
GIANTのTCRシリーズも歴史の長いモデルです。
ONCEチームやT-Mobileなど、ツールドフランスの最前線で使われてきたモデルを基にします。
当時ランスアームストロングを苦しめたONCEのホセバ・ベロキ。
ヤン・ウルリッヒなど名選手が乗っていたのもTCRでした。
当時、カーボンフレームといってもそのほとんどがカーボンチューブをアルミラグでつないだ構造のものがほとんどで、TCRのカーボンモノコック製法は最新のフレーム製法でした。
そしてスローピングフレームをデザインしたのもGIANTでした。
当時、2005年に私がツールドフランスを観にいったとき、ヤン・ウルリッヒのフレームは、塗装のないGIANTのロゴがステッカーで貼られている軽量モデルでした。

























TCR ADVANCED 2 KOM SE
SEの名称は、お得なモデルに付加されてきたもので、今回も何台かのSEがありました。
今回の展示会で、私の最もオススメモデルがこちらになります。
気になる価格は210,000円
この価格の中に多くのすばらしいポイントが含まれています。
自社製フルカーボンフレーム。軽量でレーシングジオメトリーの妥協のないモノコックフレームで、このフレームだけでも20万円はしそうです。
熟成を重ね、軽く細く。ワールドワイドに展開するGIANTですからそれこそ100kgを超える体重のユーザーも多いので、細さが気になったりしますが、もちろん問題ない強度で作られています。
さらに軽量な日本人ならその軽さを思いっきり楽しむことができます。
搭載されるコンポーネントは全く不満のないシマノ105です。これもリヤーカセットを34Tまで拡大。
対応する後ろ変速機を備えています。フロントは11-34Tのチェーンホィールですので、実に最小ギヤー比は1:1。ネーミングのKOMとはキングオブマウンテンの意味。
これ一台で平地のツーリングから峠を越えるツーリングやヒルクライムイベントなど、何でもこなせるマルチパーパスな走りを購入そのままで楽しめるモデルです。
そしてそのクランクにはパワープロSというパワー出力をアウトプットするデバイスが装着されています。対応するサイクルコンピューターとリンクすれば、サイクルコンピューターにクランク回転数とパワーが表示されるのです。これだけでも5万円程度します。
ホィールはチューブレスレディ。
そして対応タイヤが最初から装着されています。
軽さもこのクラスではトップレベル。
内容が充実したモデルをこの価格で販売できるのが、GIANTのすごいところです。
自社工場生産フレーム。自社開発部品を盛り込んでいるため、出来る価格なのでしょう。
さらにライトサイクルでは10%OFFさせていただいています。
他にも多くのモデルがありますが、お客様それぞれの使い方、体格の特徴などや、今後どのように変化されていくのかまで予想しながら、ご予算も含めた最適なモデルをご紹介させていただいています。
お渡しできるカタログが届いています。
ぜひお手元でご覧になっていただければと思います。