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先日、ブリヂストンのオフィスで新製品を見てきました。
ディスクブレーキモデル。
新作のエアロカーボンディスクロードフレーム。
そしてG社の同様製品を価格で1000円潜り、そしてオールシマノのハイドロリックディスクを装着したクロスバイクが発表されました。
一部製品は写真の撮影、掲載ができないので、ご勘弁ください。

RL8D
フルカーボンディスクロード完成車、フレーム販売。来年1月販売予定です。
写真なしですが、商品説明をさせていただきます。
アンカーらしい落ち着いたデザイン。ディスクブレーキに対応するRFX8で採用していたアイアンクローヘッドチューブを採用。フロントフォークに新たに負荷の増えるディスクブレーキシステムを高剛性のヘッドチューブで支える合理的な設計が目を引きます。
従来のRL8のプロフォーマットを継承し、ディスクブレーキ対応の新設計フレームです。

新設計エアロカーボンディスクロードフレーム。
写真なし。
プロトタイプと、完成車展示でした。
12Kカーボンをまとった素地フレームを展示。
ハンドル周りはセミインテグレーテッドというべきスッキリ具合で、ステム下からハンドルバー下までわずかに出るだけの構造です。
整備性、レース現場優先のシステムで、強度も犠牲にしたフォークコラムや、充分な旋回のできないシステム等、行き過ぎた感のある内装システムより好感が持てます。
もちろんプロフォーマット解析テクノロジーを駆使した設計。全日本総なめ。海外大会でも大活躍を支えている上尾工場のオートクレーブ設備で作られました。
製品化にあたってはUDカーボンでの量産化をするそうです。

今後、新たなデュラエースの発売に合わせて来年フラッグシップモデルとしてデビューされると思いますが、新シリーズのデュラエースはディスクブレーキから発売が始まりキャリパーモデル追加。
メカニカルシフトがなくなりオールDi2となりそうな予想です。この新モデルもワイヤールーティングをディスクブレーキホース、Di2ケーブルに限って取り回すように設計していると思います。

展示のプロトタイプ完成車は6.8kgで、山岳に強い藤田さんがこれならヒルクライムにも使ってみたいと話してくれました。

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ディスクブレーキ採用の新モデル、RL1。
価格は60000円です。
ブリヂストンサイクルの製品らしく、ライト、スタンドが標準装備。特にスタンドはフレームに取り付け台座を溶接した専用設計で、使用頻度の高いスタンドの耐久性を考慮しています。
ディスクブレーキそのものもシマノ製を採用。信頼の高い製品となっています。
カラーデザインは3色展開になります。
発売開始は来春。
予約してきましたが、問題は生産、流通で、シマノのパーツ不足で初回生産分は確保されましたが、そこから先は部品供給次第で未定なんだそうです。
他社がシマノを諦めて他社製を採用しているのに、いくらシマノと太いパイプがあるからと仕様を決めてしまいました。
この取り組みには大賛成です。
もっとすごいのは、3年間の盗難保証が付帯される事です。ブリヂストンすごいです。

リーフレットを持ち帰りましたので、カラーデザインをお決めいただき、ご予約いただければ確保できます。
通勤、通学、生活の自転車だけではもったいない高性能な自転車ですので、ぜひ野山に、サイクリングに使っていただきたいクロスバイクです。

ディスクブレーキ最後発のアンカー。
その裏には充分な製品テストを重ね、自社基準の耐久性、耐候性、精度にこだわったからだと感じました。
細かなワイヤー取り回しなど、整備性、耐久性を考慮した秀作。

コロナの影響少スペース、少ない展示台数を遥かに上回る大きなビジョンが見えた、嬉しくなる展示会でした。