車積載料金です。



あっという間に到着。


駅前ではなく島に向かって一番左の尾道渡船を利用します。

住田製パン所
お勧めは何ですかとお店のおばさんに伺うと、ねじりパンに砂糖をまぶしたものと、あんぱんだね。
迷わずあんパンを購入。


このおばさんの姑さんの写真だそうです。
すごく美人で頭もよかったのだそうです。
尾道の写真館で、この写真は宣伝にも使われたそうです。

そのアンパンをもって少し先の後藤鉱泉所へ。





昭和12年からやっているそうです。
最近では鎌倉からも注文があったそうですが、送料がかかるので心苦しく思っているそうです。
その送料も相手が支払うとのことでした。
作り方はオリジナルのシロップを入れて炭酸水を入れ、機械で一回転するだけでできるのだそうです。
実はラムネ瓶を作ってくれるところがほとんどなくなり、今は回収した瓶を大切に使っているそうです。
口のゴムを外して洗浄。瓶も洗浄。
手間がかかるので、儲けは少ないかもと思いましたが、それでも美味しいラムネを作り続けていてくれて、とてもありがたいです。
かなり煙草を吸われるご様子なので、おせっかいですが自分の父を引き出してお体を大切にいつまでも作り続けてくださいとお願いしておきました。
椅子をお借りしてパンを食べながら、土日はサイクリングの人が大勢通るよ。
道路のわきの青い線見えるでしょ。
これをたどっていけば今治へ行けるのさ。と。
ちょっと違うところから向島に上陸したので、不安になっていた私を一気に走る気にさせてくれました。
すでに11時。
さぁ、尾道に後ろ髪をひかれながら、しまなみ海道の旅に出発です。
つづく