過去にライトサイクルで組み上げたトマジーニです。
イタリアの職人によるハンドメイドフレームは、オリジナルのコンチネンタルカットラグをメッキ仕上げとして、古くからベテランサイクリストの心を揺さぶる光を放ちます。
カンパニョーロがシルバー仕上げコンポーネントの生産を辞めてしまうニュースが先に飛び込みました。
同時にイタリアンフレームでは必須であったレコードのヘッドセットも生産を辞めてしまうとのことです。
ディスクブレーキが増えてきた中にあって、トラディショナルなスタイルを好む方も少なからずいらっしゃいます。
スチールフレームの組み立てには、フレームの切削等の経験を積まなければできない工程がいくつもあり、作業者の腕の見せ所でもあるんです。
手組みホィールもそうです。
こんな自転車が欲しいと思います?
ユーロ高騰、円安でとんでもなく高価になってしまって、あの時買っておいて良かったと、お客様にはよく言われますけど、本当にそうでした。
先に棚卸しを実施したところ、ライトサイクルに貴重なスチールフレームが何本かあることが判明。出てきました。
売れなかったら自分で乗ろうと思っていた逸品ばかり。
トマジーニの写真のカラーデザインと、DE ROSA のヌーボクラシコ。チネリ スーパーコルサクラッシック。
カザーティ。
国産フレームでは、ブリヂストンのプロフレーム課に特別に誂えてもらったネオコット。
ケルビムのR2。
価格も20万円台から。
コンポーネントはカンパニョーロのケンタウルが13万円程度。
車輪、ハンドル、ステム、サドル、シートポスト、タイヤなどで一台できます。
こんな宝石にような自転車はいかがですか。
飾っても素敵な自転車です。