往年の50年代からののフレームビルダーが、チネリを意識しなかったということはなかったはずです。
元々力士で体重もあり力はあり余るほどの自転車好き、力道山がヨーロッパからCINELLIを持ち帰ったのは有名な話。
多くのビルダーが塗装をはがしてまでその強靭な作り方を研究しました。
神話は数知れず。
可鍛鋳鉄製のハンガーシェル。
ロストワックスの美しいイタリアンカットラグ。
吸い込まれるように美しいクローム鍍金。
長い時代に作られてきていて、チューブ材料、微細なブリッジパーツの変更はありますが、現在も作り続けていることは自転車界のひとつの奇跡と言えると思います。
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